2026年の春、関西大学や立命館大学の合格に手が届かなかった一方で、関西学院大学に合格したという今の状況、本当にお疲れ様でした。
第一志望へのこだわりが強かった分、今は「滑り止めのつもりだった関学に行くべきか」という複雑な感情が渦巻いているはずです。
でも、この結果はあなたがこれまで必死に積み上げてきた努力が形になった素晴らしい成果であることは間違いありません。
まずはその事実を自分自身で認めてあげてくださいね。
関西学院大学は関西大学や立命館大学の滑り止めになる?
2026年現在の入試情勢を見ると、実は「関学が関大や立命の滑り止めになるか」という問いには、イエスともノーとも言える非常にシビアな現実があります。
かつては「同志社と関学がトップ2」という時代が長く続きましたが、近年は立命館が大阪いばらきキャンパス(OIC)の拡充などで人気を博し、関西大学も難化傾向にあります。
予備校の最新データでは、大学全体の平均的な序列が「同志社>立命館≧関西大学>関西学院」と評価されることも増えており、関学を「滑り止め」と呼ぶには不十分なほど難易度が拮抗しているのが実情です。
特に、関西大学が合格最低点の高さや問題のオーソドックスさから安定した人気を保っているのに対し、関学は「推薦入学者が多い」というイメージの定着や、兵庫の郊外という立地が影響して、一般入試での偏差値が一部で低下した時期もありました。
しかし、これを「関学の方が下だ」と一概に決めつけるのは大きな間違いです。
関学の国際学部などは依然として偏差値70に迫る関関同立トップクラスの難易度を誇りますし、共通テスト得点率で見れば、関学が他校を上回るケースも多々あります。
結局のところ、問題との相性や入試方式によって「関大には落ちたけれど、関学には受かった」という逆転現象は2026年の入試でも頻繁に起きています。
あなたが関学に合格したということは、決して「格下の大学に引っかかった」わけではなく、難関私大の一角に実力で食い込んだということなのです。
一浪(浪人)する?関西大学と立命館大学に落ちた・関西学院大学(滑り止め)合格した場合
■思い切って一浪して再挑戦するべき?
「どうしても立命館や関西大学、あるいはその上の同志社や国公立に行きたい」という強い未練があるなら、浪人という選択肢もゼロではありません。
浪人すれば1年間をすべて勉強に捧げることができ、現役時代よりも偏差値を5から10程度伸ばして、神戸大学や大阪公立大学などの上位校へ逆転合格するチャンスも広がります。
しかし、2026年の入試競争は非常に激しく、1年頑張ったからといって必ずしも第一志望に受かる保証はありませんし、予備校代などで100万円から150万円以上のコストがかかることも覚悟しなければなりません。
精神的なプレッシャーも相当なもので、周囲が大学生活を謳歌する中で孤独に机に向かうのは、想像以上にしんどいものです。
個人的な感想を言わせてもらえば、関学という素晴らしい環境を手に入れている今のあなたにとって、浪人はかなりリスクの高い賭けに見えます。
もし「浪人しても関学以上の大学に確実に受かる自信がある」と言い切れないのであれば、今の合格を大切にする方が未来に繋がりやすいかもしれません。
現役で関西学院大学(滑り止め)?
■関西学院大学に現役で入学する選択
正直なところ、僕があなたの立場なら、迷わず関西学院大学への現役入学を選びます。
関学の西宮上ケ原キャンパスの美しさは「日本一」と称されることもあり、あの時計台を背にした学生生活は、後から振り返ったときに一生の宝物になるはずです。
さらに、就職面での強さは圧倒的で、特に関西の大手企業、金融機関や商社といった業界では、関学のブランド力は今でも同志社に次ぐ強い信頼を勝ち得ています。
2025年の有名企業400社実就職率ランキングでも、関学は立命館や関西大学を抑えて高い実績を叩き出しており、社会に出れば「関関同立」の括りの中で不利になることはまずありません。
40代以上の採用担当者や上司の世代にとって、関学は非常にスマートでエリートなイメージが強く、この「ブランドの貯金」は就活で大きな武器になります。
「本命じゃなかった」という悔しさも、入学して新しい友人ができ、充実した講義やサークル活動に触れるうちに、1ヶ月もすれば消えていく人がほとんどです。
関学は「Mastery for Service(奉仕のための練達)」をスクールモットーに掲げており、ここで学ぶことで、単なる学歴以上の「人間的な深み」を身につけることができるでしょう。
関学・立命館で仮面浪人をして国公立を目指すのは?
大学に通いながら別の大学を目指す「仮面浪人」は、一見するとセーフティネットがある理想的な選択に思えますが、現実はかなり過酷です。
大学の授業を受けながら、毎日7時間から10時間の受験勉強を継続するのは並大抵の精神力ではできませんし、結局どちらも中途半端になってしまうリスクが非常に高いのです。
成功率は一般的に30%から50%程度と言われており、関学の充実した施設や図書館を「受験勉強のためだけ」に使うのは、少しもったいない気もします。
ただ、関学には「仮面浪人会」のようなコミュニティも存在しており、同じ志を持つ仲間を見つけやすいという側面もあります。
どうしても国公立や同志社への思いが断ち切れないなら、まずは前期の単位をしっかり取りつつ、夏休みまでの自分のモチベーションを試してみるというのも一つの手かもしれません。
でも、関学での出会いや学びが想像以上に魅力的で、いつの間にか受験勉強を忘れて大学生活に夢中になっていた、というのもよくある「幸せな結末」ですよ。
一般的な関関同立の滑り止め大学とは
もし、あなたが今回の受験で関学も不合格だった場合、どのような大学が滑り止めの候補になっていたかを整理しておきましょう。
関関同立(偏差値55?65)を目指す受験生にとって、最も一般的な安全圏は「産近甲龍(京都産業、近畿、甲南、龍谷)」のグループです。
特に近畿大学は、近大マグロなどの話題性だけでなく、志願者数が日本トップクラスで、2026年現在では「関関同立」に迫る勢いを見せています。
また、甲南大学は関学と受験層が重なりやすく、龍谷大学や京都産業大学も、関関同立の併願校として非常に高い人気を誇ります。
さらにその下の層としては「摂神追桃(摂南、神戸学院、追手門学院、桃山学院)」が挙げられますが、ここを滑り止めにする場合は、問題の相性を慎重に見極める必要があります。
これらの大学と比較すれば、関西学院大学に合格しているというあなたの現状は、関西の私立大学受験において最高レベルの成果を得ていると言えるのです。
産近甲龍に落ちて立命館に受かるような「逆転合格」も珍しくない世界で、あなたはしっかりと実力を証明したことになります。
まとめ
関西大学や立命館大学に落ちたショックは、今はまだ癒えないかもしれません。
しかし、2026年の厳しい入試を勝ち抜き、関西学院大学という名門の門を叩く権利を得た自分を、どうか誇りに思ってください。
学歴としての序列を気にする声もネットには溢れていますが、社会に出れば関大も立命も関学も、同じ「関関同立」として高い評価を受けることに変わりはありません。
大切なのは「どの大学に入ったか」ではなく、「入った大学で何を成し遂げるか」という一点に尽きます。
美しい西宮のキャンパスで、あなたが素晴らしい4年間を過ごし、今の悔しさを笑って話せる日が来ることを心から願っています。
決断に迷ったら、自分が10年後にどんな顔をして働いていたいかを想像してみてください。
その道の先に、きっと答えがあるはずです。

