【第104回】冬の国立へ！全国高校サッカー選手権2025-2026徹底ガイド＆優勝予想
いよいよこの季節がやってきましたね！
冬の風物詩、全国高校サッカー選手権大会！
第104回大会となる今回も、未来のスターたちが国立競技場を目指して、熱いドラマを繰り広げてくれること間違いなしです。
抽選会で激戦ブロックが誕生し、今から年末が待ちきれない気持ちでいっぱいです。
今回は、大会を徹底的に楽しむための最新情報、日程、注目選手、そしてブロガーとしての情熱を込めた優勝候補予想まで、余すところなくお届けします！
この情報をチェックして、年末年始は高校サッカーに全集中しましょう！
第104回・全国高校サッカー選手権(2025-2026)日程と会場
第104回全国高校サッカー選手権大会は、2025年12月28日（日）に開幕し、2026年1月12日（月・祝）の決勝戦まで、約2週間にわたって開催されます。
高校生たちが夢をかける「聖地」である国立競技場は、開会式、開幕戦、準決勝、そして決勝の舞台となります。
開幕戦は12月28日、国立競技場で早稲田実業（東京B）対 徳島市立（徳島）のカードでスタートを切ります。
年内の戦いは1回戦と2回戦で、12月29日（月）に1回戦、12月31日（水）に2回戦が行われますよ。
年明けは1月2日（金）に3回戦、1月4日（日）に準々決勝が予定されています。
使用される会場は、国立競技場以外にも関東各地に分散しています。
東京では駒沢陸上競技場や味の素フィールド西が丘が、神奈川ではUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuやニッパツ三ツ沢球技場。
さらに埼玉では浦和駒場スタジアムやNACK5スタジアム大宮、千葉ではフクダ電子アリーナやゼットエーオリプリスタジアムが熱戦の舞台となります。
年末年始、このどこかの会場で、未来の日本代表が誕生する瞬間を目撃できるかもしれないと思うと、ゾクゾクしますよね！
第104回・全国高校サッカー選手権(2025-2026)全48校の出場校一覧
全国47都道府県の予選を勝ち抜いた48校が出場します（東京都はA・Bの2校）。
今大会で特に注目したいのは、長崎県代表の九州文化学園です。
彼らはなんと選手権初出場！。
県大会では名門・国見高校を破るなど快進撃を見せ、初出場ながらどんな旋風を巻き起こすのか、本当に楽しみです。
また、宮城県代表は、仙台育英高校の辞退を受けて、準優勝だった聖和学園が代替出場することが決まりました。
連続出場記録を伸ばした強豪校も名を連ねています。
例えば、絶対王者青森山田は29年連続31回目の出場。
そして、前回王者の前橋育英は5年連続28回目、九州の雄大津も5年連続22回目、そして堅守速攻の米子北は16年連続21回目と、常連校の安定感はさすがです。
これらの出場校の顔ぶれを見るだけでも、今大会のレベルの高さが伺えますね。
| 地域 | 代表校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 北海道・東北 | 北海、青森山田、専大北上、聖和学園、秋田商、山形明正、尚志 | |
| 関東 | 鹿島学園、矢板中央、前橋育英、昌平、流経大柏、堀越、早稲田実、日大藤沢、山梨学院 | |
| 北信越・東海 | 帝京長岡、富山第一、金沢学院大附、福井商、上田西、帝京大可児、浜松開誠館、東海学園、宇治山田商 | |
| 近畿 | 水口、京都橘、興國、神戸弘陵、奈良育英、初芝橋本 | |
| 中国・四国 | 米子北、大社、岡山学芸館、広島皆実、高川学園、徳島市立、高松商、新田、高知 | |
| 九州・沖縄 | 東福岡、佐賀東、九州文化学園（初出場）、大津、大分鶴崎、日章学園、神村学園、那覇西 |
第104回・全国高校サッカー選手権(2025-2026)注目選手
■未来の扉を開く逸材たち（注目選手）
高校サッカーの魅力の一つは、この選手権の舞台から将来のプロ選手や日本代表が生まれることです。
今大会も既にプロ入りが内定している逸材たちが多数いますよ。
特に注目すべき選手をポジション別に紹介します。
プロ入り内定組
ゴールを守るGKには、青森山田の守護神、松田 駿選手（→ファジアーノ岡山内定）がいます。
彼は昨年の総体予選の敗戦から責任と覚悟を持って変わり、全国優勝を目指すと力強く語っています。
最終ラインでは、前回王者前橋育英のU-18日本代表でもあるDF久保 遥夢選手（→名古屋グランパス内定）、そして流通経済大柏のDF増田 大空選手（→ジュビロ磐田内定）が、守備の要としてチームを支えます。
中盤にはタレントがひしめいていますね。
昌平のMF山口 豪太選手（→湘南ベルマーレ内定）はU-17日本代表歴もあり。
流経大柏からはMF島谷 義進選手とMF安藤 晃希選手が揃って水戸ホーリーホックへ内定。
さらに、夏のインターハイ王者神村学園からは、MF福島 和毅選手（→アビスパ福岡内定）が、テクニックと判断力でチームの攻撃を牽引します。
FWでは、流通経済大柏のFW大藤 颯太選手（→東京ヴェルディ内定）が、得点を量産するでしょう。
世代別代表候補や夏の優秀選手
プロ内定者以外にも、将来を嘱望されている選手はたくさんいます。
神村学園からはMF佐々木 悠太選手やU-17日本代表候補のDF竹野 楓太選手、そして昌平からはインターハイ優秀選手にも選ばれたMF長 璃喜選手が中盤を支配します。
そして、インターハイ準優勝の大津からは、名門のエースFW山下 虎太郎選手と、安定感抜群の守護神GK村上 葵選手がチームを冬の頂点へと導くことができるでしょうか。
彼らのプレーを見ると、本当に高校生なのかと目を疑うほどの技術とフィジカルを持っています。
まさにこの選手権が、彼らが未来の扉を開くための最高の舞台なんです！
第104回・全国高校サッカー選手権(2025-2026)優勝候補・予想
■優勝候補はどこだ？激戦ブロックを斬る
抽選会が終わって、SNSでは早くも「死の組」が話題になりましたね。
第104回大会は、トーナメントの組み合わせが非常に厳しく、初戦から目が離せない好カードが目白押しです。
Ａブロック：優勝候補が密集する「死の組」
Aブロックには、前回王者前橋育英（群馬）を筆頭に、昌平（埼玉）、帝京長岡（新潟）、夏のインハイ3位の尚志（福島）、そして2度の優勝経験を持つ山梨学院（山梨）といった強豪が集中しています。
前橋育英は2回戦シードでスタートしますが、このブロックを勝ち上がるだけで、相当な消耗戦になることは間違いありません。
SNSでも「Aゾーンやばすぎやろ」「死の組すぎるだろ」といった声が上がっており、大会の行方を大きく左右する山となるでしょう。
Ｄブロック：超強豪校の激突
そして、私が個人的に一番興奮しているのがDブロックです。
ここには、4度の優勝を誇る青森山田（青森）、インターハイ準優勝の大津（熊本）、前回準優勝の流通経済大柏（千葉）が、まるで運命のように集結しました。
Dブロックでは、2回戦でいきなり米子北と流通経済大柏が激突します。
さらに、青森山田が勝ち上がれば、準々決勝あたりで大津と激突する可能性がありますが、過去の対戦（100回大会など）を見ると、大津は青森山田のフィジカル重視の戦術と相性が悪いというデータがあります。
しかし、大津の福島京次選手は「インターハイで負けてから、突っ走ることをテーマにやってきた」と語っており、ボールを保持する持ち味に力を入れて、全国制覇を目指す覚悟です。
優勝候補の予想
今年の優勝候補は、プレミアリーグ所属校が中心になると見ています。
本命は、夏のインターハイで初優勝を果たし、J内定者も多い神村学園（鹿児島）を推します。
彼らのアグレッシブな攻撃力は、トーナメントを勝ち抜く勢いを持っています。
対抗は、絶対王者青森山田（青森）と、前回準優勝でタレント豊富な流通経済大柏（千葉）です。
特に青森山田は攻守に隙がなく、厳しいDブロックを乗り越えれば、優勝はぐっと近づくでしょう。
また、前回王者前橋育英（群馬）も、Aブロックの激戦を勝ち抜くタフさを持っていますし、見逃せません。
高校サッカーは本当に何が起こるか分からない。
だからこそ、この「死の組」をどのチームが勝ち上がるのか、今からワクワクが止まりません！
全国高校サッカー選手権の歴代優勝校は？
■伝説を振り返る！歴代優勝校リスト
100回を超える歴史を持つ全国高校サッカー選手権大会は、多くの名門校がその名を刻んできました。
直近の大会結果と、特に多くの優勝を飾った学校を振り返ってみましょう。
| 回数（年度） | 優勝校 | 地域 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 史上最多 | 御影師範 | 兵庫 | 優勝回数 11回（初期の大会） |
| 第70回（1991年） | 四日市中央工 / 帝京 | 三重 / 東京 | 両校優勝 |
| 第95回（2016年） | 青森山田 | 青森 | 5-0で前橋育英に勝利 |
| 第96回（2017年） | 前橋育英 | 群馬 | 1-0で流通経済大柏に勝利 |
| 第97回（2018年） | 青森山田 | 青森 | 3-1で流通経済大柏に勝利 |
| 第98回（2019年） | 静岡学園 | 静岡 | 3-2で青森山田に勝利 |
| 第99回（2020年） | 山梨学院 | 山梨 | PK戦で青森山田に勝利 |
| 第100回（2021年） | 青森山田 | 青森 | 4-0で大津に勝利 |
| 第101回（2022年） | 岡山学芸館 | 岡山 | |
| 第102回（2023年） | 青森山田 | 青森 | 3-1で近江に勝利 |
| 第103回（2024年） | 前橋育英 | 群馬 | PK戦で流通経済大柏に勝利 |
戦前から戦後にかけての歴史を振り返ると、兵庫県の御影師範が圧倒的な強さで11回の優勝を誇っています。
近年で言えば、青森山田が4回の優勝を飾っており、現代高校サッカー界の頂点に君臨していますね。
また、帝京と国見もそれぞれ6回優勝、市立船橋と東福岡も歴史に名を刻む強豪です。
前回大会（第103回）では、前橋育英と流通経済大柏がPK戦までもつれ込む激闘の末、前橋育英が7大会ぶり2度目の優勝を決めました。
今年の大会も、これらの名門校が再び頂点を目指して戦う姿に、歴史の重みを感じずにはいられません。
まとめ
第104回全国高校サッカー選手権大会は、12月28日の開幕に向けて、ボルテージが最高潮に達しています。
「死の組」と呼ばれるAブロックやDブロックの激闘、そしてイングランド内定という夢を掴んだ選手たち、全ての要素が揃い、過去に類を見ないドラマが生まれる予感がしています。
個人的には、夏の悔しさをバネに冬の頂点を目指す大津や、タレント集団の神村学園が、関東勢の牙城を崩せるのかに注目しています。
もちろん、前回王者前橋育英や絶対王者青森山田の戦いぶりからも目が離せません。
この冬、高校生たちの情熱がぶつかり合う舞台を、一緒に見届けましょう！
彼らのひたむきなプレーは、きっと私たちの心を揺さぶってくれるはずです。
皆さんもぜひ、推しチームを見つけて、熱いエールを送りましょう！
未来の扉は、すぐそこにある！
