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キングダム861話(最新話)感想|862話のネタバレ考察

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ヤングジャンプ最新号に掲載されたキングダム第861話「弓の終着地」は、まさに弓戦の歴史に刻まれるべき伝説の回となりましたね!

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キングダム|861話(最新話)までの振り返り

まずは前回の第860話までの流れをしっかりとおさらいしておきましょう。

趙軍が誇る中華十弓の第一位、青華雲という凄まじい狙撃手が登場し、秦軍はかつてない窮地に追い込まれていました。

信を直接狙うのではなく飛信隊の要を狙い撃つ青華雲に対し、立ち上がったのが弓矢兄弟である蒼仁と蒼淡でしたね。

前回のラストでは、弟の淡が兄の制止を振り切って、中華の頂点へ一騎打ちを申し出るという衝撃の幕切れで終わっていたんです。

キングダム|861話あらすじネタバレ

第861話「弓の終着地」は、その張り詰めた空気の中、ついに二人の十弓対決が幕を開けるところから物語が動きます。

固唾を呑んで見守る両軍の兵士たちには同時に矢を放ったように見えましたが、兄の仁の目には青華雲がわずかに早く撃ったのが見えていました。

淡の矢は速度で勝っており先に相手のもとへ届きましたが、青華雲はわずかに頭を下げるだけでその矢をあっさりと躱してしまいます。

それに対し青華雲が放った一矢は、淡の身体を深く貫き、彼はその場に膝をついて崩れ落ちてしまいました。

その矢は信じられないことに乱戦の間を抜くほど低い位置から飛んできて、淡の目の前で凄まじい勢いで跳ね上がり、彼が避ける先を正確に狙っていたのです。

青華雲はこの神業を「風結い」と呼び、風や地形を利用して相手の動きを完全に支配する、まさに神弓のレベルに達した者だけが使える技でした。

兄の仁は自分たちの技とは格が違うことを悟り、早くそこから下りて交代するように淡へ必死に叫びますが、淡はこれを頑なに拒否します。

「まだ一本しか見ていない、それじゃオイラが先に立った意味がない」と矢を引き抜きながら立ち上がる淡の姿には、読んでいて胸が熱くなりました。

一方で、李信将軍のもとにも凄腕の弓使いと弓矢兄弟が戦っているとの報告が入り、信はそれが一騎打ちであることを確認して周囲の介入を制止します。

戦場は満身創痍の淡がそれでも弓を引き続けるという、異様な緊張感と静寂に包まれていきました。

淡は自分が拾い子だったこと、そして血の繋がらない自分を本当の弟として育ててくれた仁や父・蒼源への深い感謝を口にします。

ここで父・蒼源の過去の回想が挿入され、弓使いにとって的のない場所へ撃つという極致のさらに「奥」があることが示唆されました。

淡は最後の一射にすべてを懸けて矢を番えますが、その時の彼の姿には青華雲さえも得体の知れない違和感と恐怖を感じていましたね。

結果として、淡の放った矢はついに青華雲の顔面を裂き、中華十弓の頂点に一矢報いることに成功しました。

しかし同時に淡自身も青華雲の矢に胸を射抜かれてしまい、相打ちに近い形でその場に倒れ込んでしまったのです。

キングダム|861話ネタバレ感想

読み終えた後はしばらく言葉が出ないほどで、蒼淡の凄まじい覚悟にただただ鳥肌が止まりませんでした。

淡が「兄ちゃんの無念をみる方が怖い」と言ってボロボロの体で立ち上がるシーンは、彼らの積み重ねてきた兄弟の絆を感じて涙が出そうになりましたよ。

また、青華雲の「風結い」の描写は、単なる弓矢の打ち合いを超えた心理戦や技術戦としての面白さが詰まっていて、まさにキングダムらしい熱量を感じましたね。

中華の頂点に君臨する男を相手に、まだ若い淡が独自の進化を見せて顔を裂いた瞬間は、これまでの修行が結実した最高に熱い名シーンだったと思います。

キングダム|862話のネタバレ考察

さて、ここからは気になる次回第862話の展開を、私なりにじっくりと予想していきたいと思います!

まず最大の関心事である蒼淡の生死ですが、私は彼がここで命を落とすことはないと信じています。

過去に楊端和が胸を射抜かれても生き延びた例がありますし、砂鬼一家がいれば一命を取り留める展開も十分に考えられますからね。

ただし、淡が戦線離脱するのは確実でしょうから、次はいよいよ兄である蒼仁が怒りと共に次のステージへ覚醒して青華雲に挑むことになるはずです。

仁は弟が命懸けで受け続けた青華雲の矢を誰よりも近くで観察していましたし、そこから得た経験が彼独自の弓術を完成させる鍵になるでしょう。

そして、報告を受けて現場へ急行している信がどのように介入するのかも、大きな注目ポイントの一つですよね。

信が現場に現れることで飛信隊全体の士気が爆発し、兄弟を救い出しながら趙軍の完璧な防衛網を力ずくで突破する熱い展開が見られるかもしれません。

もし青華雲をここで退けることができれば、李牧の戦略が大きく揺らぎ、秦軍が一気に進撃を開始する決定的な転換点になるのは間違いありません。

まとめ

今回の第861話は、弓使いとしての矜持と兄弟の絆が極限まで描かれた、まさに歴史に残る名勝負の回でした。

蒼淡が身を挺して切り開いたこのチャンスを、兄の仁や信がどのように活かしていくのか、もう次回が待ち遠しくて仕方ありません!

皆さんも、この弓戦がどのような結末を迎え、戦局がどう動いていくのかをぜひその目で見届けてくださいね。

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