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北の国からネタバレ解説|草太(岩城滉一)はアイコ(美保純)と結婚!つらら(松田美由紀)は?

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国内ドラマ・映画

「北の国から」、本当に色々な角度から語れる名作ですよね。
草太兄ちゃんの女性遍歴、確かに深掘りすると人間くさい魅力が詰まっていて、共感するところもあれば、「おいおい、兄ちゃん!」ってツッコミたくなるところもあって、そこがまたたまらないんですよね。
今日は、そんな草太兄ちゃんの恋愛模様をじっくり振り返ってみましょうか。

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北の国からネタバレ解説|草太(岩城滉一)兄ちゃんの最初の恋はつらら(松田美由紀)は?

草太兄ちゃんと言えば、やっぱり最初に出てくるのは吉本つららさんですよね。
彼女は麓郷のJAで働いていて、草太兄ちゃんとは結婚の約束までしていたんです。
純や蛍の目から見ても、まさに「草太兄ちゃんの彼女」という立ち位置で、将来を期待されていた関係だったはずです。

でも、そこへ東京から雪子おばさんが現れることで、草太兄ちゃんの心は大きく揺れてしまいます。
雪子おばさんの都会的な魅力や知性に、草太兄ちゃんはすっかり夢中になってしまうんですね。
つららさんが草太兄ちゃんに想いを寄せていることを知っていながらも、雪子おばさんを優先してしまうんですから、当時の草太兄ちゃんは、もうどうしようもないくらい浮足立っていました。

雪子おばさんにつららさんが「覚悟がないならここにいてほしくない」と本音をぶつけるシーンは、本当に切なかったです。
あの時のつららさんの気持ちを考えると、僕なんかは胸が締め付けられますよ。

北の国からネタバレ解説|草太(岩城滉一)はアイコ(美保純)と結婚!馴れ初めは?

雪子おばさんとの恋が実ることなく、結局つららさんともすれ違ってしまった草太兄ちゃんですが、彼の人生に新たな光をもたらしたのが飯田アイコさんでした。
アイコさんとの出会いは「’87初恋」の時で、彼女が富良野に帰ってきたことがきっかけでした。
彼女も札幌や福岡など、都会で働いていた経験があるんですよね。
だからか、草太兄ちゃんとはすぐに意気投合して、二人は飲みに行くようになるんです。

草太兄ちゃんにとって、アイコさんは都会から来てくれた新しいお嫁さんという存在でした。
「’92巣立ち」で二人が結婚することになるのですが、この結婚式は草太兄ちゃんが自ら演出した、八幡丘でのド派手なものだったんですよ。
彼がずっと苦労してきた分、ようやく手に入れた幸せを盛大に祝いたかったんでしょうね。
医者からは無理かもしれないと言われていた子供も授かって、もう喜びもひとしおだったことが、劇中からもひしひしと伝わってきました。
純粋に彼の幸せを願っていただけに、あの後の展開は本当にやるせない気持ちになりました。

北の国から|つらら(松田美由紀)のその後

草太兄ちゃんに心を痛めつけられたつららさんのその後は、本当に胸が張り裂けそうになります。
草太兄ちゃんが雪子おばさんに夢中になったことが原因で、彼女は麓郷を家出してしまい、一時消息不明になってしまうんです。
その後、札幌で風俗店で働いていたことが明らかになるんですが、その時の源氏名がなんと「雪子」だったというんですから、なんという皮肉でしょうか。

僕が初めてこの事実を知った時は、「うわぁ…」って声が出ましたよ。
きっと彼女の心の中には、複雑な感情が渦巻いていたことでしょう。
ただ、アイコさんの話によると、つららさんはその後、良い人と結婚して子供も産み、幸せに暮らしているという情報もありました。
もしそれが本当なら、本当に良かったと心から思います。
彼女には、どうか幸せな人生を歩んでほしいと願わずにはいられませんね。

北の国から|草太(岩城滉一)のその後

草太兄ちゃんの人生は、本当に壮絶でした。
彼は清吉おじさんの死後、牧場を継ぎ、近代的な経営と大規模農業に傾倒していくんです。
無農薬だ炭焼きだと言う五郎おじさんとは真逆の考え方で、「これからの農業は科学を使ったでっかい金儲けだ」と、借金をしてでも規模を拡大しようとしていました。
彼のこの強引なやり方は、時に純たちの反感を買い、五郎おじさんとも陰で対立する原因になっていきます。

特に、五郎おじさんが目をかけていた寛治さんの農地が疫病で台無しになった際、草太兄ちゃんが農薬を撒き散らし、最終的に寛治さんを追い詰めてしまう展開は、見ていて本当に辛かったです。
彼の人格が、不安と自負心によって変わっていく様子は、当時の僕には衝撃的でした。

そして、草太兄ちゃんの最期は「’98時代」で描かれます。
借金のカタに取った寛治さんのトラクターを運搬する作業を、純が拒否したため、一人で行うことになるんですが、カーブで荷崩れを起こし、そのトラクターの下敷きになって事故死してしまうんです。

純は「俺が手伝っていれば…」と激しく後悔しますが、彼の死は、純や蛍、そして麓郷の人々に深い悲しみと影響を与えました。
フジテレビには、草太兄ちゃんの事故死に関して、視聴者から抗議の電話が殺到したそうですから、彼がいかに愛されていたかが分かります。
口は軽くてお調子者で、女ぐせも悪かったけれど、困っている時には必ず力になってくれる、僕らにとってはやっぱり「草太兄ちゃん」でした。
彼がいなくなってしまって、物語の世界がどれほど変わってしまっただろうかと、今でも時々考えてしまいます。

まとめ

「北の国から」の登場人物たちは、誰もが人間くさくて、完璧じゃないからこそ、僕たちの心に深く残るんですよね。
草太兄ちゃんも、そんな魅力的な登場人物の一人です。
彼の人生を通して、僕らもまた色々なことを感じ、考えさせられます。

最後までお付き合いいただいてありがとうございました。

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