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風、薫る(朝ドラ)12話ネタバレ感想・あらすじ

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はるを 朝ドラ

文明開化の足音が一段と高く響き始めた明治の東京を舞台に、二人の女性がそれぞれの運命を切り拓こうとする朝ドラ「風、薫る」から目が離せませんね。

不器用ながらも一歩ずつ前に進もうとするりんと、自らの手で扉をこじ開けようとする直美の対照的な姿が、私たちの日常にもさわやかな風を送り込んでくれているようです。

物語がいよいよ本格的な転換期を迎えた第12話について、ドラマ狂の視点からたっぷりと深掘りしていきたいと思います。

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風、薫る(朝ドラ)12話までの振り返り

■運命が動き出した前回・第11話のダイジェスト

前回、第11話では、東京での新生活を始めたばかりのりんに、いくつもの大きな変化が訪れました。

日本橋の商店「瑞穂屋」で働き始めたりんは、そこで不思議な雰囲気を纏った青年、島田健次郎、通称「シマケン」と運命的な出会いを果たしたのが印象的でしたね。

慣れない接客に苦戦するりんを、シマケンがさりげなく助けてくれるシーンには、これからの二人の関係を予感させるような温かい空気感が漂っていました。

一方で、栃木に残っていた母の美津と妹の安が東京にやってきて、ようやく家族4人での暮らしが始まったのも、彼女にとって大きな心の支えになったはずです。

直美の方も、単なるマッチ工場の労働者で終わるつもりはなく、宣教師のメアリーに英語を学びながら、次なるステップへと虎視眈々と牙を研いでいたのが彼女らしい展開でした。

風、薫る(朝ドラ)12話ネタバレあらすじ

■第12話ストーリー:それぞれの「自立」と「言葉」の重み

第12話は、瑞穂屋での仕事に奮闘するりんの姿から幕を開けました。

店を訪れる外国人客の対応に困っていたりんを再び助けてくれたのは、常連客のシマケンでした。

彼は「生きるために役に立たない言葉が好きだ」とうそぶきながら、りんにとっての「役割」について問いかけます。

その会話の中でシマケンは、関西で流行り始めているという「お母さん」という言葉を紹介し、娘を持つりんのアイデンティティを優しく肯定してくれました。

この言葉に勇気をもらったりんは、卯三郎から借りた分厚い辞書を手に、ついに英語の勉強を始めることを決意します。

その頃、直美は恩人であるメアリーが日本を離れることを知り、自分の人生をどう切り拓くか、重大な決断を下していました。

彼女はメアリーから譲り受けた美しいドレスに身を包み、身分を偽ってでも上流階級の社交場である鹿鳴館へ潜り込むという大胆な作戦を実行に移します。

鹿鳴館の前で馬車を待ち構え、わざと立ちくらみを装って大山捨松に接触を図る直美の執念には、鬼気迫るものがありました。

「This is my life(これが私の人生だ)」という言葉と共に、マッチ工場の仕事を辞めて給仕として鹿鳴館で働くことを決めた直美は、メアリーと涙ながらの別れを告げたのです。

風、薫る(朝ドラ)12話ネタバレ感想

■12話の感想:静かなる努力と、激しい野心のコントラスト

今回の放送を見ていて、主人公二人の「強さ」の種類の違いがより鮮明になったと感じ、胸が熱くなりました。

りんは、周囲の助けを借りながらも、辞書をボロボロにするまで勉強しようとする、誠実で地道な「静の努力」の象徴です。

見上愛さんの、シマケンから「お母さん」と呼ばれた際に見せた、どこか救われたような柔らかい表情が本当に素晴らしく、見ているこちらまで癒されました。

対して上坂樹里さん演じる直美の、泥水をすすってでも這い上がろうとする「動の野心」は、見ていてハラハラするものの、その圧倒的な生命力に引き込まれてしまいます。

特にメアリーに対して「どんな手を使ってでも生きてやろうと思って」と言い放つシーンは、彼女が背負ってきた孤独の深さを物語っていて、応援せずにはいられませんでした。

シマケンというキャラクターも、一見すると掴みどころのない高等遊民のようですが、彼の言葉がりんの指針になっていく過程が丁寧に描かれていて、今後の展開への期待が高まります。

「言葉も時代とともに変化する」というテーマが、単なる知識ではなく、登場人物たちの生き方に直結している演出には、脚本の吉澤智子さんの深い洞察を感じますね。

風、薫る(朝ドラ)12話からどうなる?

■次回13話の展開予想:鹿鳴館の嵐と、新たな出会いの予感

次回の第13話では、いよいよ舞台の一部が華やかな鹿鳴館へと移り、物語は新たな局面を迎えそうです。

身分を偽って給仕となった直美の前に、藤原季節さん演じる海軍中尉の小日向栄介が登場するという予告があり、これは大きな波乱の予感がしますね。

アメリカ帰りのエリートである小日向との出会いが、野心に燃える直美の心にどのような化学反応を起こすのか、もしかすると彼女の「結婚相手探し」の鍵を握る人物になるのかもしれません。

また、直美は鹿鳴館で働きながら、大山捨松が抱く看護や教育への熱い思い、そしてこの場所に対する本当の願いを知ることになるようです。

一方のりんは、瑞穂屋での慣れない仕事に奮闘し続け、ついに主人である卯三郎から「初給金」を受け取ることになるという微笑ましいシーンが期待できそうです。

自分の力で初めて稼いだお金を手にしたとき、彼女が亡き父への思いや娘の環への愛をどう語るのか、ハンカチを用意して見守りたいと思います。

徐々に近づきつつある看護学校への道に向けて、二人がどのような経験を積み重ねていくのか、その布石が随所に散りばめられた回になりそうですね。

まとめ

第12話は、りんと直美、それぞれのヒロインが自分の意志で「新しい世界」へと足を踏み出す、非常に密度の濃いエピソードでした。

英語の辞書を握りしめるりんと、ドレスを纏って鹿鳴館の扉を叩く直美、二人の進む道は今はまだ分かれていますが、その情熱の根底には「自らの力で生きたい」という共通の願いが流れています。

Mrs. GREEN APPLEの歌う主題歌「風と町」の歌詞のように、向かい風をも追い風に変えていく彼女たちの冒険は、これからますます加速していくことでしょう。

実在のモデルである大関和さんと鈴木雅さんの歩んだ歴史を知れば知るほど、このドラマが描こうとしている「命の守り手」たちの物語に、さらなる深みを感じずにはいられません。

明日もまた、テレビの前で彼女たちの生き様をしっかりと目に焼き付け、明日への活力にしていきましょう。

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