今朝の「ばけばけ」第68話は、まさに感情のジェットコースターのような15分間でしたね。
これまでの静かな積み重ねが嘘のように、物語が一気に加速して、テレビの前で息を呑む瞬間が何度もありました。
この興奮を皆さんと共有すべく、熟練のブロガーとしての視点から、今回のエピソードを徹底的に紐解いていきたいと思います。
ばけばけ(朝ドラ)68話までの振り返り
■幸せと不安が交錯した前回第67話の振り返り
前回の放送では、トキちゃんとヘブン先生が婚約し、幸せの絶頂にあるはずのシーンから始まりました。
しかし、トキちゃんの心には、ヘブン先生の妻になることで「女中としての給金20円」が貰えなくなるという、現実的で重い問題がのしかかっていました。
実家の松野家はもちろん、生活に困窮している雨清水家のタエさん親子までもが彼女の稼ぎに依存している状況は、見ていて本当に胸が締め付けられる思いでしたね。
自分の幸せを選べば誰かの生活が立ち行かなくなるという、明治という時代の厳しさが浮き彫りになった回だったと言えるでしょう。
いつまでも家族に報告できないトキちゃんに対し、ヘブン先生が抱いた苛立ちも、彼の孤独な過去を思えば無理のないことかもしれません。
ばけばけ(朝ドラ)68話ネタバレあらすじ
■驚天動地の展開となった第68話のストーリー詳報
物語は、ヘブン先生の不満が限界に達したところから、トキちゃんが大きな決断を下す場面へと繋がりました。
トキちゃんは意を決して、ついに家族である司之介さん、フミさん、そしておじじ様こと勘右衛門さんの前で「ヘブン先生と一緒になる」と宣言しましたね。
最初は冗談だと笑い飛ばしていた家族も、彼女の本気に触れて次第に静まり返り、異人嫌いの勘右衛門さんが何を言い出すのか、緊張感が最高潮に達しました。
ところが、そこで放たれた「好いちょるなら仕方ない」という許しの言葉は、視聴者の予想を遥かに超える感動的なものでした。
さらに驚くべきことに、トキちゃんの勇気に当てられたのか、勘右衛門さんはそのまま裏庭へ行き、密かに想いを寄せていたタツさんに「わしと一緒になってごしなさい」とプロポーズしたのです。
「待っちょりました」というタツさんの返事で成立した、まさかのダブル婚約というハッピーな展開に、朝から拍手を送った方も多いはずです。
しかし、光があれば影もあるのがこのドラマの深いところで、三之丞くんが現れたことで状況は一変します。
トキちゃんが給金がなくなることを告げると、現場は一気にギスギスした空気になり、ヘブン先生は三之丞くんを「昔の男」だと勘違いして激昂してしまいました。
ラストでは、口の軽い司之介さんがタエさんに対し、トキちゃんが給金をこっそり渡していた事実をバラしてしまうという、最悪の形で秘密が露呈して幕を閉じました。
ばけばけ(朝ドラ)68話ネタバレ感想
■熟練ブロガーが語る第68話の深い感想
今回のMVPは、文句なしでおじじ様こと勘右衛門さんでしょう。
あれほど頑固で異人を「ペリー」と呼び蔑んでいた彼が、孫娘の純粋な愛を認めたのは、彼自身がタツさんへの「好いちょる」気持ちを抱えていたからこそですね。
「Sannojo is Sannojo」と生真面目に通訳する錦織さんの姿や、二人が抱き合うのを直視できない細かな演技には、ふじきみつ彦さんらしいユーモアが光っていました。
一方で、ヘブン先生が「フトン!マクラ!」と叫んで嫉妬する姿は滑稽に見えますが、彼がかつて異人種間の結婚で全てを失ったトラウマを抱えていることを考えると、その必死さが痛々しくも感じられます。
司之介さんの不注意な発言は、物語を面白くするスパイスではありますが、トキちゃんが一人で背負ってきた苦労を思うと、少し複雑な気持ちになりますね。
タエさんが事実を知った時の、あの北川景子さんの凛とした表情の中に混じる衝撃は、今後の大きな波乱を予感させる素晴らしい芝居でした。
ばけばけ(朝ドラ)68話からどうなる?
■次回第69話で予想される波乱の展開考察
明日の第69話では、晴れて結婚が認められたはずのトキちゃんとヘブン先生の間に、再び暗雲が立ち込めることになりそうです。
ヘブン先生は、トキちゃんが三之丞くんと密会している現場を目撃してしまい、不信感を募らせていくようです。
トキちゃんは三之丞くんが「実の弟」であることを隠し通そうとするため、この誤解が二人の関係をギスギスさせる最大の原因となるでしょう。
また、息子が働かずにトキちゃんの援助を受けていたと知ったタエさんが、母親としてどのような決断を下すのかが非常に重要です。
彼女の誇り高い性格を考えれば、三之丞くんに対して厳しい態度を取り、自身の不甲斐なさに体調を崩してしまう可能性も否定できません。
錦織さんがこの混乱をどう収めていくのか、通訳以上の役割を果たす彼の立ち回りに期待したいところです。
まとめ
■これからの「ばけばけ」への期待
本日の第68話は、幸せな結婚への道が開けたと同時に、経済的な困窮や家族間の嘘というシビアな現実が噴出した回でした。
おじじ様の恋の成就という明るい光が、これから訪れるであろう雨清水家の危機をどう照らしていくのか、非常に興味深いですね。
トキちゃんが「語り部」としてヘブン先生と心を通わせる一方で、現実世界のトラブルをどう解決していくのか、彼女の成長から目が離せません。
このドラマは、単なる美しい夫婦の物語ではなく、時代に取り残された人々の足掻きを丁寧に描いているからこそ、私たちの心に深く刺さるのだと思います。
明日もまた、松江の町で巻き起こる「ばけ」ていく人々の物語を、皆さんと一緒に見守っていければ幸いです。
