話題の新作Kドラマ「暴君のシェフ」を徹底レビュー！
Netflixで配信が始まったばかりのKドラマ「暴君のシェフ」は、もうチェックしましたか。
僕は、普段から色々なジャンルの作品を追いかけているんですが、このドラマは本当に期待を裏切りませんでした。
現代のシェフが朝鮮時代にタイムスリップして、まさかの暴君に出会うなんて、想像するだけでワクワクしますよね。
今回は、この魅力的な作品のあらすじから、心を奪われた第1話と第2話の感想、そして総合的な評価まで、僕の熱い思いをたっぷりお届けしたいと思います。
皆さんもぜひ、僕と一緒にこのドラマの世界に浸ってみてください。
暴君のシェフ(netflixドラマ)ネタバレwiki｜あらすじ
現代のシェフが朝鮮時代へ！物語の核心に迫るあらすじ
「暴君のシェフ」は、その名の通り、現代を生きる天才シェフが朝鮮時代にタイムスリップし、恐れられる“暴君”のために料理を作るという、奇想天外なファンタジーロマンス時代劇です。
主人公は、ミシュランの星を獲得するほどの腕前を持つフレンチシェフ、ヨン・ジヨン。
彼女は2025年のパリで開催された、世界最高峰の料理大会で見事優勝を果たした、まさにキャリアの絶頂にいる女性です。
ところが、ひょんなことから父親の友人の古書「望雲録」を手にし、皆既日食の最中に飛行機の化粧室でその本を開いた瞬間、彼女の運命は大きく変わってしまいます。
気づけば、そこは500年前の朝鮮時代、獣を捕らえる罠にかかり宙吊りになっていたのです。
そこで彼女が出会うのが、この物語のもう一人の主役、イ・ホン王。
彼は、その並外れた「絶対味覚」を持つ美食家でありながら、一方で冷酷無比な「暴君」として周囲から恐れられています。
母親の死にまつわる深い心の傷と、不正を働く臣下への復讐心に囚われている王の前に、ジヨンは「怪しい女」として引き立てられます。
しかし、彼女が作った不思議な料理に心を動かされた王は、ジヨンを宮中の料理人に任命するものの、その条件は「料理が王を喜ばせなければ即刻処刑」という、あまりにも過酷なものでした。
現代の調理器具も知識も通用しない異世界で、ジヨンは自身の命を守るため、そして大切な人々を守るために、現代の知恵と朝鮮の食材を融合させた「フュージョン宮廷料理」を日々作り続けていくことになります。
このドラマは、料理という普遍的なテーマを通して、時代を超えた愛、権力争いの陰謀、そして何よりも「生き残る」ことの尊さを描き出す、見どころ満載の作品なんです。
暴君のシェフ(netflixドラマ)wiki｜1話の感想は？
爆笑と緊迫の連続！第1話＆第2話の心に残るシーン
第1話を見た時の衝撃は忘れられません。
僕の中で、このドラマは早くも2025年のベストKドラマ候補に躍り出ましたよ。
特に第1話は、本当に笑いが止まらなくて、カオスな展開にすっかり心を掴まれてしまいました。
物語の始まりは、ジヨンが料理大会で華麗な腕前を披露するところから。
五分前のアクシデントにも動じず、藁を使って瞬時に対応する姿はまさに「天才」の一言です。
でも、そんな彼女がタイムスリップした先の朝鮮時代で、まさか王様をコスプレ俳優だと勘違いして縄で縛り上げちゃうなんて、誰が想像できたでしょうか。
この導入からして、もう「やられた！」って感じでしたよね。
王様（イ・ホン）とジヨンが崖から川に落ちる場面は、ハプニング満載で、本当に息をのむ展開でした。
そして、その後の二人のやり取りがまた最高なんです。
ジヨンが目の前のイ・ホンを「ヨンヒ君という暴君」だと説明するシーンは、まるでアンジャッシュのすれ違いコントを見ているようで、思わず吹き出してしまいました。
王様が必死に「そんな奴は知らん！」と反論する姿は、暴君なのにどこか可愛げがあって、このキャラクターの多面性にグッと惹きつけられましたね。
そして、ジヨンがポケットにあったゴチュジャンとバターを使って作ったビビンバ。
これを食べたイ・ホンが、亡き母親との思い出を重ねて涙を流すシーンは、料理が単なる食事ではなく、記憶や感情を呼び覚ます「魂の芸術」であることを、静かに、でも力強く伝えてくれました。
まさかこんなにも早く、暴君の心の奥底に触れることができるとは、予想外の感動でしたよ。
第1話のラストで、ジヨンが自分のバッグを探しに行く間、王様を置き去りにしてしまうところも、彼女の大胆不敵な性格が炸裂していて、早くも次の展開が気になって仕方ありませんでした。
暴君のシェフ(netflixドラマ)wiki｜2話の感想は？
第2話では、さらに物語が加速します。
ジヨンは、王に献上する女性を選抜する「採紅（チェホン）」の役人に捕まってしまいます。
27歳という年齢が選抜基準（25歳以下）を超えていたため、選に漏れてしまうんですが、これがまた彼女の運命を大きく左右するんですよね。
選ばれなかった女性たちと一緒に膳房（宮中の台所）で働くことになった彼女は、そこで王の客人をもてなすという、絶体絶命の任務に直面します。
手元にあるのは限られた食材、しかも肉はとても硬い。
しかし、ここでジヨンは現代の知識を最大限に活用し、なんと「スーヴィッド調理法」を再現するんです。
お湯の温度を手で確かめながら、昆布で肉を包んで長時間煮込むという、その知恵と工夫には本当に驚かされました。
その結果生まれたステーキは、まさに「天下第一の美味」！
客人のイム親子は当初、料理の少なさに不満を露わにするものの、一口食べればその常識を覆されるほどの衝撃を受けていました。
しかし、この料理が単なる味覚の饗宴で終わらないのが、このドラマの深いところです。
イ・ホン王がこの場に現れ、ジヨンの料理を絶賛しつつも、実はその裏で、母親を死に追いやった者たちへの復讐を着々と進めていたという事実が明らかになります。
料理が、王の復讐のための「政治の道具」として利用されるという展開は、グルメドラマの枠を超えた、重厚な政治ドラマの一面を見せてくれました。
個人的には、ジヨンがもっとシェフとして、現代の知識と工夫で歴史的な制約を乗り越えていくシーンをもっとじっくり見たかった、という気持ちもあります。
でも、彼女の料理が王の冷酷な心を揺さぶり、宮廷の陰謀に巻き込まれていくという構成は、本当に巧妙だと感じました。
最終的にジヨンと親友になったソ・ギルグムだけが宮殿に連れて行かれ、そこで王の側室であるカン・モクジュと出会う場面は、今後の激しい対立を予感させ、次が待ちきれない興奮でいっぱいになりました。
予測不能な展開に期待！「暴君のシェフ」は間違いなく見るべき作品！
「暴君のシェフ」は、まさにファンタジー、ロマンス、コメディ、時代劇、そしてグルメという、多彩なジャンルが見事に融合した作品です。
初回から高視聴率を記録し、Netflixではグローバル3位、23カ国で1位を獲得するなど、その面白さは世界中で認められています。
主演のイム・ユナさんとイ・チェミンさんの相性は本当に抜群で、コミカルな掛け合いから緊迫したシーンまで、二人のケミストリーは見る人を惹きつけます。
特に、イム・ユナさんの演技は圧巻で、現代のシェフとしての自信と、異世界に迷い込んだ戸惑い、そして時に見せる図太さといった、複雑な感情を見事に表現しています。
イ・チェミンさんも、暴君としての冷酷さと、料理に触れて垣間見せる人間的な脆さとのギャップが魅力的で、今後彼がジヨンによってどう変わっていくのか、目が離せません。
確かに、一部の視聴者からは「もっと王様の暴君らしいダークな一面が見たい」という声や、「歴史のネタバレが大胆すぎる」という意見も上がっています。
しかし、僕はそれも含めてこのドラマの魅力だと感じています。
歴史上の人物をモチーフにしながらも、現代的な解釈とファンタジー要素を大胆に加えることで、これまでの時代劇にはない新鮮な感動を与えてくれるんです。
料理シーンの美しさや、食欲をそそる映像も、このドラマの大きな見どころの一つです。
ジヨンが現代の知識を使って、どんな驚きの料理を朝鮮時代に生み出していくのか、そしてそれがイ・ホンや宮廷の人々の心をどう動かしていくのか、今後の展開が楽しみで仕方ありません。
まとめ
「暴君のシェフ」は、笑いあり、感動あり、そしてハラハラするような宮廷の陰謀ありと、本当に盛りだくさんの作品です。
ぜひ皆さんも、この「暴君のシェフ」の世界に足を踏み入れて、予想をはるかに超える面白さを体感してみてください。
きっと、あなたも僕と同じように、次回のエピソードが待ちきれなくなるはずですよ。
