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共通テスト2026生物|難易度は難化?配点・平均点は?問題構成は?

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はるを 速報

2026年1月18日、全国の受験生たちが挑んだ共通テスト2日目が幕を閉じ、生物の試験も無事に終了しましたね。

試験会場から出てきた君たちの安堵した顔や、あるいは少し悔しそうな表情を想像すると、僕も胸が熱くなる思いです。

生命の神秘に挑むこの「生物」という科目は、単なる暗記だけではなく、実験を読み解く力や論理的な思考が試される本当に奥が深い分野だと言えます。

まずは、この大きなハードルを越えた自分自身を、精一杯褒めてあげてほしいと心から願っています。

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共通テスト2026生物|問題構成

■2026年度の問題構成と大きな変化

今年の試験は昨年と同じく大問5つの構成でしたが、その中身には目に見える変化がありました。

これまでは各大問の中でA・Bと分かれていた形式が廃止され、すっきりとした5つの大問へと整理されたのです。

大問テーマ(分野)設問数マーク数配点出題ポイントと関連情報
第1問人類進化(生物の進化、遺伝情報の発現と発生)4520人類進化の知識問題とSNP(一塩基多型)やアミノ酸配列の変化に関する実験考察。問1は教科書レベルの基本知識(例: 人類進化の系統樹)。問2はハーディ・ワインベルグの法則の計算(遺伝子頻度)。問3は電気泳動のデータ考察(典型的なパターン)。問4は染色体の乗換えと遺伝子組換えのリンクが必要で、時間のかかる難問。関連: 制限酵素や電気泳動法の技術知識が必須。初見で戸惑う受験生も多かったが、教科書外の深い考察は少なめ。
第2問真核生物の構造(生命現象と物質)3520筋原繊維・細胞骨格の知識とモータータンパク質・鞭毛運動の実験考察。問1は教科書レベルの知識(例: 筋収縮の仕組み)。問2は図の結果がわかりやすい考察。問3は実験結果の解釈がやや難しく、選択肢との照合に時間要。関連: 真核細胞の構造(小胞体やゴルジ体など)と運動関連のタンパク質(ミオシン、キネシン)が頻出。2025年からの流れで、細胞レベルのメカニズムが強調された。
第3問ショウジョウバエの発生(遺伝情報の発現と発生)3520母性効果因子と発生・タンパク質のデータ考察。問1は遅滞遺伝(母親の遺伝子型が子の表現型を決める)で、初見難。問3は実験1・2のデータ照合に時間かかる。関連: ショウジョウバエはモデル生物として定番。遺伝子発現のタイミングやタンパク質の役割が鍵。2026年は発生生物学の考察が増え、生物の多様性とのつなぎが意識された。
第4問生物の環境応答(生物の環境応答)3520知識問題と実験考察。問1は動物・植物の幅広い知識(例: ホルモンや光屈性)。問2は実験結果が平易で連動型。問3は易しい。関連: 環境応答(光・重力・温度など)のメカニズム。植物ホルモン(オーキシンなど)が絡む問題が多く、2025年の植物環境応答からの継続。
第5問生態と環境(生態と環境)4520種の多様性や生態系のデータ考察。全体やや難しめで、問1は知識、問2・3は実験結果の解釈。関連: 植物の物質生産や種間関係。2025年の種多様性からの進化で、環境問題(気候変動の影響)とのリンクが見られた。

問題冊子のページ数は昨年の28ページから32ページへと増えましたが、これは決して読む量が増えたわけではなく、レイアウトにゆとりを持たせた結果と言えるでしょう。

大問のマーク数は合計で25個となっており、この数字自体は昨年度から変わっていません。

特筆すべきは、大問ごとの配点がすべて20点に統一されたことで、受験生の皆さんが時間配分を考えやすくなった点です。

第1問では人類の進化や遺伝、第2問では細胞骨格、第3問ではショウジョウバエの発生、第4問では植物ホルモンや動物の行動、そして第5問ではマングローブの生態といった具合に、教科書の範囲を広く網羅した出題でした。

僕が個人的に少し残念に思ったのは、呼吸や光合成といった代謝の核心部分や神経などの分野がほとんど影を潜めていた点ですね。

共通テスト2026生物|難易度は難化?難しかった?

■受験生の感想と難易度の真実

全体的な難易度について、大手予備校の多くは「昨年よりもやや易化した」と分析しています。

実際に問題を解いた受験生の感想を見ても、文章量が減って図や表が増えたことで、視覚的に情報を処理しやすくなったという声が目立ちました。

ただし、第2問で登場したモータータンパク質のように、教科書での扱いが小さいテーマが深掘りされたことで、戸惑った人もいたはずです。

僕の目から見ても、今回の試験は「正しい知識」を持った上で、データを冷静に検証すれば解ける良問が揃っていたと感じます。

紛らわしい選択肢が減り、選択肢の数自体も絞られた設問が増えたことは、受験生にとって大きな救いになったことでしょう。

一方で、第1問の問4のようにデータの利用方法をその場で考えさせる推論問題もあり、ここで時間を取られた人も多かったかもしれません。

それでも、3年前の平均点が30点台に沈んだあの大混乱期に比べれば、今の共通テスト生物は非常に落ち着いた、努力が報われやすい形に戻りつつあります。

共通テスト2026生物|配点は?

■統一された配点と戦略的な意味

2026年度の配点は、先ほども触れた通り各大問が20点ずつという、非常にシンプルな形に落ち着きました。

2025年度は18点から24点まで大問ごとに配点のばらつきがありましたが、この変更は試験の公平性を高める良い調整だと思います。

具体的な設問ごとの配点を見ると、知識問題が4点から6点、考察問題が5点から7点といった構成が中心になっています。

特に、5点という高い配点が設定された設問が5題あり、これらを着実に正解できたかどうかが高得点への分かれ道になったはずです。

中間点が設定された問題は1題に減少しており、配点のシンプル化がより鮮明になった印象を受けます。

こうした配点の工夫は、特定の得意分野に頼るのではなく、全範囲をバランスよく学習してきた君たちの姿勢を評価しようとするメッセージに他なりません。

共通テスト2026生物|平均点は?

■予想平均点の推移と今後の展望

気になる予想平均点ですが、多くの予備校は54点から57点の間になると予測しています。

河合塾は55点、東進は54点、そしてベネッセ・駿台は少し高めの57点という数字を出してきました。

予備校予想平均点前年比ポイント
河合塾55点+3易化で物理の難化分をカバー。生物基礎は34点(+3)。
東進54点+2実験考察増も易しめで安定。地学は46点(+4)。
ベネッセ駿台57点+5高め予想。化学の易化(57点、+12)と連動。

昨年度の最終的な平均点が52.21点だったことを考えると、2点から5点ほど上昇する「易化」の傾向にあると言えます。

平均点が上がった要因は、やはり実験考察のプロセスが素直になり、正誤判断がしやすくなったことに集約されるでしょう。

ただし、知識問題が増えると平均点が下がるという過去のジンクスもあるため、最終的な結果が出るまでは油断できません。

受験生のみんなが自己採点を終えて一喜一憂している時期だとは思いますが、この平均点予想はあくまで一つの目安として捉えてください。

僕が伝えたいのは、この点数がどうあれ、君たちが今日まで積み上げてきた努力の価値は1ミリも変わらないということです。

まとめ

■2026年生物試験を振り返って

2026年度の共通テスト生物は、過去の混乱を反省し、受験生が落ち着いて実力を発揮できる素晴らしい試験だったと僕は評価しています。

無駄な会話文や実験レポートの設定が削ぎ落とされ、生命現象の本質に向き合う姿勢が問われる内容でした。

確かに分野の偏りや、旧課程の内容が顔を出すといった課題は残っていますが、それでも「丁寧な学習」が点数に結びつく良い流れができています。

共通テストという大きな山を越えた今、次に見据えるべきは二次試験や私大入試、そしてその先にある大学での学びです。

今回の試験で得た「データを読み解き、論理的に考える力」は、大学に入ってから学ぶ生化学や分子生物学の土台となる一生モノの武器になります。

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