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小樽商科大学|数学重視枠・英語重視枠とは?【大学入試】

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「小樽商科大学に合格したけれど、なぜか数学重視枠に振り分けられていて驚いた」という受験生の声が、2026年の今も私の耳に届いています。

憧れの樽商大に合格できた喜びも束の間、自分が得意とは言えない数学の枠で判定されたことに、戸惑いを感じる方も少なくないでしょう。

実はこの制度、一見すると複雑で理解しにくいのですが、中身を紐解いていくと非常に合理的で、受験生を救うための「優しさ」すら感じられる仕組みになっているのです。

今回は、受験指導に心血を注いできた私と一緒に、樽商大入試の核心である「数学重視枠」の正体を徹底的に解き明かしていきましょう。

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小樽商科大学の入試概要

■樽商大の入試システム

小樽商科大学は、北海道小樽市の高台に位置する歴史ある国立大学で、商学部のみの単科大学という珍しい形態をとっています。

多くの学部を抱える総合大学とは異なり、商学という一つの分野を極めるための環境がこれ以上ないほど整っているのが最大の魅力ですね。

入試制度においては、大きく分けて「昼間コース」と「夜間主コース」の二つがあり、昼間コースの前期日程が最も多くの受験生が集まるメインステージとなります。

この前期日程において、今回のテーマである「数学重視枠」と「英語重視枠」という、独特の選抜枠が設けられているのです。

特筆すべきは、受験生が出願する段階でどちらの枠にするかを選ぶ必要は一切なく、大学側が自動的に有利な方で判定してくれるという点です。

私たちはただ、全力で試験に臨めばいいだけで、後の面倒な計算はすべて大学が引き受けてくれるというわけですね。

小樽商科大学の難易度・偏差値

■入試難易度と偏差値

2026年現在の入試状況を俯瞰すると、樽商大の偏差値はおおよそ47.5から50.0の範囲で推移しており、国公立大学の中では中堅レベルの立ち位置と言えます。

共通テストの得点率は、昼間コースであれば67%から76%程度が合格の目安となっており、基礎をしっかりと固めた受験生が報われる絶妙な難易度設定になっています。

北海道内では北海道大学に次ぐ文系大学としてのブランド力があり、その就職実績の強さは全国的にも非常に有名です。

難易度だけを見れば「穴場」と感じるかもしれませんが、その実学を重視する教育方針から、入学を希望する熱意ある学生が全国から集まってきます。

私個人の見解としては、偏差値以上の価値がある「コスパ最強」の大学の一つだと確信しています。

小樽という観光地で学びながら、札幌へのアクセスも良好という立地条件は、充実したキャンパスライフを送るには最高と言わざるを得ません。

小樽商科大学|数学重視枠・英語重視枠とは?

■合格判定の不思議な流れ

さて、皆さんが最も気になっているであろう「数学重視枠」と「英語重視枠」の判定が、一体どのように行われているのかというプロセスに踏み込んでいきましょう。

樽商大の判定は、二段階のランキング作成という非常にユニークなステップを踏んでいます。

まず第一のステップとして、全受験者の点数を「数学重視」の配点に機械的にあてはめてランキングを作成し、その上位50名を問答無用で合格者として決定します。

この50名こそが、書類に記される「数学重視枠」の正体であり、この時点ではまだ英語重視枠の判定は行われていません。

続いて第二のステップでは、先に決まった50名を除いた全受験者を対象に、今度は「英語重視」の配点でランキングを組み直します。

そして、その上位230名が「英語重視枠」として合格を勝ち取ることになるのです。

つまり、数学重視枠は「先行して選ばれる特別な50人」という側面があり、ここで漏れたとしても英語重視枠で敗者復活ができる二段構えの構造になっています。

小樽商科大学|数学重視枠・英語重視枠の配点

■特殊な配点の計算ロジック

この枠組みにおける「配点」こそが、樽商大入試の攻略の鍵を握る最も重要なエッセンスです。

数学重視枠で判定される場合、二次試験の数学200点はそのまま加算され、英語と国語のうち点数が高かった方が200点として扱われます。

一方で、英語と国語のうち点数が低かった教科については、なんと点数が半分に圧縮されて100点満点として計算されるのです。

英語重視枠の場合もこれと同様で、英語の200点は固定され、数学と国語のうち低い方の教科が0.5倍されるという魔法のような処理が行われます。

共通テストの900点分はどちらの枠でもそのまま合算されるため、トータルの1400点満点で勝負が決まることになります。

自分の苦手な科目が自動的に半分にされて、得意な科目がフルに活かされるこの仕組みは、まさに受験生の努力を最大化してくれるシステムだと言えるでしょう。

具体的な数字で考えると分かりやすいのですが、もし国語と数学のどちらかが壊滅的でも、もう一方が突き抜けていれば十分に戦えるのです。

数学3割でも選ばれる理由

ここで、今回の最大の謎である「数学が3割しか取れていないのに、なぜ数学重視枠で合格したのか」という現象のカラクリを解き明かしましょう。

答えは極めてシンプルで、あなたが「数学重視の配点で計算したランキングのトップ50」に食い込んでいたからです。

たとえ二次試験の数学が60点(3割)だったとしても、英語や国語が180点を超えるような超高得点であれば、数学重視の計算式でも驚くほどの合計点になります。

さらに、共通テストで7.8割という素晴らしい高得点を叩き出していれば、二次試験の数学の凹みを補って余りある貯金が生まれます。

樽商大を志望する多くの文系受験生は、実は数学を苦手としていることが多く、全体の平均点がそれほど高くないという年度も珍しくありません。

つまり、数学が得意な理系崩れの受験生が少なかったり、他の科目が圧倒的に強かったりすれば、数学3割でも「数学重視枠の50人」に入ってしまうことは十分にあり得るのです。

これは決して間違いではなく、あなたの総合力が数学重視の配点に当てはめたとき、他の受験生を圧倒していたという動かぬ証拠なのです。

自分は数学ができないから不相応だなんて思わず、誇りを持ってその合格通知を受け取ってほしいと私は切に願っています。

まとめ

小樽商科大学の「数学重視枠」とは、特定の誰かを選別するための壁ではなく、多様な才能を拾い上げるための網のような制度です。

数学が得意な人はもちろん、数学は苦手だけれど他の科目が飛び抜けている人や、共通テストで圧倒的な基礎力を見せた人も、この枠で救われることがあります。

2026年の最新入試を振り返っても、この柔軟な選抜方法こそが、樽商大が輩出する多彩な人材の源泉になっていることは間違いありません。

もしあなたが、自分の得点に自信が持てないまま合格通知を眺めているなら、それは大学側があなたの「総合的なポテンシャル」を認めたのだと解釈してください。

合格おめでとう、そして新しい小樽での生活が、あなたにとって最高のものになることを心から祈っています。

このブログが、これから樽商大を目指す未来の受験生たちの不安を、少しでも希望に変えることができたなら、これほど嬉しいことはありません。

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