こんにちは、はるをです!
この記事ではnetflixで4月5日に配信開始されたばかりの新作アニメ「Devil May Cry」について解説しています。
「Devil May Cry」は悪魔的なハンサムデビルハンター、ダンテが魔界の門を開こうとする悪党を阻止するスタイリッシュアクションアニメ。
カプコンの人気ゲームを原作に、ダンテが魔界からの脅威に立ち向かうNetflixオリジナルアニメシリーズです。

アディ・シャンカル製作総指揮、スタジオミール制作で贈る、悪魔ハンターの活躍を描くダークファンタジーだよ
Devil May Cry(netflix新作アニメ)|あらすじ

■あらすじ:悪魔と人間の狭間で揺れる運命の物語
「Devil May Cry」の物語は、人間界と魔界の間に存在する門が開かれようとしている、そんな不穏な世界を舞台に繰り広げられます。
突如として現れた謎の悪党が、その門を開き、世界を混乱に陥れようと企んでいるのです。そんな中、人知れず悪魔を狩ることを生業とする一人の男、ダンテが登場します。
彼は、悪魔的なまでにハンサム とも評される一方で、どこか飄々としていて、掴みどころのない性格の持ち主です。
実はダンテ、ただのデビルハンターではありません。彼は、かつて人間界を救った伝説的な悪魔スパーダと人間の間に生まれた、半人半魔の存在なのです。
しかし、物語の序盤では、彼はまだ自らが背負う壮大な運命に気づいていません。彼は、ひょんなことからこの世界を揺るがす陰謀に巻き込まれていくことになります。
物語は、このダンテを中心に、魔界の門を開こうとするホワイトラビットという悪魔 との戦いを軸に進んでいきます。
ホワイトラビットは、人間界と魔界を統合しようと企む 、非常に危険な存在として描かれています。彼の目的は復讐とも語られており、その行動には深い闇が潜んでいるようです。
さらに、ダンテの前に立ちはだかるのは、ホワイトラビットだけではありません。DARKCOM(ダークレルムコマンド)と呼ばれる、悪魔に対抗するために組織された政府機関もまた、ダンテを追う存在として登場します。
このDARKCOMを率いるのは、ベインズ副大統領。彼は強烈な信念を持つ人物であり、その行動は時に過激で、ダンテと対立することも少なくありません。
物語が進むにつれて、ダンテは自身の出生の秘密や、秘められた力に目覚めていきます。
そして、数々の出会いと別れを経験しながら、人間界と魔界の未来をかけた壮絶な戦いに身を投じていくことになるのです。
果たしてダンテは、ホワイトラビットの野望を阻止し、世界を守ることができるのでしょうか?

そして、彼自身の運命とは一体…?
物語は、予測不能な展開と、スタイリッシュなアクションシーン が満載で、私たち視聴者を一瞬たりとも飽きさせません。
Devil May Cry(netflix新作アニメ)|声優は?
このアニメ「Devil May Cry」の魅力の一つは、何と言ってもその個性豊かな登場人物たちです。声優陣も豪華で、キャラクターに息を吹き込んでいます。
まずは主人公のダンテ。英語版の声優は、ゲームシリーズでもネロ役を務めたジョニー・ヨング・ボッシュ が担当しています。
彼の声は、ダンテのクールさと内に秘めた優しさ、そしてお茶目な一面を見事に表現しているのではないでしょうか。
日本語版では、ダンテを森川智之さん が演じています。森川さんの低く響く声は、ダンテの持つミステリアスな雰囲気にぴったりだと思います。
そして、もう一人の重要なキャラクターが、DARKCOMのエージェントであるメアリー・アン・アーカム、通称レディ です。
彼女は、過去の出来事から悪魔に対して強い憎しみを抱いており、その戦いぶりはクールで容赦がありません。
英語版の声優はスカウト・テイラー=コンプトン。彼女の力強い声は、レディの芯の強さを感じさせます。
日本語版では、折笠富美子さん がレディの声を務めており、こちらもまた、レディの持つ凛とした雰囲気に合っていると感じます。
魔界の門を開こうと企むホワイトラビット の英語版声優は、フーン・リー です。
彼の、どこか不気味で狡猾さを感じさせる声色は、ホワイトラビットのキャラクターを際立たせています。
日本語版では、置鮎龍太郎さん がホワイトラビットを演じ、こちらもまた、悪役としての威圧感を十分に表現しているのではないでしょうか。
DARKCOMを率いるベインズ副大統領 の英語版声優は、なんとケヴィン・コンロイ が担当しています。
彼は「バットマン」シリーズで長年バットマンの声優を務めたレジェンドであり、本作が遺作の一つとなりました。
彼が演じるベインズは、正義感に燃える一方で、狂信的な一面も持ち合わせているという複雑なキャラクター。

コンロイさんの重厚な声が、その二面性を深く表現しているように感じます。
日本語版では、中村章吾さん がベインズ副大統領を演じています。
さらに、ダンテの古くからの情報屋であるエンツォ・フェリーノ の英語版声優はクリス・コッポラ。
彼のコミカルな演技は、シリアスな物語の中で良いアクセントになっています。日本語版では、松川裕輝さん がエンツォを担当しています。
そして、物語の後半で重要な役割を果たすのが、ダンテの双子の兄であるバージル です。
英語版の声優はロビー・デイモンド。彼がどのような形で物語に関わってくるのか、そしてダンテとの関係はどうなっていくのか、非常に気になるところです。
日本語版では、バージルを平田広明さん が演じています。
このように、アニメ「Devil May Cry」には、魅力的なキャラクターたちが多数登場し、それぞれが複雑な背景や動機を持っています。
彼らの織りなす人間ドラマ、ならぬ悪魔と人間のドラマも、この作品の大きな見どころの一つと言えるでしょう。
Devil May Cry(netflix新作アニメ)|評価・感想は面白い?
アニメ「Devil May Cry」は、配信開始直後から、見た人たちの間で様々な感想が飛び交っているようです。
批評家からは比較的肯定的なレビューが多く、Rotten Tomatoesでは高い評価を得ています。
Metacriticでも、「概ね好意的」な評価を受けているようです。
特に、そのスタイリッシュなアクションシーンや、アニメーション制作を担当したスタジオミールのクオリティの高さ は、多くの人が賞賛しています。
また、音楽の使い方も非常に効果的で、作品の雰囲気を盛り上げているという意見も多く見られます。
一方で、ファンからは賛否両論の声が上がっているようです。
特に、プロットの展開やキャラクターの描写、そして原作ゲームからの変更点 に対して、不満を感じる人もいるようです。
原作ゲームの熱心なファンの中には、「アニメ版は原作の雰囲気を十分に捉えられていない」と感じる人もいるのかもしれません。
しかし、多くのレビューで共通して語られているのは、このアニメが単なるゲームの焼き直しではなく、独自の解釈やメッセージを込めた作品であるということです。
例えば、2000年代初頭のアメリカの政治情勢やポップカルチャーを反映したような描写 は、一部の視聴者には斬新で面白いと感じられたようですが、そうでない人もいるかもしれません。
また、社会的なテーマや政治的なメッセージ を強く打ち出している点も、評価が分かれる要因となっているようです。
私自身の感想としては、様々な意見があるということは、それだけこの作品が多くの人に注目され、議論を呼ぶような魅力を持っている証拠なのかもしれません。
特に、スタジオミールという、韓国の非常に高い技術力を持つアニメーションスタジオが制作を手がけているという点 は、非常に期待が高まります。
『レジェンド・オブ・コーラ』や『ヴォルトロン』など、海外の作品でその実力を高く評価されているスタジオですから、きっと素晴らしい映像体験を提供してくれるのではないでしょうか。
Devil May Cry(netflix新作アニメ)|見どころ解説
アニメ「Devil May Cry」の見どころは、多岐に渡ります。
まず、何と言っても目を見張るようなスタイリッシュなアクションシーン でしょう。
原作ゲームは、その爽快感溢れるアクションが世界中で人気を博していますが、アニメ版でもその魅力は健在。
悪魔と人間の間で繰り広げられる、ド派手な銃撃戦や剣戟は、きっと私たちを興奮の渦に巻き込んでくれるはずです。
次に注目したいのが、作品を彩る音楽です。
オープニングテーマには、なんとLimp Bizkitの「Rollin’」 が起用されており、その衝撃的な選曲は、作品の持つ独特な雰囲気を象徴していると言えるでしょう。
他にも、Rage Against The MachineやPapa Roach、そしてGreen Dayといった、2000年代初頭を代表するロックバンドの楽曲が効果的に使用されています。
また、エンディングテーマにはEvanescenceの「Afterlife」 が使用されており、こちらも作品の持つゴシックな世界観に見事に合致しています。
これらの楽曲が、アクションシーンやドラマティックな展開をどのように盛り上げるのか、実際に映像とともに体験するのが楽しみです?
さらに、このアニメの見どころとして見逃せないのが、作品に込められた社会的なメッセージ です。
製作総指揮を務めたアディ・シャンカル氏は、自身の記憶にある9.11後の世界観を作品に反映させていると語っており、DARKCOMという組織の描写には、当時のアメリカ社会におけるイスラム恐怖症のようなものが投影されているという指摘もあります。
また、現代社会における偏見や不寛容といったテーマも扱われ、単なるアクションアニメとしてだけでなく、現代社会に対する鋭い視点も持ち合わせている作品と言えるかもしれません。
そして、第6話は特に異質なスタイルで制作されており、セリフがほとんどないという点も、非常に興味深いです。
フランスのスタジオ、La Cachetteが制作に協力し、他のエピソードとは異なる、より自由で瞑想的な映像表現が用いられているとのこと。
このエピソードが、物語全体の中でどのような意味を持つのか、そしてどのような映像体験を提供してくれるのか、非常に期待が高まります。
もちろん、豪華な声優陣の演技も見逃せません。
先ほどもご紹介したように、日米両国の声優陣が、それぞれのキャラクターに個性と深みを与えています。彼らの熱演が、物語をより一層引き立てていることは間違いないでしょう。
このように、「Devil May Cry」は、スタイリッシュなアクション、印象的な音楽、そして深みのある社会的なメッセージなど、様々な魅力が詰まった作品と言えそうです。
原作ゲームのファンはもちろん、アクションアニメや、一味違う視点を持つアニメを探している人にも、ぜひチェックしてみてほしい作品です。
コメント