2026年の今、再び『ドラクエ7リイマジンド』の世界に浸っている皆さんは、きっとあの重厚で切ない物語の虜になっていることでしょう。
エスタード島の南東に出現するフォロッド地方は、からくり技術がもたらす悲劇と、数百年を経ても色あせない愛の形を私たちに突きつけてきます。
攻略の足掛かりとして、まずは過去の世界から現代へと続く一連の流れを丁寧に紐解いていきましょう。
フォロッド城の攻略【ドラクエ7リイマジンド】
■フォロッド地方の徹底攻略ガイド
物語は、なぞの神殿の赤色の台座に石版をはめるところから動き出します。
たどり着いた過去のフォロッド地方は、からくり兵による苛烈な侵攻で、町も城もまさにボロボロの状態です。
最初の目的地である城下町フォーリッシュに入ると、からくり兵の残骸が転がり、親を殺された少年が泣きながら鉄の塊を蹴り続けているという、あまりにも痛ましい光景に出会うはずです。
町を出ようとすると戦闘になりますが、これは小手調べのようなものなので、落ち着いて対処してください。
南西にあるフォロッド城へ向かうと、深刻な兵不足から傭兵の採用試験を受けることになります。
リイマジンド版では戦闘の臨場感が増していますが、ここで対峙するフォロッド兵にはルカニやスカラを駆使して堅実に戦うのが定石です。
試験に勝てば報酬が増えますが、もし負けてしまってもストーリー自体は進むので安心してくださいね。
城の王様に謁見した後は、西の研究所に住む偏屈な発明家ゼボットの協力を仰ぎに行くことになります。
彼は亡き婚約者エリーへの絶望から人間を嫌っていますが、迷い込んできたからくり兵を修理し、かつての恋人の名を与えたことで事態は急転します。
この「エリー」が放つ妨害音波のおかげで、一度は陥落したフォーリッシュや城の窮地を救うことができるのです。
最大の難関は、東の「からくり兵団拠点」でのボス3連戦でしょう。
マシンマスターは自分ではあまり戦わず、からくり兵を次々と呼び出してくるので、本体を集中攻撃して早めに決着をつけるのが賢明です。
その後に現れるデスマシーンは、リイマジンド版でもその圧倒的な攻撃力と守備力でプレイヤーを絶望させてきます。
守備力を下げるルカニや、味方の守りを固めるスカラは必須ですし、ヒャド系の呪文やキーファの「いなずま斬り」が有効なダメージ源になります。
オリジナル版を知る人間としては、あのフリーズの恐怖に怯える必要がなくなっただけでも、リイマジンド版は本当にありがたい進化だと感じてしまいます。
■【全体の流れチャート】
| 段階 | 場所 | 主な行動 | 入手アイテム/報酬 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 過去到着 | なぞの神殿 → フォーリッシュ(城下町) | 赤石版(事前入手: 魔封じの洞くつ/炎の山)でワープ。町探索後、出ようとからくり兵1体戦。南西の城へ。 | 町: 上やくそう、まんげつ草など | 町は要塞化。!マークのからくり兵を後で調べる。 |
| 城イベント | フォロッド城(過去) | 門兵に話しかけ入城。2F王座の間で王と会話。東寝室タンスちからのゆびわ。南西見張り塔イベント(裏口から階段)。 | ちからのゆびわ(攻撃+8) | 城マップ: 1F食堂/詰め所、2F玉座/寝室。ツボ/宝箱多数(やくそう、まほうの小ビン)。 |
| 研究所 | からくり研究所(西) | ゼボット会話。北西物置ふしぎな石版・黄(ユバール用)。 | ふしぎな石版・黄、きぞくの服、70G | ゼボット: 人間嫌いの技師。エリー(婚約者)の過去が匂わされる。 |
| 部品集め/防衛 | フォーリッシュ → 城 | 町の!からくり兵3体調べ(部品入手)。城門でからくり兵2体戦(キーファ一時離脱)。研究所復帰 → 城でキーファ復帰。詰め所トラッド/宿舎ゼボット会話 → 作戦決定。 | – | トラッド: 兵士長。一時仲間(戦闘参加)。 |
| ボスダンジョン | からくり兵団拠点(北東) | 入口イベント。リフトで地下2F(1F北東→地下1F中央)。地下1F南はがねのつるぎ(注意: 右宝箱はひとくいばこ)。地下2Fけんきゅういん+からくり兵戦 → ボス3連戦。 | ふしぎな石版・青(デスマシーン撃破)、鉄のツメ | 推奨Lv13。連戦でMP温存。勝利後ルーラで城へ。王報告でどくがのナイフ。 |
| 現代移行 | 旅の扉 → 船で南東フォロッド | 城王座イベント → 1Fアルマン会話 → 西研究所イベント → 玉座復帰 → 東地下牢(レバーで開錠)アルマン救出ふしぎな石版・灰。 | まもりのルビー、ふしぎな石版・灰(レブレサック用) | 城マップ変化小。地下牢新要素。 |
| 現代サブ | フォーリッシュ(現代) → 研究所 | 南東民家孫娘会話。教会階段下水路タル設計図+部品。宿屋西ふしぎな石版・黄。城南東でエリー修理 → アルマンからふしぎな石版・黄。 | ふしぎな石版・黄×2 | リゼット(孫娘)一時仲間。聖なる湖でメダル。 |
| クリア | なぞの神殿 | 黄石版でユバールへ。 | – | 全メダル: 町タル、研究所ツボ、拠点ツボ、湖キラキラ(計4)。 |
■【マップ/宝箱一覧(抜粋)】
| 場所 | 宝箱/ツボ/タル | アイテム |
|---|---|---|
| 城過去2F | 寝室タンス | ちからのゆびわ |
| 研究所過去 | 物置 | ふしぎな石版・黄 |
| 拠点地下1F | 南リフト | はがねのつるぎ |
| 城現代地下 | 部屋右 | ふしぎな石版・灰 |
| フォーリッシュ現代 | 水路タル | 設計図+部品 |
フォロッド城のストーリー分岐
■語り継がれるストーリーの分岐点
このフォロッド編には、物語を大きく左右するような選択肢による分岐は存在しません。
どのプレイヤーも基本的には同じ一本の道を歩むことになりますが、細かなイベントの見落としには注意したいところです。
例えば、ボスを撃破した直後にフォーリッシュに立ち寄ると、ゼボットが連れているエリーを見て人々が拒絶反応を示す、非常にやるせないイベントが発生します。
平和を取り戻した英雄として歓迎されていたはずが、からくり兵と同じ姿のエリーを見た途端、人々の目は憎悪に変わってしまうのです。
この「人間への失望」を目の当たりにするかどうかで、その後のゼボットの孤独な決断に対する受け止め方が大きく変わってきます。
また、現代のフォロッド城でも、エリーを救うためにアルマンという老兵が奔走するサブイベントがあります。
彼に協力して設計図や部品を集めるプロセスは、過去の物語を現代の私たちが補完するような感覚になれる、非常に重要なピースです。
リイマジンド版では、キャラクター同士の会話がより深掘りされているため、こうした小さなやり取りが物語の厚みを増してくれています。
フォロッド城に誰もいない?神隠し?
■城下町から人が消えた「神隠し」の真相
現代のフォロッドを訪れ、物語の終盤に差し掛かった頃、多くのプレイヤーが異変に気づくはずです。
あんなに賑やかだったフォロッド城やフォーリッシュの町から、ある日突然、全ての住人が姿を消してしまうのです。
BGMすら止まり、砂埃だけが舞う無人の廃墟と化した光景は、初見ではバグではないかと疑いたくなるほどの不気味さがあります。
これは物語の黒幕である魔王オルゴ・デミーラによる、周到な「神隠し」によるものです。
フォロッドはからくり技術に長けており、もし魔王に対抗する強力な兵器を開発されては困るという、魔王側の防衛本能のような仕業だったと推測されます。
実際に城の人間たちは魔王を討つための傭兵を集めていたという情報もあり、その芽を摘むために空間ごと消し去られたのでしょう。
私個人としては、平和な時代において、かつての戦争の教訓を忘れかけていた彼らが、魔王という圧倒的な悪によって再び「奪われる恐怖」を味わわされたことに、なんとも言えない皮肉を感じてしまいます。
しかし、絶望することはありません。
魔王を討ち果たし、真の平和が戻ったエンディングでは、彼らが何事もなかったかのように帰還している姿を見ることができます。
まとめ
■命と心のあり方を問う物語
フォロッド編は、単なるからくり兵との戦いではありません。
愛する人を失ったゼボットが「永遠に死なない存在」を求めた結果、エリーという機械が「死を理解できないままスープを作り続ける」という永遠の悲劇が生まれました。
現代の研究所を訪れた際、白骨化した主人のそばで「スープ サメタ。ツクリナオシ……。」と繰り返すエリーの姿に、胸が締め付けられなかった人はいないでしょう。
死なないことが幸せなのか、それとも愛する人の後を追えることが救いなのか、そんな哲学的な問いを投げかけてくるDQ7屈指の名エピソードです。
攻略を進める際は、ぜひ彼らの心の動きにも注目して、この世界を隅々まで歩いてみてください。
リイマジンドという形で再びこの物語に触れられる喜びを、一人のゲーマーとして皆さんと分かち合えたら幸いです。
ぜひ、皆さんの手でゼボットとエリーの物語に、一つの答えを見つけてあげてくださいね。
