2026年、ミラノ・コルティナの冷たくも熱い風を感じながら、僕たちの「りくりゅう」が見せてくれた神演技に、フィギュアスケートを愛する一人として胸が震える思いです。
日本中が深夜まで画面に釘付けになり、あの美しすぎるスケーティングに多くの人が涙したのではないでしょうか。
二人が銀メダルを手にし、新たな伝説を刻んだ今だからこそ、その歩みを振り返ってみたいと思います。
りくりゅうペア|結成の経緯
■運命が引き寄せた奇跡の結成
「りくりゅう」こと三浦璃来選手と木原龍一選手の物語は、2019年の夏、カナダのオークビルから始まりました。
当時、それぞれ以前のパートナーとペアを解消していた二人が、三浦選手側から木原選手に打診してトライアウトを行ったのがきっかけです。
木原選手は後に、最初に滑った瞬間に「絶対にうまくいく」と確信したと語っており、三浦選手も言葉では言い表せないほどの相性の良さを感じたそうです。
9歳の年齢差や約30センチの身長差がある二人ですが、その個性が絶妙に溶け合い、結成からわずか数ヶ月で世界を驚かせる存在へと駆け上がっていきました。
それまでペア競技において苦戦を強いられてきた日本フィギュア界に、突如として現れた希望の光に、僕たちファンはどれほど励まされたことか計り知れません。
りくりゅうペア|経歴・成績
■世界を驚かせ続ける輝かしい戦績
二人の経歴を語る上で欠かせないのが、2022-2023年シーズンに達成した、フィギュア全カテゴリで日本勢初となる「年間グランドスラム」という歴史的偉業です。
グランプリファイナル、四大陸選手権、そして世界選手権と主要な国際大会をすべて制覇し、世界一の座を不動のものにしました。
2022年の北京オリンピックでも団体戦の銀メダル獲得に大きく貢献し、個人戦でも日本ペア史上最高となる7位入賞を果たすなど、着実にステップアップしてきました。
そして2026年現在、ミラノ・コルティナ五輪の舞台では、団体戦のペア・フリーで155.55点という自己ベストを大幅に更新する世界歴代3位のスコアを叩き出し、再び世界を震撼させています。
三浦選手が怪我を乗り越え、木原選手が腰の持病と闘いながら、お互いを信じ抜いて氷に立つ姿は、まさにアスリートの誇りそのものだと感じます。
特に今大会のフリー「グラディエーター」では、冒頭のトリプルツイストから後半の力強いリフトまで、息の合ったパフォーマンスが完璧に決まり、会場を熱狂の渦に巻き込みました。
| 大会 | 成績 | 詳細 |
|---|---|---|
| 世界選手権 | 金メダル (2023 Saitama, 2025 Boston) 銀メダル (2022 Montpellier, 2024 Montreal) | 2023年は日本ペア初の世界王者。2025年も連覇。 |
| 四大陸選手権 | 金メダル (2023 Colorado Springs, 2025 Seoul) 銀メダル (2024 Shanghai) | 日本ペア初の優勝。 |
| グランプリファイナル | 金メダル (2022?23 Turin, 2025?26 Nagoya) 銀メダル (2024?25 Grenoble) | 日本ペア初の優勝。 |
| オリンピック | チーム銀メダル (2022 Beijing) | 個人ペアは7位。2026年ミラノ・コルティナ五輪に向けて準備中。 |
| 全日本選手権 | 金メダル (2019?20, 2024?25) 銅メダル (2017?18) | 複数回の優勝。 |
| ISUグランプリシリーズ | 金5、銀2、銅1 | 合計8メダル。 |
| その他 | ワールドチームトロフィー銀2、銅2 | チームイベントで貢献。 |
りくりゅうペア|プライベートの関係は結婚?恋人?三浦璃来と木原龍一
■リンクの外でも噂される特別な関係
演技が終わった後、まるでお互いの魂を分かち合うような熱いハグや、キス&クライで見せる親密なやり取りに、ついつい「二人は付き合っているの?」と気になってしまう人も多いはずです。
実際、拠点を置くカナダでは二人は共に生活しており、クリスマスには一緒に鍋を囲んだり、オフの日もMLBのワールドシリーズを観戦しに行ったりと、プライベートでも非常に多くの時間を共有しています。
三浦選手の忘れ物を木原選手がチェックしたり世話を焼いたりする様子は、三浦選手の家族から「トロントのお母さん」と呼ばれるほど微笑ましいものです。
しかし、2026年現在も、二人が結婚しているという事実や、公式に交際を認めた事実は確認されていません。
木原選手はかつて「兄妹のような絆」と表現しており、あくまでも同じ目標に向かって命を預け合う、究極の信頼関係に基づいたパートナーシップであると言えるでしょう。
それでも、二人が見つめ合う瞳の中に宿る深い愛情に近い信頼は、恋愛という言葉だけでは括れない、より崇高な結びつきのように僕には見えてしまいます。
まとめ
三浦璃来選手と木原龍一選手、この「りくりゅう」ペアが日本フィギュアスケート界にもたらした功績は、計り知れないほど大きなものです。
苦しい怪我やブランクを何度も乗り越え、その度に強くなって戻ってくる二人の物語は、僕たちの心に勇気を与えてくれます。
2026年の五輪舞台で見せてくれたあの笑顔と、驚きのあまり椅子から転げ落ちそうになった無邪気なリアクションこそが、彼らの絆の深さを物語っています。
これからも二人が描く氷上の詩を、一人のブロガーとして、そして一人のファンとして、心の底から応援し続けたいと思います。
これからも二人の未来に、光り輝くメダルと、それ以上の幸せが訪れることを願って止みません。
