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ばけばけ(朝ドラ)9話ネタバレ感想・あらすじ|司之介(岡部たかし)が落ち武者

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朝ドラ

朝ドラ「ばけばけ」の第2週、「ムコ、モラウ、ムズカシ。」は、本当に泣き笑いの連続で、毎朝テレビの前から動けなくなってしまいますね!

急速に西洋化が進む明治という時代の中で、没落士族の松野家がどう生きていくのか、トキちゃんの奮闘から目が離せません。

Google検索でこの記事を見つけてくださった皆さん、ようこそ!

第8話から9話、そして注目の次回10話まで、熱い情熱をもって深掘りしていきますね。

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ばけばけ(朝ドラ)9話までの振り返り

■8話振り返り:武士の魂と破談の涙

第8話では、貧乏生活から抜け出すため、トキちゃん(髙石あかり)の初めてのお見合いが描かれました。

相手は元士族の中村守道さん(酒井大成)で、雰囲気は最高に良かったものの、結果は無残な破談となってしまいました。

その原因は、やはり松野家のお父様、司之介(岡部たかし)と祖父、勘右衛門(小日向文世)です。

いつまでも武士の心を引きずり、お見合いの席に裃姿で現れたため、洋装の今風の中村家はドン引きしてしまったんですって。

トキちゃんは、自分の幸せを願ってくれた家族の気持ちも理解しつつ、武士の心に固執してばかりで迷惑をかける父の姿に、ついに怒りを爆発させました。

「武士でいるのは構わんけど…やるなら、人のためになる武士をやってよ」というトキちゃんの叫びは、本当に切なくて胸に響きましたよね。

家を飛び出したトキちゃんが、幼馴染のサワちゃん(円井わん)の胸で泣く姿は、明治の世の士族の娘の苦しさを象徴しているようで、私も思わずもらい泣きしてしまいました。

ばけばけ(朝ドラ)9話ネタバレあらすじ

■9話の劇的展開:落ち武者と再度の決意

初めてのお見合いが失敗に終わり、仲人の雨清水傳(堤真一)とタエ(北川景子)夫婦は、今度は婿養子ではなく、トキちゃんが家を出て嫁入りすることを提案しました。

借金だらけの松野家を出て、トキちゃんだけでも楽で豊かな暮らしをしてほしいという、親戚としての心からの願いでした。

しかし、トキちゃんの答えは毅然とした「拒否」。

「私ひとりだけ幸せになってもつまらん」「みんなで幸せになって、初めて幸せなので」と言い切ったあのセリフ、本当に感動的でした。

トキちゃんの幸せは、家族みんなの笑顔があってこそ成り立つ、という強い絆が伝わってきましたね。

そして、そのやり取りを障子の外で聞いていたのが、司之介でした。

娘の決意を聞き、自分のせいで破談になった責任を痛感した司之介は、二度目の見合いのために一世一代の覚悟を決めます。

それが、武士の魂である髷(まげ)を切り落とすという行動でした。

ところが、そのザンバラ髪の司之介の姿が、まるで「落ち武者」のよう!。

「切るんじゃなかった…」と後悔する司之介のペーソスがたまらないのですが、さらに笑えるまさかのオチが待っていました。

二度目のお見合い相手、鳥取藩の元士族の長男・山根銀二郎(寛一郎)とその父は、なんと髷を結ったまま登場したんです。

司之介の「武士の魂を捨てた誠意」が、相手方から見れば全く無意味だったという、このコメディと悲哀の絶妙なズレが、本当に『ばけばけ』の魅力ですよね。

このシーンのおかげで、場が和み、二度目のお見合いは良い雰囲気で進み始めました。

しかし、お茶を運ぶ直前、トキちゃんは襖の前で立ち尽くし、「祝言が決まってしまいそうで怖い」と本音を漏らして9話は終わりました。

ばけばけ(朝ドラ)9話ネタバレ感想

■視聴者の感想:愛すべき落ち武者

第9話で最大の話題をさらったのは、やはり司之介の「落ち武者」姿でした。

SNSでは「うちの落武者がw」「超面白い!」と爆笑のコメントが溢れ、「あさイチ」で朝ドラ受けをした博多大吉さんに至っては、司之介のざんぎり頭を「かわいいワンちゃんのようでした」と表現していました。

真剣な気持ちで髷を切ったのに、結果的に滑稽な姿になってしまう、岡部たかしさんの真面目な演技だからこそ、この喜劇性が際立っているんですよね。

チーフ演出の村橋さんも、司之介の面白さは岡部さんが真面目に演じているからだと語っていて、岡部さんを「影の演出家」とまで称しているんです。

私たち視聴者は、松野家の貧しいけれど楽しい「泣き笑い劇場」に、すっかり引き込まれています。

また、トキちゃんが嫁入りを断るシーンは、ゲスト出演していたチヨ役の倉沢杏菜さんが「涙が出ました」と振り返るほど、視聴者の心を打ちました。

そして、登場したばかりの銀二郎役の寛一郎さんのイケメンぶりにも、「お父さん(佐藤浩市さん)に似ている」という声と共に注目が集まっていましたね。

ばけばけ(朝ドラ)9話からどうなる?

■10話予想:結婚への迷いを断つ「特別な場所」

次回、第10話のあらすじを見ると、トキちゃんと銀二郎さんのお見合いは親同士も含めて順調に進み、結婚が確実な流れになるようです。

でも、お見合い成功の予感に、トキちゃんは急に現実味を帯びてきた結婚に「ためらい」を覚えてしまうんですね。

襖の前で立ち止まってしまったのは、借金まみれの家族を置いて一人だけ幸せになっていいのか、という迷いと、新しい人生への恐怖が入り混じっていたからかもしれません。

そんな迷いを抱えるトキちゃんを、銀二郎さんが散歩に誘います。

しかも、たどり着くのは「ある“特別な場所”」

これは気になりますよね!

トキちゃんは怪談好きな「小豆洗い」のような相手を求めていると言っていましたから、もしかしたら松江の怪談にまつわる場所や、銀二郎さんの武士としてのプライドが「化けた」場所なのかもしれません。

この散歩が、トキちゃんの結婚に対する本当の気持ちを固める鍵になりそうです。

一方で、トキちゃんの本当の家族ではないかという説が囁かれている雨清水家にも不穏な動きがあります。

雨清水家の長男・氏松(安田啓人)が「この大変な時に…」と意味深な発言をしていたため、もしかすると傳さま(堤真一)が営む機織り工場も経営難に陥っているのか、とSNSでは考察が繰り広げられていました。

トキちゃんの縁談が急がれる裏には、松野家だけでなく、雨清水家の事情も絡んでいるのかもしれませんね。

まとめ

■トキの決断が物語を「化けさせる」

今回の第9話は、明治の世で「武士の魂」をどう着地させるかという大喜利を見ているようで、松野家の愛すべきドタバタが炸裂しました。

しかし、物語の根底にあるのは、トキちゃんの「家族みんなの幸せ」を願う、小泉セツさん(トキちゃんのモデル)の強い人間性です。

史実を振り返ると、セツさんの最初の結婚相手(ドラマでは銀二郎がモデルだと推測される)は、貧しさに耐えかねて一年ほどで逃げ出してしまったという過去があります。

銀二郎さんとのお見合いはうまくいきそうですが、史実の波瀾万丈さを考えると、ここからどんな展開に「化けて」いくのか、ドキドキが止まりません。

明日10話の「特別な場所」でのデートが、トキちゃんの人生を大きく動かし、国際結婚の運命(ヘブンとの出会い)へつながる、重要な一歩になるはずです!

これからも、トキちゃんの「泣き笑い」の日々を一緒に見守っていきましょうね。

#ばけばけ #朝ドラ #岡部たかし #寛一郎 #小泉セツ #運命の出会い

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