【神公演レポ】B’z LIVE-GYM 2025 -FYOP- 福岡Day2、伝説の中断と稲葉さんの「神MC」を徹底解説!
B’zの冬ドームツアー「LIVE-GYM 2025 -FYOP-」が、2025年11月29日と30日にみずほPayPayドーム福岡で開催されましたね。
B’z福岡ドームツアーFYOPライブレポート
■ドームに響いた情熱の夜
約7年ぶりとなる冬のドームツアー、しかも最新アルバム『FYOP』を軸にした情熱的なロックセットリストが組まれているとあって、僕を含めたbro/sisたちは、もう、始まる前からボルテージが最高潮でしたよ。
特に僕が参戦した11月30日のDay2は、まさかのハプニングが起こり、ファンが「一生の思い出のハプニング」と呼ぶほどの伝説的な夜になったんです。
松本孝弘さんのギターを中心とした重厚なロックサウンドと、稲葉浩志さんの圧巻のボーカルがドームの空気を完全に支配していました。
中央ステージに加え、花道とサブステージが設けられた3箇所構成のステージングは、ドームの広さを最大限に活かしていて凄かった。
オープニングの新曲「FMP」では炎のエフェクト、バラード「イルミネーション」では星空のような美しい投影があり、まるでロックの情熱が視覚化されているようでした。
稲葉さんがMCで「福岡、今日も一緒にpassionを追いかけようぜ!」ってシャウトした瞬間、僕らの熱気がドーム全体を揺らしたのを肌で感じましたね。
B’z福岡ドームツアーFYOPセトリ
■予想不能!狂気のセットリスト
さて、多くの読者さんが一番知りたいセットリストです。
今回のFYOPツアーは、新曲中心の前半から往年のヒット曲が怒涛のように続く後半へ移行する、本当にバランスの取れた構成でした。
特に11月30日公演は、日替わり曲が僕らファンを唸らせる選曲で、まさに「想定外の曲祭り」でしたよ。
オープニングの「FMP」から「兵、走る」という、重厚なリフと疾走感あるロックナンバーが続く流れは、いきなりのフルスロットルでした。
ライブ中盤のハイライトの一つとして絶対に語り継ぎたいのが、キーボードの川村ケンさんとの二人だけで披露された「Homebound」です。
この曲がこのタイミングでチョイスされるなんて、長年のファンでも予想できなかったんじゃないでしょうか。
稲葉さんの情感豊かな歌声がドームの隅々まで染み渡り、改めてボーカリストとしての凄みを実感しました。
もちろん、松本さんのインストパート「EPIC MATCH (Tak Matsumoto)」では、ギターの神髄を披露してドームの空気を一変させましたね。
そして、「LOVE PHANTOM」からの「ultra soul」という流れは、もう圧巻の一体感で、僕も腕がちぎれるかと思うほど飛び跳ねました。
アンコールでは、季節感たっぷりの「いつかのメリークリスマス」と、アルバム収録曲の「イルミネーション」が美しい光の演出とともに流れ、最後は「イチブトゼンブ」で大合唱が起こり、感動的なフィナーレでした。
新曲「鞭」から「Still Alive」、そして僕の人生を変えた「ギリギリchop」まで、新旧を織り交ぜた最高の夜でしたよ。
【11/30 みずほPayPayドーム福岡 セットリスト】
- FMP
- 兵、走る
- 声明
- MY LONELY TOWN
- DIVE
- 恐るるなか灰は灰に
- INTO THE BLUE
- The Illrd Eye
- Homebound
- キレイな愛じゃなくても
- EPIC MATCH (Tak Matsumoto)
- LOVE PHANTOM
- ultra soul
- 鞭
- Still Alive
- ギリギリchop
- Brotherhood
アンコール
- いつかのメリークリスマス
- イルミネーション
- イチブトゼンブ
B’z福岡ドームツアーFYOP中断の理由はなぜ?
■ライブ中断の真相を追う
問題のハプニング、11月30日の公演では合計約20分の中断がありました。
中断は2回発生しており、最初は3曲目「声明」直後、稲葉さんが急いでステージ袖へ退場。
そして、5曲目「DIVE」の後には、メンバー全員がステージからはけ、「一時中断します。安全のためご協力ください」という正式なアナウンスが流れたんです(約15分間)。
会場では一瞬にして「まさか中止?」という不安がよぎり、僕も心臓がバクバクしました。
公式な原因発表は今のところありませんが、多くのファン報告や現場の状況から、原因は「稲葉さんの急な体調不良(胃腸系などの急な不調?)と、音響/機材調整の複合」だったと推測されています。
特に、再開後に音響が明らかに改善され「聞きやすくなった」との声が上がったことから、マイクやモニターといった機材のチューニングも大きな要因だったのでしょう。
また、稲葉さんが中断後のMCで「私のことは心配しないでください」、「せっかく松本さんが(ツアーに)間に合わせてくれたのにわたしがこんなんなっちゃって…」と発言されていたことから、中断の直接的な原因は稲葉さん側に何らかの要因があったことは間違いないようです。
2018年のHINOTORI福岡公演での声枯れによる中断を思い出したファンは多かったですが、今回は歌声そのものは絶好調だったため、体調面でも深刻な問題ではなかったようで、本当に安堵しました。
プロとして、途中で無理せず立て直すという判断は、僕らに最高のパフォーマンスを届けたいという彼らの誠意の表れですよね。
B’z福岡ドームツアーFYOP中断にファンの声は?
■緊迫と歓喜、ファン熱狂の反応
中断が発生した瞬間、ドームは静まり返り、Twitter(現X)では瞬時に「#BZ中断」がトレンド入りするほどの騒ぎになりました。
会場にいた誰もが「稲葉さん、松本さんの体調は大丈夫か」と心配でざわつきましたが、そんな緊迫した空気を一瞬で変えたのが、稲葉さんの「神MC」でした。
再開時に、袖からダッシュで登場した稲葉さんが、心配する僕らに向かって放った一言。
「俺は大丈夫!心配すんなよ。今日のことは友達に面白おかしく伝えてくれ」。
このユーモアあふれる言葉を聞いた瞬間、会場全体がドッと笑いに包まれ、緊張感が完全に吹き飛びました。
僕も心の中で「稲葉さん、最高すぎるだろ!」と叫びましたよ。
中断はあったものの、再開後のパフォーマンスは圧巻の一言で、ファンからは「プロの対応に感動した」「中断込みで神ライブ」という声が主流になりました。
特に「中断すら、思い出の1ページになった」というファンの言葉は、僕らの思いをすべて代弁している気がします。
トラブルを「心配させないユーモア」に変えてしまう稲葉さんの言葉の力と、それを乗り越えて完走したB’zの「絆」と「passion」が証明された夜でした。
まとめ
■トラブルさえも伝説に変えるB’z
2025年11月30日の福岡公演は、約20分の中断という予期せぬ出来事がありましたが、結果的にファンにとって忘れられない「神ライブ」として記憶されるでしょう。
中断を乗り越えても歌声が衰えなかった稲葉さんの復活劇と、それを支えた松本さんの揺るぎないギターパフォーマンスは、まさにプロフェッショナリズムの極みでした。
ピンチをチャンスに、いや、ピンチを「笑いのネタ」に変えてしまうB’zの姿に、僕たちファンは改めて心を掴まれました。
B’zのライブは、ただ音楽を聴く場所ではなく、アーティストとファンが特別な連帯感で繋がる空間なんだ、とあの夜改めて実感しましたよ。
次は東京ドーム公演が控えていますが、福岡で見せつけてくれた彼らの情熱と強さがあれば、間違いなく最高のファイナルを見せてくれるはずです。
僕らの人生を支えるB’zの「Follow Your Own Passion」の旅は、まだまだ続いていくのです!
せーの、お疲れー!
