待ちに待った2026年6月がやってきて、ついに私たちの手元に『eFootball Kick-Off!』が届きました。
ウイイレ時代からサッカーゲームを追いかけ続けてきた私としても、このNintendo Switch 2という新世代のハードで展開される新しい「イーフト」には期待せずにはいられません。
今作は「いつでも、どこでも、誰とでも」を極限まで追求した設計になっており、これまでのシリーズ以上に幅広い層が楽しめる工夫が随所に散りばめられています。
サッカーゲームの歴史がまた一つ動いたこの瞬間に、本作の魅力を余すことなく皆さんに伝えていこうと思います。
Efootball kick off遊び方
■作品情報と進化した遊び方
本作は、基本プレイ無料の運営型として知られる『eFootball』シリーズの系譜を受け継ぎながら、3,850円という非常に手に取りやすい価格で発売された「買い切り型」の完全新作です。
最大の特徴は、サッカーゲーム初心者でもすぐにゴールを決める快感を味わえる充実したサポート機能にあります。
例えば「かんたん操作」をONに設定しておくと、シュートチャンスの場面で画面がスローモーションになり、落ち着いてコースを狙うことができるようになります。
さらに、試合中に味方の選手たちが「パス!」や「つめて!」といったアドバイスを吹き出しで出してくれる「ピッチボイス」機能は、次に何をすべきか迷うプレイヤーにとって最高の道標になるでしょう。
ピッチ上の動きも非常に直感的で、方向キーを入力するだけでパスやドリブルの最適なアクションをAIがアシストしてくれるため、複雑なコマンドを覚える必要はありません。
また、11人制の本格的な試合だけでなく、狭いコートでスピーディーな攻防を楽しめる「6人制サッカー」や、壁のバウンドを利用してゴールを奪う「リバウンドボール」などのミニゲームも収録されています。
個人的には、この「6人制サッカー」のテンポの良さが特にお気に入りで、短時間でサッカーの醍醐味であるシュートシーンを何度も体験できるのが、忙しい現代人のスタイルに合っていると感じます。
オンライン対戦はもちろんのこと、本体を持ち寄る「おすそわけ通信」を使えば、ソフトを持っていない友達とも最大4人でスタジアムの熱狂を共有できるのがSwitch 2版ならではの強みですね。
Efootball kick off収録チーム・Jリーグは?
■収録チームと待望のJリーグ搭載
日本のサッカーファンにとって最大のトピックは、なんといっても明治安田JリーグのJ1・J2全40クラブがバッチリ搭載されていることでしょう。
お気に入りの地元のクラブや、週末にスタジアムで声を枯らして応援しているあのチームを、現実と同じ選手構成でそのまま操作できるのは本当に幸せなことです。
各選手の能力値や最新のメンバー構成もしっかり反映されており、Jリーグ好きならこれだけで購入する価値が十分にあると言っても過言ではありません。
日本代表チームについても、三笘選手や南野選手、伊東選手といった2025年3月時点の招集メンバーが実名で登場し、彼らを操って世界の強豪と戦うことができます。
海外チームに関しては、FCバルセロナやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルといった公式パートナーシップを結んでいる名門クラブが実名で収録されています。
それ以外のライセンスを保持していない一部の海外クラブについては、選手こそ実名ですが、クラブ名やユニフォームが架空のものとして表現されています。
それでも選手個人のリアルな動きや能力は損なわれていないので、サッカー通な方でも満足できるクオリティに仕上がっています。
今後は無料の大型アップデートとして、世界中の代表チームが集結する「インターナショナルカップ」の配信も予定されており、代表戦の熱狂を追体験できる日が今から楽しみでなりません。
Efootball kick offワールドツアーとは?
■ワールドツアーの醍醐味
一人プレイのメインコンテンツとなる「ワールドツアー」は、かつてのマスターリーグに夢中になった世代の心を再び熱くさせるモードです。
自分のオリジナルクラブを設立し、世界中の大会を転戦して最強のドリームチームを目指す過程には、サッカーゲーム本来の楽しさが凝縮されています。
最初にチームを指揮することになる初期メンバーには、ミナンダやカストロ、ストリーマーといった懐かしの架空選手たちが名を連ねており、思わず涙が出そうなほど懐かしい気持ちになりました。
このモードの最もユニークな点は、試合に勝利すると対戦相手のチームから好きな選手を一人「獲得」できるという、豪快かつシンプルな補強システムにあります。
欲しい選手がいればそのチームに勝てばいいという分かりやすさは、従来の移籍交渉のような複雑さとはまた違った、ゲームとしての爽快感を与えてくれます。
また、試合で貯めたコインを使って、ロナウジーニョやヤン・コラーといった伝説的な「レジェンド選手」をチームに加えることも可能です。
現役の若手スターから往年の名手までを自由に組み合わせて自分だけのイレブンを作り上げるのは、まさに夢のような体験だと言えるでしょう。
マスターリーグのような長期的でリアルな運営感覚とは少し異なりますが、短時間でどんどんチームが強くなっていくテンポの良さは、ついつい「あと一試合だけ」とプレイを続けてしまう魔力を持っています。
Efootball kick off違いは?
■エディションによる違いと特典
本作を購入する際には、パッケージ版とダウンロード版の特典の違いをしっかり把握しておく必要があります。
どちらのエディションも税込3,850円という価格設定は共通ですが、受け取れる早期購入特典が全く異なります。
まず、ダウンロード版を2026年12月31日までに購入すると、2015年当時の驚異的な能力を持つリオネル・メッシ選手が手に入ります。
このメッシはワールドツアー開始時から自分のチームに加えることができるので、最初から圧倒的な攻撃力を手に入れたいという方にはダウンロード版が断然おすすめです。
一方、パッケージ版の初回製造分には、ゲーム内で試合に使用できる『eFootball 2023 オリジナルボール』のダウンロード番号が封入されています。
ここで注意が必要なのは、今作のパッケージ版は「キーカード」方式を採用しており、箱の中にゲームカードそのものは入っていないという点です。
つまり、どちらを選んでもインターネット環境を使ってソフト本編をダウンロードする必要があり、本体やmicroSDカードに26GB以上の空き容量が必須となります。
また、モバイル版の『eFootball』とKONAMI IDを使ってデータ連携を行えば、スマホ版でロベルト・カルロス選手が手に入るという嬉しい連携特典も用意されています。
物理的なボールの特典に魅力を感じるか、最初から最強のメッシを使って無双したいか、ご自身のプレイスタイルに合わせて選んでみてください。
まとめ
『eFootball Kick-Off!』は、これまでサッカーゲームを難しいと感じていた方や、昔ウイイレを遊んでいたけれど今は離れてしまったという方にこそ、手にとってほしい一冊のラブレターのような作品です。
Switch 2の性能を活かした滑らかなグラフィックと、誰にでも優しい「かんたん操作」が見事に融合し、誰もがピッチ上の主役になれる舞台が整っています。
Jリーグの全クラブが手の中に収まり、自分の好きな選手だけでチームを作って世界制覇を目指す時間は、きっと日々の生活に素敵な彩りを添えてくれるはずです。
私も、まずは自分だけの日本代表をワールドツアーで育て上げ、いつか世界の頂点に立つその日を夢見て、今夜もコントローラーを握りたいと思います。
皆さんも、自分だけの「キックオフ」をこの素晴らしい新世代機で体験してみませんか。
