朝ドラ「ばけばけ」第15話 傳様の最期と出生の秘密!激動の週末を語り尽くす
ねぇ、みんな、今週の『ばけばけ』は本当に心が休まる暇がなかったわね。
ジェットコースターという言葉じゃ足りないくらい、わずか15分間にあまりにも多くの衝撃が詰め込まれていて、金曜の朝から心臓がバクバクよ。
特に最終話である15話は、悲劇と愛、そして主人公トキちゃんの強さが凝縮された、忘れられない回になったわ。
今週は情報が盛りだくさんだから、涙を拭いて、しっかり振り返っていきましょう!
ばけばけ(朝ドラ)15話までの振り返り
■14話振り返り: 献身と静かな親子愛
前回の14話では、病に倒れた雨清水家の傳さま(堤真一)を、トキちゃん(髙石あかり)が献身的に看病する姿が描かれたわね。
トキちゃんは、傳さまが工場のことを心配するから、実際には長男の出奔で危機的状況にあるのに「順調でございます」と優しすぎる嘘をついて、工場と看病の二重生活を続けていたの。
そんな中、看病疲れでトキちゃんが手を怪我しちゃった時、おタエさま(北川景子)が「しじみ汁」を作ると言い出したシーン、胸が熱くなったわ。
武家の娘として育ち、家事なんてしたこともないおタエさまが、トキちゃんに教えてもらいながら不器用にしじみをすり潰す姿は、静かだけど深い母性を感じたわね。
血の繋がりなんて関係なく、お互いを思いやる心が温かいけれど、工場の不穏な空気と傳さまの病状悪化の影が濃くて、見ていて苦しかったわ。
ばけばけ(朝ドラ)15話ネタバレあらすじ
■15話ネタバレ: 傳様の最期と、トキの衝撃発言
そして迎えた15話、あまりにも激動の展開だったわ。
トキちゃんの懸命な看病のおかげで、傳さまの体調に一瞬、回復の兆しが見えたから、本当にホッとしたのよ。
でも、その安堵も束の間、工場では検番の平井(足立智充)が、作業に失敗したせんさん(安達木乃)に手を出すという、あまりに厳しい現実が。
久しぶりに工場の様子を見に来た傳さまは、その暴力を見て代理社長の三之丞(板垣李光人)に事態の説明を求めた途端、腹を押さえて倒れちゃうの。
もう、ここから一気にクライマックスよ!
追い詰められた三之丞くんは、自分が長男ばかりに目をかけられ、商売を何も教えてもらえなかったという不満を爆発させ、勢い余って「トキは傳さまとおタエさまの本当の子だ」という出生の秘密を暴露してしまったの。
傳さまとおタエさまが言葉を失う中、トキちゃんはまるで動揺することなく、「知っちょります」と答えた時、鳥肌が立ったわね。
この子、薄々どころか確信をもって、この過酷な事実を一人で抱えていたのね。
そして、最期の力を振り絞った傳さまが、「お前は、わしとおタエの子ではない。松野司之介と松野フミの子じゃ。産まれた時から。そしてこれからも。ずーっと…」と、トキにとって最高の愛の嘘をつき、松野家を永遠の親と再確認させたシーン。
トキちゃんは「そのことも知っちょります」と、傳さまの決意を静かに受け止めて、傳さまはそのままおタエさまの膝に倒れ込み、亡くなってしまったわ。
本当に、たった15分間に3話分くらいの密度があったわよね。
ばけばけ(朝ドラ)15話ネタバレ感想
■視聴者の反応: 「傳さまロス」と「国宝」登場!
ネットでは、やはり傳さまの早すぎる退場に「傳さまロス」の声が溢れたわ。
「堤真一さんの迫真の演技、死ぬ間際の目の色まで凄かった」「早いな、早すぎる」「せめて『あさイチ』には出演してほしかった」なんて、悲しみと、堤さんの演技への絶賛のコメントが殺到したわね。
そして、トキちゃんが秘密を知っていたことについては「やっぱりね」「おトキ冷静だ」「自分で推理してたどり着いたのか」と、ヒロインの芯の強さに改めて驚きの声が多かったわ。
トキちゃんは、たとえ相手が何を言っても、事実を事実として受け止めるだけの強さがあるんだって、演じる髙石あかりさんも話していたけれど、まさにその通りのかっこいいヒロイン像だったわ。
それにしても、これだけシリアスな展開なのに、予告で次回から吉沢亮さんが登場するとわかると、ネットは一気に「吉沢亮来る!」「来週、国宝くる?」と大騒ぎ。
映画『国宝』で話題の吉沢亮さん演じる錦織友一は、トキとヘブン(トミー・バストウ)の人生に大きな影響を与える人物とのこと。
この緩急の付け方、さすが『ばけばけ』ね。
ばけばけ(朝ドラ)15話からどうなる?
■16話以降の展開予想: 東京へ、そして遊女の提案
激動の第3週が終わり、来週から第4週「フタリ、クラス、シマスカ?」が始まるわ。
その週の始まりとなる16話の予告をみるだけで、またしても大きな荒波がトキちゃんを襲うことがわかるわね。
まず、傳さまの死により、雨清水織物工場は閉鎖が決定、トキちゃんは職を失ってしまうの。
そして松野家には、借金取りの森山(岩谷健司)が容赦なく返済を迫り、トキちゃんに遊女となるよう提案するという、聞いているだけで身が凍るような展開が再浮上するのよ。
松野家のお父さん(岡部たかし)や勘右衛門(小日向文世)は相変わらず「なんとかなる」とお気楽な様子だけど、婿の銀二郎(寛一郎)だけは危機感を募らせていて、本当に不憫でならないわ。
トキちゃんを守るために、銀二郎は借金取りの森山の紹介でさらに仕事を増やし、朝から朝まで働くという過酷な労働に身を投じることになるの。
でも、この負担が原因で銀二郎は勘右衛門と衝突し、ついに松野家を捨てて出奔してしまうのよ。
絶望の淵に立たされたトキちゃんは、銀二郎を追いかけて、生まれて初めての東京へ旅立つことになるみたい。
そこで松江出身の秀才・錦織(吉沢亮)と出会い、物語は一気に「東京編」へと舞台を移すようね。
まとめ
■今週のまとめ: 明治の荒波に立ち向かうトキ
傳さまの最期と出生の秘密が明かされた今週は、まさに時代の転換期に翻弄される人々の姿が凝縮されていたわ。
血の繋がりよりも、松野家で育ったという環境こそが、トキちゃんにこの厳しい時代を生き抜く「たくましさ」を与えたのだと、傳さまも信じて旅立ったのでしょうね。
来週は、トキちゃんが借金と貧困、そして夫の失踪という、明治の荒波のど真ん中に飛び込んでいくことになるけれど、松野家という家族の土台と、彼女自身の揺るがない強さがあるから、きっと乗り越えていけると信じたいわ。
吉沢亮さん演じる錦織との出会いが、トキと銀二郎、そしてヘブンとの運命をどう「化けさせて」いくのか。
来週も月曜日朝8時から、正座待機で一緒に見届けましょうね!