やりましたね、皆さん!
ついにあの「ジョン・ウィック」の世界から、新たな刺客がスクリーンに降り立ちました。
その名も『バレリーナ:The World of John Wick』。
今日はこの話題作について、映画大好きブロガーの僕が、皆さんが知りたい情報をたっぷり詰め込んだレビューをお届けしますね。
これさえ読めば、もう鑑賞準備はバッチリですよ!
バレリーナ(映画)ネタバレ|あらすじ
新たな復讐劇の幕開け:あらすじ
物語の主人公は、バレリーナとしての顔を持つ凄腕の暗殺者、イヴ(アナ・デ・アルマス)です。
彼女は幼い頃に父親を殺され、その復讐を胸に、伝説の殺し屋ジョン・ウィックも輩出した暗殺組織「ルスカ・ロマ」で訓練を積んできました。
イヴの父を殺したのは、「X」の烙印を持つ謎のカルト教団とその冷酷な指導者、チャールトン(ガブリエル・バーン)です。
イヴは父の仇を討つため、カルト教団の本拠地である雪深いオーストリアのハルシュタットへと単身乗り込んでいきます。
しかし、ルスカ・ロマとカルト教団の間には、数世紀にわたる不戦協定がありました。
イヴの行動は組織の掟を破るものであり、ルスカ・ロマの長であるディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)は、彼女を止めさせるために、なんとあのジョン・ウィックに暗殺の依頼を出すことになるのです。
はたして、イヴは無事に復讐を果たすことができるのでしょうか?
そして、ジョン・ウィックとの対峙の行方は……。
ここからが、この映画の最もアツい部分になってきますよ!
バレリーナ(映画)ネタバレ|時系列
「ジョン・ウィック」シリーズとの時系列
皆さんが一番気になるのは、このスピンオフが本家シリーズのどこに位置するのか、ではないでしょうか。
『バレリーナ:The World of John Wick』は、映画版「ジョン・ウィック」シリーズ初のスピンオフ作品であり、時系列としては『ジョン・ウィック:パラベラム』(第3作)と『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(第4作)の間に位置しています 。
作中では、イヴがルスカ・ロマの劇場で訓練を受けている最中に、ジョン・ウィックがディレクターと面会するシーンが登場します 。
これは『ジョン・ウィック:パラベラム』で描かれた出来事を、イヴの視点から追体験できる、ファンにはたまらない演出になっていますね 。
ジョン・ウィックの登場も、彼が「長老」と面会し、指輪を失った後の姿で描かれているため、『パラベラム』と『コンセクエンス』の間の出来事であることが示されていますよ 。
ちなみに、シリーズ全体の時系列は、ドラマシリーズ『ザ・コンチネンタル』が最も過去の物語で、次に『ジョン・ウィック』、『ジョン・ウィック:チャプター2』、『ジョン・ウィック:パラベラム』、そして本作『バレリーナ』、最後に『ジョン・ウィック:コンセクエンス』と続いていきます 。
僕としては、この複雑なようでしっかり作り込まれた世界観に、ますます引き込まれてしまいますね!
バレリーナ(映画)|キャスト相関図
この映画には、お馴染みの顔ぶれと新キャラクターが絶妙に絡み合っています。
主要キャストを僕なりに整理してみました。
- イヴ・マカロ(アナ・デ・アルマス):主人公。
バレリーナであり、ルスカ・ロマで訓練を受けた暗殺者です。
父ハビエルとカルト教団の女性の間に生まれ、レナの妹でもあります。
- ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス):ルスカ・ロマの元訓練生。
ディレクターの依頼でイヴを追いますが、最終的には彼女を助けることになります。
- ディレクター(アンジェリカ・ヒューストン):ルスカ・ロマの長。
イヴの掟破りの行動に対し、暗殺者を差し向けます。
- チャールトン(ガブリエル・バーン):謎のカルト教団のリーダー。
イヴの父を殺した張本人であり、実は彼女の祖父です。
- レナ(カタリーナ・サンディノ・モレノ):チャールトンの右腕であり、イヴの姉。
イヴを守ろうとして命を落とします。
- ダニエル・パイン(ノーマン・リーダス):エラという娘を持つ男性で、チャールトンに命を狙われます。
重傷を負いますが、後に回復します。
- エラ(エイヴァ・マッカーシー):ダニエル・パインの娘で、チャールトンに捕らえられますが、イヴによって救出されます。
- ウィンストン・スコット(イアン・マクシェーン):コンチネンタルホテルの支配人。
イヴをルスカ・ロマに引き取った人物です。
- シャロン(故ランス・レディック):コンチネンタルホテルのコンシェルジュ。
本作が彼の遺作となり、その存在感はやはり特別ですね。
- デクス(ロバート・マーサー):カルト教団のメンバーで、イヴと熾烈な火炎放射器バトルを繰り広げます。
このように、新旧のキャラクターが織りなす関係性が、物語に深みを与えています。
特に、イヴとレナが姉妹だったという展開には、思わず声が出そうになりましたよ!
バレリーナ(映画)ネタバレ|最後の結末は?
衝撃の結末と、その先に待つもの
イヴは激しい戦いを経て、ついにハルシュタットにたどり着きます。
そこで彼女を待ち受けていたのは、チャールトンの右腕であるレナが、実は生き別れの姉だという衝撃の事実でした 。
レナはイヴを守ろうとしますが、チャールトンの手下に殺されてしまいます 。
ディレクターが派遣したジョン・ウィックも現れますが、彼はイヴと戦った後、なんと彼女に復讐の猶予を与え、遠距離から援護までします 。
デクスとの火炎放射器を使った大迫力のバトルでは、イヴの機転とジョン・ウィックの援護が見事に融合し、手に汗握る展開でしたね 。
そしてイヴは、チャールトンが乗る車を止め、彼の長い独白を遮るように致命的な一撃を与え、復讐を果たします 。
救出したエラを負傷した父ダニエル・パインのもとへ送り届けた後、イヴはルスカ・ロマを追放された友人のタチアナが、ハイテーブルの支配から解放されてバレエを踊る姿を眺めます 。
しかし、平和は長くは続きません。
映画のラストでは、イヴの携帯電話に、彼女の首にかけられた500万ドルの懸賞金の知らせが届きます 。
これは、カルト教団が滅びたわけではなく、イヴの新たな戦いが始まることを示唆していますよね 。
この終わり方、続編への期待が高まりすぎて、僕はもう次の情報解禁が待ちきれません!
ちなみに、この映画にはエンドクレジット後のシーンはありませんでしたよ 。
バレリーナ(映画)ネタバレ評価
この映画を観終えて、僕が真っ先に感じたのは「アナ・デ・アルマスの魅力をこれでもかと堪能できる作品だ!」ということでした 。
彼女の演じるイヴは、ジョン・ウィックとはまた違う、女性ならではのしなやかさと泥臭さを併せ持ったアクションで、僕たちの目を釘付けにします 。
皿やスケート靴、そして火炎放射器まで、ありとあらゆるものを武器に変えるその戦い方は、ジョン・ウィックシリーズが持つ「ガンフー」のDNAをしっかりと受け継ぎながらも、新しい風を吹き込んでいると感じました 。
特に火炎放射器対放水ホースのバトルは、もう爆笑しながらも大興奮でしたね!
ジョン・ウィックの登場も、思った以上にしっかりとした見せ場があり、彼がイヴを助ける姿には、伝説の殺し屋の「人間味」を感じてグッときました 。
世界観の深掘りや、雪深いハルシュタットを舞台にしたアクションなど、映像美も健在で、まさに「ジョン・ウィック」の冠にふさわしい一本です 。
もちろん、一部にはストーリーがやや軽めだという声や、女性の主人公なのに華やかなアクションが少ないと感じる方もいるようですが 、僕はアナ・デ・アルマスの全身全霊のパフォーマンスに、ただただ圧倒されました。
「ジョン・ウィック」シリーズを全て観ている方はもちろん、まだ観たことがないという方も、本作からこの世界に入り込むのもアリだと思いますよ 。
なぜなら、イヴの視点で物語が進むため、シリーズ未見でも十分に楽しめるように作られているからです 。
ただ、もし時間に余裕があれば、『ジョン・ウィック:パラベラム』だけでも観ておくと、より世界観やジョン・ウィックとイヴの関係性を深く理解できて、楽しさが倍増するはずです 。
まとめ
この『バレリーナ:The World of John Wick』は、まさにシリーズに新たな活力を与え、今後の「ジョン・ウィック」ユニバースの広がりを予感させる快作でした。
続編がどうなるのか、イヴの次の戦いはどこで繰り広げられるのか、想像するだけでワクワクが止まりません!
ぜひ皆さんも劇場で、この刺激的なアクションを体験してみてくださいね!