【EFT】Steamへの移行はデータ引き継ぎ可能!アカウント連携の仕組みと初期化トラブルの対策
待望の『Escape from Tarkov』(EFT)がSteamにやってくる!というニュースを聞いて、ワクワクが止まらない同志も多いのではないでしょうか。
これまでBattlestate Games(BSG)ランチャーでタフな戦場を生き抜いてきたプレイヤーにとって、Steamへの移行は大きな関心事ですよね。
特に、今まで積み重ねた貴重なデータやキャラクターの進捗が消えてしまわないか、これは最大の不安材料だと思います。
安心してください、結論から言うと、データ移行と進捗の引き継ぎは可能です。
しかし、その手順にはいくつかの注意点があり、実際に連携に失敗してデータが初期化されたという報告も上がっています。
今回は、Steam移行の正確な手順、アカウント連携の仕組み、そして最悪のトラブルである「データ初期化」の具体的な事例と対策について、熟練のサバイバーとして徹底的に解説していきますね!
タルコフ|Steam移行:なぜ再購入が必要なのか【Escape from Tarkov】
多くのプレイヤーが長年待ち望んでいたSteamリリース。
ValveのプラットフォームはPCゲームストアの最大手ですから、Steamでプレイできるとなれば、利便性の面で大きなメリットがあるのは間違いありません。
ただ、すでにBSGランチャー版を所持している皆さんにとって、一つ大きな壁があります。
それは、Steam版でプレイするためには、Steamで改めてゲームのコピーを購入しなければならないという点です。
え、また買うの?って思いますよね、私も初めて知った時は「マジかよ!」と声を上げそうになりました。
すでにBSGアカウントを持っているかどうかに関わらず、SteamでプレイするためにはSteam版の購入が必須なんです。
タルコフ|データ移行・アカウント連携
■データ移行の仕組みとアカウント管理
では、追加でSteam版を購入するとして、既存のデータは本当に引き継げるのでしょうか?
結論から言えば、キャラクターデータや進捗はそのまま引き継ぎ可能です。
この仕組みの鍵は、「Battlestate Gamesアカウント」にあります。
タルコフのプレイヤープロフィール、キャラクター情報、そして実績のすべては、Battlestate Games(BSG)のプロフィールサーバー側で保存されています。
つまり、Steamはあくまでゲームを起動するためのプラットフォーム(ランチャー)の一つとして機能し、実際のデータ管理はBSG側で行われているわけです。
だから、Steam版を購入した後、既存のBSGアカウントとSteamプロフィールを連携(リンク)させることで、BSGサーバーに保存されているあなたの立派なキャラクター情報にアクセスできるようになる、というわけです。
連携手順としては、まずSteamでEFTのいずれかのエディションを購入し、その後、既存のBSGアカウントをSteamプロフィールにリンクさせる流れになります。
ここで個人的に最高だと思ったのは、エディションの引き継ぎについてです。
もしあなたがBSGランチャー側で「Edge of Darkness Edition」(闇堕ち)のような上位エディションを購入済みだった場合、SteamでStandard版(最も安価なエディション)を購入して連携するだけで、Steam版でも上位エディションの特典を享受し続けられるという情報があるんですよ。
これは実質的に「無料アップグレード」のようなもので、既に高額なエディションを購入している古参プレイヤーにとっては本当に朗報ですよね!
タルコフ|データ移行・アカウント連携で初期化・リセットされたら?
■データ初期化トラブル:なぜデータが消えたように見えるのか?
データはBSGアカウントに保存されているから安全だ、と言われても、実際にデータが初期化されたという報告を聞くと不安になりますよね。
残念ながら、Steam連携の過程で「最初からやり直しになった」という深刻なトラブルが実際に発生しています。
ある事例では、Steam版でプレイ中に、後からBSGランチャーとSteamを連携しようとしたところ、別のアカウントとして認識されてしまい、データが初期化された状態になったそうです。
この時、友人のフレンド欄には元のキャラクターアカウントが残っていることが確認されています。
また別のユーザーは、連携後に数時間置いて再度起動したらデータが無くなっており、その原因として「ランチャーのユーザー名と自分の使っていたユーザー名が異なっている」ことに気付いたと報告しています。
これは、Steamアカウントに誤って新しい/別個のBattlestate Gamesアカウントを紐付けてしまった可能性が高いことを示唆しています。
本来紐付けたかったアカウントとは別のBSGアカウントが作成・連携されてしまい、そちらでプレイが開始されてしまった、という状態です。
連携時に使用するメールアドレスやプロフィール情報に少しでも誤りがあると、新しいBSGアカウントが生成され、そちらとSteamが結びついてしまうリスクがあるのです。
もし万が一、あなた自身がこの初期化トラブルに遭遇してしまったら、まずは落ち着いて、公式サポートに問い合わせるのが最善の策です。
連携を解除しようと試みた結果、「既に他のアカウントと連携している」と表示され、元のアカウントに再連携できなくなるケースもあるため、自己判断でアカウント操作を行う前に、慎重に対応することが重要になってきます。
まとめ
■Steam移行は慎重に、進捗は守られる
これまでの情報をまとめると、EFTのSteam移行とデータ連携について、我々が把握しておくべきことは以下の通りです。
- Steamプラットフォームへの移行は可能であり、進捗を失うことなく行えますが、Steam版のゲームを新たに購入する必要があります。
- アカウントおよびデータは、SteamとBSGアカウントを連携させることで引き継がれます。あなたの戦果やキャラクターはBSGのプロフィールに安全に保存されているからです。
- もしBSG版で上位エディションを持っていれば、Steamで安価なエディションを購入しても、特典は継続して使用できる「実質アップグレード」状態になります。
- 連携の際のデータ初期化問題は、誤ったBSGアカウントとの紐付けによって発生する可能性が高いです。連携作業を行う際は、必ず使用したいBSGアカウントの情報を正確に入力し、連携後の起動時にはデータが正しく読み込まれているかを慎重に確認しましょう。
正直なところ、すでにBSGランチャーで快適にプレイできているなら、あえてSteamに乗り換える大きなインセンティブはないかもしれません。
だって、Steam版でプレイしても、サーバーはBSGランチャーのプレイヤーと共通ですからね。
しかし、Steamの使い慣れたインターフェースやコミュニティ機能を使いたい、という気持ちもよく分かります。
まるで、長年愛用してきた玄人向けのカスタムガンを、皆が使う信頼性の高いプラットフォームに組み込むようなもの。性能は変わらないかもしれないけれど、手に馴染む安心感がありますよね。
さあ、Steamでタルコフデビューを果たす皆さんも、既存プレイヤーの皆さんも、この情報を役立てて、最高のタルコフライフを送りましょう!
安全な連携こそ、最高のレイド準備です。健闘を祈ります!
