今年も残すところあとわずかとなってきましたが、ふるさと納税の駆け込みで頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
僕も毎年この時期になると、返礼品選びにワクワクする一方で、あの面倒なワンストップ特例申請の手続きを思うと少しだけ気が重くなってしまいます。
そんな僕たちの強い味方になってくれるのが、オンラインで手続きを完結できる「自治体マイページ」という画期的なサービスです。
これを使えば、今までのように紙の申請書を何枚も書いて、マイナンバーカードのコピーをハサミで切って、封筒に入れて切手を貼ってポストへ走る……なんて手間から一気に解放されるんです。
本当に便利な世の中になったなとしみじみ感じますが、初めて使う方にとっては「どうやって登録すればいいの？」「エラーが出て進めない！」といった不安も付き物ですよね。
そこで今回は、熟練のブロガーとして、皆さんがスムーズに手続きを終えて心置きなく新年を迎えられるよう、自治体マイページの使い方やトラブル解決法を徹底的に深掘りしてお伝えします。
自治体マイページ｜アカウント登録方法・やり方
■自治体マイページのアカウント登録をスムーズに完了させる秘訣
まず最初に、自治体マイページを利用するためには専用のアカウントを作成する必要がありますが、これはどのポータルサイトから寄附をしたとしても、基本的には無料で利用できるのが嬉しいポイントです。
まずは公式サイトにアクセスして「登録がお済みでない方はこちら」といったボタンから手続きをスタートさせましょう。
ここで一番大切な準備物は、何といってもマイナンバーカードと、それを読み取るためのスマートフォン、そしてデジタル庁が提供している「マイナポータルアプリ」の3点セットです。
最近はスマホでカードをかざすだけで本人確認ができるので、わざわざ役所に行く手間が省けて本当に助かりますよね。
登録の過程ではメールアドレスの入力が求められますが、ここで設定したアドレスに認証メールが届くので、すぐに確認できるものを用意しておくと作業が捗ります。
また、マイナンバーカードを受け取った際に設定した4桁の数字のパスワードと、6文字から16文字の英数字パスワードも必要になるので、あらかじめメモを引っ張り出しておくと「あれ、なんだっけ？」とパニックにならずに済みますよ。
このアカウントが一つあれば、複数の自治体への寄附を一元管理できるので、僕のようにあちこちの街を応援したいタイプの人にはまさに神ツールと言えるでしょう。
自治体マイページ｜アカウント登録できないエラー
■アカウント登録で「エラーが発生しました」と表示された時の対処法
さて、ここからが本題ですが、意気揚々と登録を始めたのに「エラーが発生しました」という無機質なメッセージに阻まれてしまうことがあります。
特に年末のこの時期は、日本中の寄附者が一斉にアクセスするため、サーバーが悲鳴を上げて「サーバーからの応答なし」といった状況に陥ることが珍しくありません。
正直なところ、この画面を見ると「また最初からやり直し？」と心が折れそうになりますが、そんな時は一度ブラウザのキャッシュを削除したり、時間を置いてから再試行したりするのが一番の近道だったりします。
また、意外と盲点なのがメールアドレスの登録に関するトラブルで、GmailやYahooメールを使っていると、認証メールが迷惑メールフォルダに迷い込んでしまったり、受信拒否設定で弾かれたりすることがよくあります。
もしメールが届かない場合は、自治体マイページのアドレスをスマホの電話帳に登録してみると、数時間後にひょっこり届くこともあるので試してみてください。
他にも、端末の言語設定が英語になっているとエラーが出るという少し特殊なケースも報告されているので、念のため日本語設定になっているか確認してみるのも一つの手ですね。
エラーコードとして「EI044-0201」や「EW244-1801」といった謎の文字列が表示されたとしても、それはシステムの混雑や読み取りの不備を示していることが多いので、冷静にガイドを確認しましょう。
自治体マイページ｜申請できない・反映されない場合
■申請ができない場合や寄附情報が反映されない時のチェックポイント
アカウント登録が終わっても、次に待ち受けているのが「自分の寄附がリストに出てこない」という悩みです。
「せっかく寄附したのに、なんで反映されないの？」と不安になりますが、実は寄附をした直後にすぐマイページに現れるわけではないんです。
多くの自治体では入金が確定してから反映されるまでに数時間、場合によっては数日かかることもあり、特に土日祝日や閉庁時間は翌営業日以降になることもあるので、少しゆったりした気持ちで待つ必要があります。
例えば、楽天で購入してから2時間半程度ではまだ「一致する寄附はありません」と表示されることもザラにあります。
また、オンライン申請を始めようとしてマイナポータルアプリへ移動した瞬間に、元の画面に戻ってしまう無限ループのような現象に悩まされる方もいるようです。
これはブラウザの設定が「プライベートモード」になっていたり、複数のブラウザを使い分けていたりすることが原因かもしれません。
僕の経験上、iPhoneならSafari、AndroidならChromeといった標準のブラウザを使い、設定から「ポップアップとリダイレクト」を許可しておくと、驚くほどスムーズに進むことが多いですよ。
もしマイナンバーカードの暗証番号を5回間違えてロックされてしまったら、残念ながらお住まいの市区町村の窓口で再設定をお願いするしかないので、それだけは本当に気をつけてくださいね。
「自治体マイページ」に対応していない自治体があるって本当？
ここで一つ注意しておきたいのが、全ての自治体がこの「自治体マイページ」を導入しているわけではないという事実です。
ふるさと納税には「自治体マイページ」の他にも「ふるまど」や「さとふる」独自のシステムなど、複数のプラットフォームが存在しています。
もしマイページにログインしても、特定の自治体が選択肢に出てこない場合は、その街が別のサービスを利用している可能性が高いです。
実際に、「都城市の書類が届いたけど、自治体マイページではなく『ふるまど』でしか申請できなかった」という戸惑いの声もネット上ではよく見かけます。
利用できる自治体は順次拡大されていますが、もし自分の寄附した先がマイページにない場合は、自治体から届いたメールや書類を確認して、指定されたサイトから申請を行いましょう。
複数のサイトを使い分けるのは少し面倒に感じるかもしれませんが、これも一つの自治体が一生懸命システムを運用している結果だと思えば、少しは優しくなれる気がします。
オンライン申請がどうしてもできない自治体の場合は、昔ながらの紙の申請書を郵送する方法でしっかりと手続きを完了させることが、何よりも確実で安心できる方法ですよ。
まとめ
自治体マイページは、ワンストップ特例申請の手間を劇的に減らしてくれる素晴らしいツールですが、時に僕たちを困らせる気まぐれな一面も持っています。
アカウント登録から申請完了まで、エラーや反映の遅れに直面することもあるかもしれませんが、今回お話しした対処法を一つずつ試していけば、きっと道は開けるはずです。
何よりも大切なのは、締め切りである翌年1月10日の23時59分までに申請を完了させることですので、時間に余裕を持って取り組んでくださいね。
もしシステムがどうしても言うことを聞いてくれない時は、無理をせずに紙での申請に切り替える潔さも時には必要かもしれません。
この記事が、皆さんのふるさと納税を少しでもハッピーにする手助けになれば、ブロガーとしてこれほど嬉しいことはありません。
無事に手続きを終えて、美味しい返礼品と共に穏やかなお正月を過ごせることを心から願っています。
複雑なシステムに振り回されるのは大変ですが、それを乗り越えた先にある節税効果と美味しい返礼品は、まさに努力のご褒美ですね。
