2026年2月、ついに僕たちの待ち望んでいた「ドラゴンクエストVII Reimagined」が発売されましたね。
かつてプレイステーションで膨大な時間を費やしたあの石版の旅が、最新技術でどう生まれ変わったのか、気になって夜も眠れないという人も多いはずです。
今回のリイマジンド版は、単なる画質の向上に留まらず、僕たちプレイヤーのライフスタイルに合わせて驚くほど柔軟に進化を遂げています。
特に話題になっているのが、その「自由すぎる難易度設定」と、原作ファンを巻き込んだ「評価の二極化」です。
仕事やプライベートに忙しい30代の僕たちでも、この広大な世界をどう楽しみ尽くすべきか、熟練ブロガーの視点から徹底的に掘り下げていきたいと思います。
ドラクエ リイマジンド難易度の違い
ドラクエ リイマジンド|評価はつまらない?メタスコアは?
■選べる4つの冒険スタイル
本作には、プレイヤーの腕前や好みに合わせて「楽ちんプレイ」「バッチリ冒険」「いばらの道だぜ」、そして究極のカスタムである「自由にせってい」という4つの選択肢が用意されています。
まず「楽ちんプレイ」ですが、これはもうストーリーを映画のように楽しみたい人や、忙しくてレベル上げに時間を割けない人に最適な、いわゆるイージーモードですね。
味方の攻撃力が大幅に上がり、敵をサクサク倒せるだけでなく、獲得できる経験値や熟練度が通常の約1.5倍ももらえるという驚きの仕様になっています。
しかも、戦闘が終わるたびにHPが自動で満タンまで回復するので、ダンジョンの途中で全滅する恐怖ともおさらばできる、まさに至れり尽くせりのモードなんです。
次に「バッチリ冒険」は、本作の標準となるノーマル設定で、簡単すぎず難しすぎない絶妙なバランスが保たれています。
原作のPS版に比べると、これでも十分に遊びやすくなっていると感じるバランスなので、シリーズ経験者が最初に選ぶならこれが一番しっくりくるはずです。
そして、腕に自信があるドMなプレイヤー……失礼、挑戦を好むゲーマーに用意されたのが「いばらの道だぜ」です。
与えるダメージが減り、敵の強さが増すだけでなく、なんと獲得できる経験値やゴールドが0.7倍から0.8倍程度にまで制限されてしまうという、まさに苦行のようなハードモードになっています。
全滅の恐怖に怯えながら一歩ずつ進む感覚は、かつてのドラクエの厳しさを思い出させてくれる、ある意味で贅沢な時間かもしれません。
ドラクエ リイマジンド難易度の設定・変更
■設定はいつでも自由自在
この難易度システムが本当に素晴らしいのは、ゲームを開始した後に「やっぱり変えたい」と思ったら、いつでもメニュー画面から変更できる点です。
わざわざタイトル画面に戻る必要なんてありません。
メニューから一番右にある「システム」タブを開き、下の方にある「難易度設定」を選ぶだけで、一瞬で今の冒険スタイルを上書きできてしまいます。
これによって、例えば「普段はサクサク進めたいから楽ちんにしておくけど、ボス戦だけは歯ごたえが欲しいから、いばらの道に切り替える」なんて変則的な遊び方も可能です。
昔のドラクエなら、一度選んだら後戻りできない要素も多かったですが、2026年の今、プレイヤーの利便性を最優先したこの設計は本当にありがたいよな、としみじみ感じます。
レベル上げのためだけに不毛な時間を過ごすのは、今の僕たちには少し贅沢すぎる悩みかもしれませんからね。
ドラクエ リイマジンド|難易度おすすめ
■効率を極めるカスタム設定
僕が個人的に最もおすすめしたいのが、プリセットに縛られない「自由にせってい」を使いこなすことです。
具体的には、獲得経験値、獲得職業熟練度、獲得ゴールドの3項目を「たくさん」に振り切り、一方でモンスターの強さを「つよい」に設定する遊び方です。
こうすることで、レベル上げという単調な作業にかかる時間を極限まで短縮しつつ、肝心のバトルでは手に汗握る戦略的な戦いを楽しむことができます。
さらに今作では、2つの職業を同時に育てられる「かけもち」システムが解放されるため、熟練度を「たくさん」にしておけば、驚くべきスピードで自分だけの最強パーティを構築できるんです。
シンボルエンカウントで敵が襲ってくるかどうかまで選べるので、探索に集中したい時は「襲ってこない」にすれば、ストレスフリーで宝箱探しに没頭できます。
自分より弱い敵ならフィールド上で一撃で倒せるアクション要素も加わっており、この快適さを知ってしまうともう元には戻れないかもしれません。
現代のゲーマーが求めるタイパ(タイムパフォーマンス)と、RPG本来の楽しさを両立させる、これこそがリイマジンドを遊び倒す正解だと僕は思っています。
ドラクエ リイマジンド|評価はつまらない?メタスコアは?
■メタスコアと「削除」の是非
さて、気になる本作の世間的な評価ですが、海外のレビュー集積サイト「Metacritic」では、PS5版が83点、Switch 2版が84点という、かなり安定した高評価を記録しています。
「Generally Favorable(概ね好評)」というカテゴリーに入っており、特に美しいビジュアルと現代的なQOL(遊びやすさ)の向上が専門家たちからも高く評価されています。
しかし、インターネットの海を覗くと「つまらない」という声が上がっているのも、また事実です。
その最大の理由は、リメイクにあたって「カジノ」「移民の町」「モンスターパーク」といった、原作ではお馴染みだったやり込み要素がばっさりと削除されてしまったことにあります。
また、ストーリーのテンポを重視するあまり、一部のシナリオやイベントが簡略化、あるいは統合されてしまったことも、原作を愛する古参ファンからすれば「中身が薄くなった」と感じさせる要因になっているようです。
確かに、僕もカジノで一攫千金を狙うのが好きだったから、その寂しさはよく分かります。
けれど、その代わりに「大人になったキーファと再会できる新シナリオ」や、指定された手数で強敵を倒す「闘技場」といった新しい楽しみもしっかり用意されています。
ボイスが追加されたことで、フォロッド城の悲劇やマリベルのふとした優しさに、これまで以上に深く感情移入できるようになった点は、間違いなく進化だと言えるでしょう。
「万人受けする無難なRPG」ではなく、あえて一部を削ぎ落として「物語体験」としての純度を高めた。
この決断が、メタスコア83点という数字に表れているのかもしれませんね。
まとめ
ドラゴンクエストVII Reimaginedは、かつての不便さや厳しさを「個性」として残しつつも、現代のプレイヤーが最後まで走り抜けられるように丁寧に舗装された、まさに今の時代のリメイクです。
難易度を自由にいじって、自分にとって最高に心地よい冒険を作り上げることができる。
これはもう、単なるリメイクという枠を超えた、新しい物語体験だと言っても過言ではありません。
原作への思い入れが強い人ほど戸惑う部分もあるかもしれませんが、まずは一度、このドールルックな世界に飛び込んでみてほしいと思います。
石版を一つずつはめて、世界が少しずつ本来の姿を取り戻していくあの感動は、2026年の今でも全く色褪せていませんでした。
あなたも、自分だけの難易度で、もう一度エデンの戦士たちの物語を紡いでみませんか?
