2026年になった今、テレビをつけてもネットを開いても、あの耳に残るメロディが流れてこない日はありませんね。
日清食品のチキンラーメンが放った新CM「ひよこちゃんたち誕生 篇」は、まさに日本中のお茶の間を「地味にアガる」気分にさせてくれています。
30代の僕にとっても、この懐かしくも新しい感覚はたまらないものがあり、つい深夜にチキンラーメンをすする手が進んでしまいます。
今回の記事では、今まさに話題沸騰中のこのCMについて、その内容から驚きの原曲秘話まで、熟練ブロガーの視点で徹底的に深掘りしていこうと思います。
チキンラーメンcm「ひよこちゃんたち誕生 篇」放送中!
■懐かしさと新しさが融合した2026年最新CMの内容
オレンジと白のコントラストが鮮やかな背景をバックに、可愛らしいひよこちゃんたちが卵の殻を破って飛び出してくるシーンから物語は始まります。
2025年12月27日から全国でオンエアされているこの最新CMには、アイドルグループtimeleszの新メンバーである橋本将生さん、猪俣周杜さん、篠塚大輝さんの3人が起用されています。
彼らは「ひよこ組」として、重たい着ぐるみに身を包みながら、一生懸命に羽をパタパタさせて歌い踊る姿を披露してくれているんです。
映像をよく見ると、どこか温かみのあるザラついた質感を感じませんか?実はこれ、当時の雰囲気を再現するためにあえてフィルムカメラを使って撮影されているんですよ。
CMの核心は、チキンラーメンの「たまごポケット」にスポンと卵が収まった瞬間の、あの何とも言えない高揚感、「地味にアガる」状態を見事に表現している点にあります。
3人のひよこちゃんたちが地味に満足そうな表情でラーメンをすする姿は、見ているこちらまで幸せな気持ちにしてくれますね。
個人的には、彼らが羽をぺちぺちと叩き合ってハイタッチのように喜ぶシーンが、初々しくて最高にキュートだと感じました。
チキンラーメンcmてとてと原曲は?
■「てっとてっと」のフレーズに隠された意外すぎる原曲の正体
一度聴いたら頭から離れない「チキンラーメンちょびっとだっけ♪ 好きになってってっとてっと♪」というあのフレーズ、実は完全なオリジナルではないことをご存知でしょうか。
この歌のベースになっているのは、1987年にアメリカのグループ、カバー・ガールズ(The Cover Girls)がリリースしたダンスナンバー「Show Me」なんです。
当時のフリースタイルミュージックを代表するこの曲は、Billboardでもヒットを記録した、まさにバブル前夜の熱狂を象徴するような楽曲でした。
日本では、1987年に森川由加里さんが日本語でカバーし、ドラマ『男女7人秋物語』の主題歌として社会現象を巻き起こすほどの大ヒットとなりました。
「Show Me」のサビで繰り返される「Show me show me」というリズムが、CMでは「てっとてっと」という可愛らしい日本語の響きにアレンジされているわけです。
原曲の歌詞は切実な恋愛ソングなのですが、それがまさかチキンラーメンのCMソングになるとは、当時のファンも驚きでしょう。
僕の親世代がディスコで踊っていた曲が、令和の今、ひよこの着ぐるみを着たアイドルによって歌われているという事実に、時代の巡り合わせの面白さを感じずにはいられません。
チキンラーメンcm元ネタは?
■日本中が癒やされた2011年のオリジナルCMを振り返る
今回のCMを語る上で絶対に外せないのが、その元ネタとなった2011年のオリジナル版です。
2011年8月、当時わずか7歳だった芦田愛菜ちゃんがひよこちゃんに扮して登場した「ひよこ誕生 登場 篇」は、またたく間に日本中のハートを射抜きました。
「がんばりますピヨ!」という愛くるしいセリフと共に、一生懸命に踊る愛菜ちゃんの姿は、当時のCM好感度ランキングでもトップ10に入るほどの影響力があったんです。
現在のCMで使われているオレンジ色の背景や芝生のセット、そしてフィルムカメラによる質感などは、すべてこの2011年版へのリスペクトから生まれています。
実はこの歌には、商品を「買ってってっと」とアピールする売り子編などのバリエーションも存在していました。
14年以上前の映像が制作チームによって偶然発掘されたことが、今回のリバイバルへと繋がったというエピソードも、どこか運命的なものを感じさせますね。
当時子供だった僕たちが、今は大人になって同じメロディを聴いていると思うと、時間の流れの早さに驚かされます。
チキンラーメンcm「ひよこちゃんたち誕生 篇」なぜリバイバル?
■2025年リバイバル版の過酷な撮影舞台裏とメンバーの素顔
華やかに見える今回のCMですが、その裏側ではtimeleszの3人が想像を絶する苦労を重ねていたようです。
まず、あの可愛らしいひよこちゃんの着ぐるみは、見た目に反して非常に重く、動きを合わせるだけでも一苦労だったとメンバーは語っています。
特に苦戦したのが3人で羽をパタパタさせるタイミングで、何度も話し合いを重ねて励まし合いながら撮影を進めたそうです。
撮影の合間には小声で歌の練習をしたり、ダンスの確認をしたりと、彼らの真面目な仕事ぶりがメイキング映像からも伝わってきます。
橋本将生さんは、同時にラーメンをすするシーンで大苦戦し、「2026年の目標はチキンラーメンを上手にすすれるようになること」と宣言して現場を笑わせていました。
また、メンバーそれぞれのチキンラーメンの食べ方も個性的で、猪俣周杜さんは友達と油そば風にアレンジして食べるのがお気に入りだそうです。
篠塚大輝さんに至っては、受験勉強の合間や部活終わり、さらには「24時間いつでも食べている」と豪語するほどのチキンラーメン愛を炸裂させていました。
こうした彼らの初々しくも真剣な姿勢が、フィルムカメラの温かい質感と相まって、2026年の今、再び人々の心に響いているのでしょう。
まとめ
2026年の今、再び脚光を浴びているチキンラーメンのCMは、単なる懐かしさの切り売りではなく、確かな歴史と情熱に支えられたエンターテインメント作品でした。
80年代のダンスポップス「Show Me」から始まり、2011年の芦田愛菜ちゃんによる「てっとてっと」の流行を経て、timeleszの3人が見事にバトンを受け取ったのです。
時代の流行は移り変わりますが、チキンラーメンのたまごポケットに卵を落とした時の、あの小さな幸せは不変なのだと改めて気づかされました。
この記事を書き終えたら、僕も「地味にアガる」気分を味わうために、キッチンへ向かおうと思います。
このCMは、まるで「お気に入りの古い革ジャンを今のスタイルで着こなす」ような、普遍的な価値と現代的なセンスが共存した魔法のようなリバイバルだと私は感じています。
