熱血! スノー・ボーイズ(netflix映画)解説|あらすじ・キャストは?面白い?

海外ドラマ・映画

こんにちは、はるをです!

この記事ではnetflixで4月10日に配信開始されたばかりの新作映画「熱血! スノー・ボーイズ(英語版タイトル:Frozen Hot Boys)」について解説しています。

「熱血! スノー・ボーイズ」は非行少年たちが雪像彫刻で日本を目指す、熱血と感動の青春ヒューマンドラマ

雪を見たことのない少年たちが、日本で雪像彫刻に挑戦する奇跡の物語です。

はるを
はるを

型破りな教官と非行少年たちが、雪像彫刻で日本を目指す、笑いと涙の感動作!

熱血! スノー・ボーイズ | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
青少年更生施設の教官が、自分が面倒をみている非行少年たちを説き伏せて、日本で開催される雪像彫刻のコンテストに参加することに。実は彼女には、日本で父親と再会したいという思いがあった。

熱血! スノー・ボーイズ(netflix映画)解説|あらすじ

舞台はタイの青少年更生施設。そこに新しい教官としてやってきたチョム先生。

彼女は、自分が担当している非行少年たちをなんと日本の札幌で開催される雪像彫刻コンテストに連れて行こうとします。

実はチョム先生には、離婚して日本で再婚した父親にもう一度会いたいという強い願いがあったんです。コンテストへの参加を口実に、父親に会えると考えたわけですね。

更生施設の院長の娘であるチョム先生は、本当はここで働くことに全く興味がなく、一日でも早くどこかへ行きたいと思っていた。

そんな時、日本に住む父親から「いつでも日本においで」というメールが届きます。これを機に、チョム先生は雪像彫刻コンテストへの参加を思いつくのです。

しかし、非行少年たちを説得し、コンテストに参加させるのは簡単なことではありません。

しかも、タイは雪が降らない国。雪像彫刻なんて、彼らにとっては未知の世界です。

案の定、最初は少年たちも乗り気ではありませんでしたが、チョム先生は持ち前の熱意で彼らを巻き込んでいきます。

特に重要なのが、ジャブという少年。

彼は以前の少年院で火事を起こしたという噂もある、手のつけられない問題児として知られています。

しかし、チョム先生は、誰も信じてくれない子どもたちの中に、ジャブが持つ驚くべき彫刻の才能を見出すのです。

実はジャブの実家はキャンドルの彫刻をしていて、彼も手伝っていたため、その技術が自然と身についていたんですね。

チョム先生は、幼い頃に父親が彫ってくれた鳥の彫刻を大切にしていたこともあり、ジャブの才能に特別な繋がりを感じたのかもしれません.

チョム先生は、少年院のボスにコンテスト参加のプレゼンテーションを行い、見事許可を取り付けます。

ジャブもその場で素晴らしい氷の彫刻を披露し、周りの人々を驚かせます。

最初は乗り気でなかったジャブも、チョム先生の父親に会いたいという強い思いや、自分自身を更生させたいという気持ちに動かされたのでしょう.

しかし、道のりは決して平坦ではありません。

少年院には「イーグルファングギャング」という不良グループがいて、真面目に取り組もうとするジャブたちを面白く思わず、邪魔をしようとします。

そんな中、このギャングのメンバーである絵が得意なジョーという少年が、チョム先生にデザイン担当としてスカウトされます。

最初は断るものの、最終的にはチームに加わることになり、彼らの雪像制作に大きく貢献します.

様々な困難を乗り越え、タイ代表の座を勝ち取った少年たちは、ついに雪の国・日本へと出発します。

はるを
はるを

空港で初めて雪を見た彼らの驚きと喜ぶシーンは微笑ましいですよね。

しかし、日本へ行く前には、それぞれの家庭の事情で苦労する場面も。

特にジャブは、父親に誤って怪我をさせてしまい、事件として報道されてしまいます。それでも彼は、仲間たちの励ましを受け、日本へ向かうことを決意します.

札幌に着いたチョム先生は、まず父親に会いに行きます。

久しぶりの再会に喜び合う二人でしたが、父親には新しい家族ができており、チョム先生が期待していたような温かい交流はできませんでした。

父親は、娘を歓迎するよりも、自分の新しい生活を見せつけるような態度を取り、チョム先生は深く傷つきます。

しかし、この経験を通して、チョム先生は父親への執着から解放され、自分にとって本当に大切なものに気づくのです。それは、いつも彼女を支えてくれていた母親の愛情でした。

一方、雪像彫刻コンテストでは、少年たちは初めての雪に戸惑いながらも、力を合わせて作品を制作します。

残念ながら優勝は逃しましたが、彼らの制作した不死鳥の雪像は人々の心を打ち、見事「 honorable mention(特別賞)」を受賞します。

はるを
はるを

これは、彼らが困難を乗り越え、チームとして成長した証と言えるでしょう。

コンテスト後、タイに帰国したジャブは、父親への傷害事件のため逮捕されてしまいます。

しかし、刑期を終えて出所した時には、チョム先生をはじめとする仲間たちが温かく迎え入れます。

映画のラストシーンは、2年後の再会が描かれ、少年たちがそれぞれの道を歩みながらも、固い絆で結ばれていることを示唆して終わります.

熱血! スノー・ボーイズ(netflix映画)|キャスト

次に、この物語を彩るキャストと登場人物について詳しく見ていきましょう。

まず、主人公とも言えるのが、更生施設の教官チョム先生です。

演じるのは、詳細な情報は見当たりませんでしたが、彼女は自分の父親との再会を強く願う、少し強引なところもあるけれど、生徒たちの可能性を信じる熱心な女性です。

日本で父親と雪だるまを作るシーンでは、少女のような一面も見せ、観る者の心を掴みます。父親との関係を通して、彼女自身も成長していく姿が描かれています.

そして、もう一人の重要な人物が、問題児と言われながらも雪像彫刻の才能を開花させる少年ジャブです。

演じるのはナタポン・テミーラックさん。彼は母親を亡くし、父親との関係に苦しみ、問題行為 を繰り返してしまいます。

しかし、チョム先生との出会いや雪像彫刻を通して、自分の才能に気づき、更生への道を歩み始めます。彼の繊細な彫刻技術と、内面の葛藤を演じるナタポンさんの演技に注目したいですね。

ジャブと共に雪像制作に取り組む少年たちも個性豊かです。

ジョー

イーグルファングギャングのメンバーでしたが、絵の才能を買われ、チームのデザイナーとして活躍します。

演じるのは不明ですが、彼のデザインが雪像にどのような影響を与えるのか楽しみです。最初は反発していた彼が、仲間との絆を深めていく様子も感動的でしょう.

■他の少年たち(トゥームタムウィンなど)

それぞれ過去に過ちを犯してここにいますが、雪像制作を通して友情を育み、成長していきます。

トゥームタムは母親に認めてもらいたくて、ウィンは母親を守ろうとして罪を犯してしまったという背景が語られています。

演じるのは、

ナッタワット・タナタヴィエプラサートさん

チャートチャイ・チンナスリさん

サダノン・ドゥロンカバロージャナさん

ピヤポン・ダムムニーさん

プンナーノン・トリーワンナクンさん

スパコン・ギッスワーンさん

など、多くの若手俳優さんたちが参加しているようです。

はるを
はるを

彼らがどのようにそれぞれのキャラクターを演じているのか、注目です

太っちょで力持ちの少年や、フルーツの彫刻が得意な少年など、それぞれの個性を活かしてチームに貢献する姿は、観る人に勇気を与えるでしょう.

そして、チョム先生の父親。

演じるのは不明ですが、彼は日本で新しい家庭を築いており、チョム先生との再会は、彼女が期待していたものとは少し違った展開になります。

彼の行動は少し身勝手にも見えますが、それがチョム先生の成長を促すきっかけとなる重要な存在です.

最後に、チョム先生の母親。

映画の中ではあまり多くは描かれていませんが、チョム先生との関係は少し複雑なようです。

しかし、ラストでは母親の温かい言葉がチョム先生の心に深く響き、彼女にとって何よりも意味のあるものとなります.

熱血! スノー・ボーイズ(netflix映画)|面白い?見どころは?

さあ、最後にこの映画の見どころをたっぷりとお伝えしますね!

まず何と言っても、雪が降らないタイの少年たちが、雪像彫刻という異文化に触れ、奮闘する姿でしょう。

言葉も文化も違う日本で、彼らがどのようにコミュニケーションを取り、雪像を作り上げていくのか、その過程はきっと感動的だと思います。

初めて雪を見た時の彼らの表情は、私たちにも新鮮な感動を与えてくれるはずです。

そして、問題児と呼ばれた少年たちが、一つの目標に向かって協力し、成長していく姿は、この映画の大きな魅力です。

最初は衝突ばかりしていた彼らが、雪像制作を通して友情を深め、お互いを理解し合っていく様子は、観る者の心を温かくしてくれるでしょう。

特に、それぞれが抱える過去の傷や葛藤を乗り越え、前向きに生きようとする姿には、胸を打たれます.

また、チョム先生と少年たちの間に生まれる絆も見逃せません。

最初は自分の目的のために少年たちを利用しようとしていたチョム先生が、彼らと触れ合う中で、本当に彼らのことを大切に思うようになっていく心の変化は、この映画の重要なテーマの一つです。

彼女が少年たちを信じ、支える姿は、私たちに「信じることの大切さ」を教えてくれます.

さらに、雪像彫刻の美しさも見どころの一つです。

タイでは見ることのできない雪と氷で作り上げられる芸術作品は、その繊細さとダイナミックさで観る者を魅了するでしょう。

ジャブをはじめとする少年たちの才能が、どのように開花していくのか、完成した雪像がどのようなものになるのか、想像するだけでワクワクしますね.

個人的には、異文化交流の面白さも楽しみにしています。

タイと日本の文化の違いや、言葉の壁をどのように乗り越えていくのか、クスッと笑えるような場面もあります。

そして、ラストに描かれる少年たちの再会は、彼らが困難を乗り越え、それぞれの道を歩み始めた後も、固い絆で繋がっていることを示唆しています。

この映画は、単なる青春ドラマではなく、人間関係の温かさ、夢に向かって努力することの大切さ、そして、過ちを犯したとしてもやり直せるという希望を与えてくれる作品だと思います。

私も、かつて英語に苦手意識を持っていたけれど、好きな海外俳優さんの言葉を理解したいという強い思いでDuolingoを始めた経験があるので、この映画の少年たちの、不可能に思える目標に向かってひたむきに努力する姿には、きっと共感できる部分がたくさんあるだろうなと感じています.

コメント

タイトルとURLをコピーしました