みなさん、おはようございます、週明け月曜日の朝から「ばけばけ」の衝撃的な展開に、まだ心がざわついている方も多いのではないでしょうか。
第19週の幕開けとなった第91話は、これまでの穏やかな暮らしがガラリと変わるような、大きな物語の転換点となりましたね。
まずは、先週までの出来事をざっくりと振り返って、今のトキさんたちの状況を整理してみましょう。
ヘブンさんのおかげで松野家の莫大な借金はようやく完済されましたが、新聞記者の梶谷がその経緯を面白おかしく記事にしてしまったことで、街の人々から「妾(ラシャメン)になったから金が手に入った」という残酷な誤解を受けてしまいました。
トキさんは石を投げられるほどの嫌がらせを受け、家の中に閉じこもるような苦しい日々を過ごしていましたが、江藤知事の「食い逃げ騒動」という予期せぬスキャンダルのおかげで、世間の関心がようやく他へ移ったところでした。
平和な時間が戻り、ヘブンさんが心血を注いだ「日本滞在記」も完成して、まさにこれからという希望に満ちたタイミングでの出来事でしたね。
ばけばけ(朝ドラ)91話までの振り返り
■突然の「熊本行き」提案と困惑するトキさんの姿
今朝の放送で最も衝撃的だったのは、やはりヘブンさんが放った「クマモト、ドウデスカ。マツエ、ハナレマショウ」という一言だったでしょう。
生まれ育った松江を離れるなんて思いもよらなかったトキさんは、あまりのショックに理解が追いつかず、ヘブンさんから逃げ回るというコミカルながらも切ない反応を見せていました。
ヘブンさんが挙げる理由は「松江の冬は寒くて地獄だ」という表向きのものでしたが、彼が本当に望んでいるのは、偏見に満ちたこの街からトキさんを連れ出し、彼女の心を守ることにあるのは明白です。
数日経ってもトキさんの戸惑いは消えず、静かな怒りをヘブンさんにぶつけますが、それを司之介さんとフミさんが「夫婦喧嘩」と呼んで微笑ましく見守る姿には、家族の深い愛情が感じられました。
トキさんは「家族全員が賛成しなければ私は行かない」と強く宣言しましたが、その決意の裏には、ようやく手にした家族の絆を失いたくないという必死な思いが透けて見えます。
ばけばけ(朝ドラ)91話ネタバレあらすじ
■錦織さんの喜びと忍び寄る「嘘」の影
一方で、今回初めて詳細に描かれた錦織さんの自室のシーンには、彼の複雑な人間性が凝縮されていましたね。
ヘブンさんの滞在記に「唯一の親友」と書かれているのを見つけ、人目を憚らずニヤニヤしてしまう彼の姿は、観ているこちらまで温かい気持ちにさせてくれました。
彼はヘブンさんのために嫌いな虫を飼うほど友情に厚い男ですが、弟の丈くんとのやり取りには、胸が締め付けられるような切なさが漂っていました。
丈くんが兄を尊敬し「同じ帝大に行きたい」と夢を語るのに対し、錦織さんは「俺とヘブン先生が帝大に連れて行く」と力強く約束します。
しかし、錦織さんが実は帝大を卒業しておらず、教員免許すら持っていないという事実は、いつか暴かれる運命にある爆弾のようなものです。
ばけばけ(朝ドラ)91話ネタバレ感想
■私が感じた第91話の切なさと愛情の形
ドラマを観ていて私が一番胸を打たれたのは、トキさんが買い物に出かける際にショールで顔を隠したシーンでした。
表面上は騒動が収まったように見えても、彼女の心には「自分は汚い目で見られている」という深い傷が消えずに残っているのです。
そんな彼女の苦しみを誰よりも敏感に察したからこそ、ヘブンさんは自分のキャリアや生活を投げ打ってでも、暖かい場所へ移る決断をしたのでしょう。
不器用な言葉しか交わせない二人ですが、そこには間違いなく、互いを思いやる至高の愛が存在していると感じました。
また、錦織さんの「ニヤニヤ」は、孤独な秀才として生きてきた彼が、初めて「魂の友」に出会えた喜びの表れであり、それだけに彼らの別れが近づいている予感に胸が痛みます。
ばけばけ(朝ドラ)91話からどうなる?
■次回以降に予想される衝撃の展開
第92話からは、この熊本行きを巡って家族や周囲の人々を巻き込んだ、さらに深い話し合いが描かれることになるでしょう。
トキさんとヘブンさんは、実母のタエさんや祖父の勘右衛門さんを訪ねて熊本行きを説明するようですが、頑固な「ラストサムライ」である祖父がどう反応するのかが大きな見所です。
歴史的な背景を考えると、ヘブンさんのモデルである小泉八雲も実際に家族全員を連れて熊本へ赴任していますが、ドラマでは「なぜ全員で行くのか」という絆の物語として昇華されるはずです。
一方で、錦織さんには江藤知事から「校長就任」の打診が来ているようですが、彼の無免許という秘密がどう作用するのか、非常に危うい展開が予想されます。
親友であるヘブンさんが去ってしまうことが、錦織さんの嘘を崩壊させる引き金になるのではないかと、私は今から心配でなりません。
まとめ
■トキさんの新しい旅立ちへの期待
第91話は、松江編のフィナーレに向けた、悲しくも美しい序曲のような回でした。
週タイトルの「ワカレル、シマス。」が示す通り、これから多くの別れが描かれることになりますが、それはトキさんが「松野トキ」としてさらに強く化けるための必要なステップなのでしょう。
どんなに辛い現実があっても、怪談を愛し、愛する人と手を取り合う彼女なら、きっと新しい土地でも素晴らしい物語を紡いでくれると信じています。
明日の放送では、タエさんたちがどんな言葉でトキさんの背中を押すのか、ハンカチを用意して見守りたいと思います。
みなさんも、トキさんの新しい人生が始まる瞬間を、一瞬たりとも見逃さないようにしましょう。
