待ってました、ついに私たちの最高のバイブルであるハンターハンターの最新話が掲載されましたね。
毎週月曜日の朝に心臓がバクバクするようなあのお祭り期間がまたやってきて、本当に生きている実感が湧いてきます。
今回の第417話『有事』は、これまでの複雑な情報戦が一気に吹き飛ぶほどの、すさまじい超展開が待っていました。
難解すぎる王位継承戦のパズルが、ベンジャミン王子の圧倒的な武力と大義名分によってガシャガシャと壊され、再構築されていく興奮をあなたと分かち合いたくてこの記事を書いています。
じっくりと腰を据えて、この熱い物語の深淵を一緒にのぞき込んでいきましょう。
ハンターハンター|417話(最新話)までの振り返り
■王位継承戦が全面戦争へ!これまでの複雑な戦況と前回までの振り返り
まずは頭がウニになりそうなほど難解な、これまでの船内の状況を整理しておきましょう。
ブラックホエール1号の中では、14人の王子たちによる血で血を洗う王位継承戦が繰り広げられています。
ハルケンブルグ王子は自身の崇高な魂を守るため、第一王子の優秀な右腕であるバルサミルコ兵隊長の肉体を自らの能力で奪い取るという離れ業をやってのけました。
しかしそれによってバルサミルコとしての意識を保ったままハルケンの肉体が死に、バルサミルコ本人の意識が自らの体を取り戻すタイミングをうかがっているという膠着状態が続いていたのです。
一方の第4王子ツェリードニヒは、一瞬で未来を予知し、他人の五感を欺くという凶悪極まりない念能力を驚異的なスピードで習得しつつありました。
これに対して第一王子ベンジャミンは、第二王子カミーラの部屋に突入し、正当防衛を主張しながら無抵抗のメイド二人を大型銃で瞬時に射殺するという冷酷な行動に出ました。
さらにベンジャミンは特殊戒厳令を発令し、船内を「国家による支配」の恐怖へと陥れたのが前回のラストでした。
情報戦や心理戦が中心だった継承戦が、国家権力と異能力が衝突する全面戦争へと変化した瞬間だったと言えます。
ハンターハンター|417話あらすじ
■第417話『有事』のあらすじ!ツェリードニヒ処刑の衝撃と謎の細菌兵器
最新話の冒頭は、まさに心臓が飛び出るほどの衝撃的なシーンから幕を開けました。
特殊戒厳令の混乱の中、ベンジャミン王子がなんとあのツェリードニヒ王子の部屋に踏み込み、散弾銃で撃ち抜いたのです。
ベンジャミンは無慈悲にもツェリードニヒの腹を踏みつけ、さらに頭部を靴でぐしゃりと踏み潰して処刑してしまいました。
「絶は危険だ、守護霊獣まで消えるからな」と嘲笑うベンジャミンの姿に、その場にいたサルコフは「幻覚か」と激しく混乱します。
ベンジャミンは司法関連施設を本部として乗っ取り、次々と指示を飛ばして第三王子チョウライや第七王子ルズールスの追討を命じました。
その最中、眠りから覚めたバルサミルコが100パーセント本人であることを確認したベンジャミンは、第5王子ツベッパと第6王子タイソンを呼び出します。
カミーラ側が科学兵器TSK-17を盗んでテロを企てたという嘘の経緯を説明し、クラピカの仮説である「王子全員が生き残る可能性」について協議を持ちかけるのです。
しかし、ベンジャミンの靴の仕込みから音もなく細菌兵器TSK-17が部屋中に噴霧され、ツベッパやタイソン、さらにはその護衛たちまでもが本人たちの気づかないうちに感染してしまいました。
この兵器は既に感染しているカミーラも含め、残された生存時間がごくわずかしかない死の罠だったのです。
ハンターハンター|417話ネタバレ考察
■ベンジャミンの守護霊獣『流浪の民(ボヘミアンラプソディー)』の真の狙いをストーリー考察
ここでついに明かされたのが、第一王子ベンジャミンの守護霊獣の驚くべき能力です。
その名は「流浪の民(ボヘミアンラプソディー)」という、これまた冨樫先生らしいシブいネーミングセンスが光るものでした。
この守護霊獣は、宿主であるベンジャミンが死亡した際に、彼の念や意思、自我と融合し、血族の誰か一人に憑依して新たな守護霊獣になる死後発揮タイプだったのです。
ベンジャミンの真の目的は、自分が生き残るサバイバルなどではなく、カキン帝国の絶対的な繁栄でした。
彼はわざと緊急事態法を適用できる状況を創り出し、自分も含めた全王子を細菌兵器と呪いで全滅不可避の状況に追い込んでいたのです。
王位継承者が一人もいなくなった場合、現国王が新たな継承者を公示できるという法律を利用し、ベンジャミンは自分の息子を新たな王に据えようとしています。
そして自分自身は守護霊獣として融合し、カキンの国を永遠に影から護る神のような存在になろうとしているのです。
バルサミルコが意識を取り戻したことで、ハルケンブルグの魂はさらに別の肉体へと移った可能性が高まり、盤面は混沌を極めています。
ハンターハンター|417話ネタバレ感想
■散弾銃で踏み潰されるツェリに爆笑!?一ファンとしての第417話の正直な感想
ここからは完全に私個人の趣味全開の感想になりますが、いやあ、最高に悪趣味で最高に面白い回でしたね。
あの底知れない不気味さで読者を恐怖させていたツェリードニヒが、まさか散弾銃でぶち抜かれて無惨な音を立てて踏み潰されるなんて、一時的とはいえ溜飲が下がりまくりました。
もちろんこれがツェリードニヒの「刹那の10秒」で見せている幻覚だろうなと誰もがメタ的に分かっているのですが、それでもあの圧倒的なベンジャミンの般若のような顔は最高でした。
ベンジャミンは冷酷で独裁的な男だと思っていましたが、部下への神対応を見て一気にファンになってしまいました。
カミーラ側のデバフを食らって落ち込む部下に、「こっちは敵に告死デバフ3つもかけられてるんだ、気にするな」と冗談を飛ばして士気を高める姿は、理想の上司そのものです。
カキンの永遠の繁栄という狂気的な大義を持ちながらも、そこに向かう男としての覚悟が美しすぎて、彼に死亡フラグがビンビンに立っているのが悲しくて仕方がありません。
タイソン王子の無邪気な「うふふブラックジョーク」や、ツベッパ王子の真摯な態度も、この地獄のような船内で一瞬の癒やしを感じさせてくれて大好きです。
ハンターハンター|418話のネタバレ考察
■次回第418話の展開予想!ツェリードニヒ生存説とツベッパの逆襲ワクチン
さて、ここから気になるのは、次回の第418話で物語がどう転がっていくのかという未来予想図ですよね。
間違いなくツェリードニヒは生きており、ベンジャミンが見ている光景は彼の精神を欺く壮大な幻影である可能性が極めて高いです。
ツェリードニヒはベンジャミンに手の内を一切明かさないまま、時間を稼いで念能力を極めようとするはずです。
そして、ベンジャミンの靴からばら撒かれた致命的な細菌兵器TSK-17ですが、これに対抗できる唯一の鍵は第5王子ツベッパです。
ツベッパの守護霊獣は体内で様々な薬品を生成できる能力を持っているため、彼女がこの未曾有の危機の中で「解毒ワクチン」を自ら製造する流れになるのではないでしょうか。
ハルケンブルグの魂はバルサミルコから別の護衛、もしかしたらベンジャミン自身の側近兵に乗り移っており、中から第一王子陣営を崩壊させる引き金を引くかもしれません。
かつてクラピカが言っていた、全員で手を取り合って生き残る道が、この細菌兵器という最悪の脅威によって皮肉にも現実味を帯びてくるはずです。
まとめ
■王たちの覚悟が激突するブラックホエール号の未来とまとめ
ハンターハンターの王位継承戦編は、文字量も多くて難解ですが、一度噛み砕くとこれほど美味しいご馳走はありません。
ベンジャミン王子が見せた、一族と国家のために自分を犠牲にする「王の器」の凄まじさは、読者全員の胸を熱く焦がしたはずです。
誰が裏切り者で、誰が愛する者を守るために散っていくのか、冨樫先生が描く壮大な人間讃歌はこれからさらに加速していきます。
私たちはただ、この奇跡のような連載を毎週噛み締めながら、次の展開に備えて「凝」を凝らして待ち続けるのみですね。
あなたの気になっている謎や面白い考察があれば、ぜひコメント欄で教えてください、一緒に語り明かしましょう。
