皆さん、こんにちは！ 映画大好きブロガーの僕が、今回は『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』について、熱い思いを込めて語っていきたいと思います。
この映画、シリーズの完結編ということで、公開前から本当に楽しみにしてたんですよね。
ワクワクしながら劇場に足を運んだ方も、これから観る方も、ぜひ僕のブログで一緒にこの「新たなる支配者」の世界に浸ってみませんか？
ジュラシックワールド新たなる支配者ネタバレ｜あらすじ
恐竜と人間が混在する新世界
前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で、恐竜たちがイスラ・ヌブラル島からアメリカ本土に解き放たれてから、もう4年もの月日が流れたんですね。
映画の世界では、もう恐竜たちが繁殖して、地球のあちこちに生息地を広げているんです。
想像してみてください、僕らが暮らすこの世界に、あの巨大な生き物たちがいるんですよ。
まさに「ジュラシック・ワールド」と化した地球は、人間と恐竜が混在する、これまでにない新たなステージを迎えています。
もちろん、恐竜による人間社会への被害は大きな問題になっていて、一方で、恐竜を自分たちの欲望のために利用しようとする人間たちもいるんです。
そんな中、かつて恐竜テーマパークを作ったインジェン社のライバル企業だったバイオシン社が、CEOのルイス・ドジスンの指揮のもと、イタリアのドロミーティ山脈に恐竜の保護施設「バイオシン・サンクチュアリ」を設立しています。
物語の中心となるオーウェンとクレアは、恐竜の保護活動をしながら、シエラネバダ山麓でメイジーと一緒に暮らしています。
二人はメイジーを実の娘のように大切に育てているんですが、彼女が特別な存在だからこそ、その安全を考えて行動範囲を厳しく制限していました。
13歳になって思春期に入ったメイジーは、この窮屈な生活に不満を感じ、自由を求めているんですね。
彼らが暮らす家のすぐ近くの森には、オーウェンがかつて調教したヴェロキラプトルのブルーが、子供のベータと一緒に住んでいます。
ある日、オーウェンたちの忠告に反発して外出したメイジーが、ベータ共々、密猟者のレイン・デラコートに攫われてしまうんです。
ここから物語は一気に加速します。
オーウェンたちは密猟者を追跡し、地中海のマルタ島にある恐竜の闇取引が行われている場所へ。
そこで彼らは、かつての同僚で、今はCIA捜査官となっているバリーの手引きで闇市場に潜入します。
そこで判明するのが、メイジーとベータが闇市場を牛耳るソヨナ・サントスの手からバイオシン社に引き渡され、バイオシン・サンクチュアリに移送されたという事実。
しかし、サントスが放ったアトロキラプトルに追いかけられ、街中で激しいチェイスを繰り広げることに。
クレアは闇市場で知り合ったパイロットのケイラに助けられ、オーウェンも間一髪のところでアトロキラプトルを振り切り、二人はケイラの操縦する飛行機でバイオシン・サンクチュアリへと向かいます。
まさに怒涛の展開ですよね。
同じ頃、アメリカの中西部では、大量発生した巨大なイナゴが農家の穀物畑を食い荒らす被害が多発していました。
その調査のため現場の農場を訪れた古植物学者のエリー・サトラー博士は、バイオシン社が開発した穀物の種を使用した近隣の農場が、イナゴの被害を全く受けていないことに気づき、疑念を抱きます。
このままイナゴの被害が拡大すれば世界の食料供給が危機に晒されると考えたエリーは、捕獲したイナゴを持って、顔馴染みの古生物学者アラン・グラント博士に協力を要請するんです。
アランはイナゴを詳しく調べ、白亜紀の生物の特徴があることに気づき、バイオシン社がイナゴに白亜紀の生物のDNAを組み込んで改良しているのではないかという仮説を立てます。
二人はそれを確かめるため、かつてジュラシック・パーク事件の当事者であった数学者で、今はバイオシン社に雇われているイアン・マルコム博士のつてで、バイオシン・サンクチュアリに向かいます。
それぞれの目的を持ったオーウェン一行とアラン一行が、バイオシン・サンクチュアリで出会う時、バイオシン社が企む陰謀と、史上最大の肉食恐竜ギガノトサウルスの脅威が彼らを待ち受けている、というのが大まかなあらすじです。
こんな壮大な物語、映画好きにはたまらないですよね。
ジュラシックワールド新たなる支配者ネタバレ｜最後の結末
絆が紡ぐ、新たな未来へ
映画のラストは、まさにこれまでのシリーズの集大成といった感じでした。
誘拐されたベータを無事救い出したオーウェンが、ブルーの元へ彼女を連れて帰ってくるシーンは、個人的には胸が熱くなりましたね。
オーウェンが「必ず子供を取り返してくる」と約束した時、ブルーは一瞬錯乱して彼に襲いかかろうとしたんですが、彼の言葉を信頼して、静かに森の中へ去っていったんです。
その信頼関係がいかに深いものか、このシーンだけでもビンビン伝わってきました。
そして、無事にベータを取り戻してきたオーウェンを、ブルーはしばらくじっと見つめていました。
まさにアイコンタクト、言葉はなくても通じ合う二人の絆がそこにはあったんです。
ブルーとベータは、再び野生の中へと帰っていきましたが、オーウェンはいつかブルーがベータを連れて自分の元へ戻ってくると知っている、そんな深い信頼で結ばれていました。
この、人間と恐竜の間に生まれた温かい絆が健在であることに、僕もホッとしましたね。
最終的に、バイオシン・サンクチュアリは恐竜たちの新たな安息の地となり、恐竜たちは世界中で人間と共存していく道を選びます。
レクシィ（ティラノサウルス）も、他のティラノサウルスたちと出会い、新たな生活を始めていました。
これは、ただ恐竜を退治して終わるのではなく、人間と恐竜がどう共存していくのか、という未来への問いかけでもあると感じました。
ジュラシックワールド新たなる支配者｜キャストと人物相関図
豪華な顔ぶれと深まる関係性
この映画の大きな魅力の一つは、なんといっても豪華なキャスト陣ですよね。
そして、それぞれの人物が複雑に絡み合い、物語に深みを与えています。
まずは、お馴染みのこの二人から。
オーウェン・グレイディ演じるクリス・プラットと、クレア・ディアリング演じるブライス・ダラス・ハワード。
彼らはもう、すっかりメイジーの親のような存在になっていて、恐竜保護活動と並行して、思春期のメイジーの養育に奮闘しています。
オーウェンとブルーの関係性は、このシリーズの核ですよね。
オーウェンはブルーの育ての親であり、「アルファ」として絶対的な信頼を寄せられています。
ブルーが子供を産んでからは、彼女もオーウェンたちを遠くから見守っているような描写があって、種を超えた家族のような関係性がより深まっていました。
そして、今作で重要な役割を担うのが、メイジー・ロックウッド演じるイザベラ・サーモン。
前作で明かされた彼女の出生の秘密が、今作では物語の大きなカギとなります。
彼女とブルーの娘、ベータが共に誘拐されることで、オーウェンとクレアが危険な冒険に身を投じることになるんです。
そして、何よりも僕らを歓喜させたのが、あの伝説の三人が21年ぶりにシリーズに帰ってきたこと！
古生物学者のアラン・グラント博士を演じるサム・ニール、古植物学者のエリー・サトラー博士を演じるローラ・ダーン、そして数学者のイアン・マルコム博士を演じるジェフ・ゴールドブラム。
彼らが一堂に会して、現代の危機に立ち向かう姿は、往年のファンにはたまらないでしょう。
アランとエリーは、イナゴの大量発生というバイオシンの陰謀を暴くために協力し、イアンはバイオシン社に雇われながらも、彼らの企みを阻止するために内部から協力します。
この三人の連携プレーは、個人的に鳥肌ものでした。
新キャラクターも見逃せません。
闇市場でオーウェンたちを助けるパイロットのケイラ・ワッツ演じるディワンダ・ワイズは、最初は依頼内容に無関心だったのに、メイジーと目が合ったことで心境が変化し、オーウェンたちに協力するようになる、という人間味あふれるキャラクターでした。
そして、バイオシン社のCEO、ルイス・ドジスン演じるキャンベル・スコットは、慈善家を装いながら恐竜や遺伝子を利用した恐ろしい陰謀を企む、まさに今回の悪役です。
過去作にも登場したヘンリー・ウー博士や、オーウェンの友人でCIA捜査官のバリー・センベーヌなど、お馴染みの顔ぶれも健在です。
日本の吹き替え声優陣も豪華で、オーウェン役の玉木宏さん、クレア役の木村佳乃さんはもちろん、マルコム役の大塚芳忠さん、グラント役の菅生隆之さん、サトラー役の井上喜久子さんと、ベテラン勢の演技も光っていましたね。
登場人物たちの関係性が複雑に絡み合い、それぞれの思惑が交錯する中で、人間と恐竜の未来が描かれていく。
これこそが、この映画の醍醐味だと僕は思います。
ジュラシックワールド新たなる支配者｜登場する恐竜・古生物
新顔から懐かしの顔まで大集合！
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の見どころの一つは、なんといっても登場する恐竜たちのバリエーションの豊かさでしょう。
僕もスクリーンに登場するたびに、心の中で「おぉ！」と叫んでいました。
まずは、このシリーズのヒロイン、ヴェロキラプトルのブルーです。
彼女は、ノドグロオオトカゲのDNAが組み込まれた影響で、なんと単為生殖で娘のベータを産みます。
ブルーはグレーの体に名前の由来にもなった青いラインが特徴で、群れのリーダーとしての賢さと、オーウェンへの深い忠誠心を併せ持っています。
そして、その娘であるベータも、メイジーと行動を共にする重要な存在です。
もちろん、シリーズお馴染みのティラノサウルス、通称レクシィも健在です。
前作の騒動の後、バイオシン・サンクチュアリに移送されていましたが、この映画のプロローグでは、オリジナル個体がギガノトサウルスに敗れるという衝撃的な描写がありました。
終盤では、他のティラノサウルスたちと遭遇するシーンもあって、ファンとしては胸が熱くなりましたね。
そして、今作の新たな脅威となるのが、史上最大の肉食恐竜、ギガノトサウルスです。
通称「ギガ」。
バイオシン・サンクチュアリの頂点捕食者として君臨し、レクシィをも凌駕するその存在感は圧巻でした。
コリン・トレヴォロウ監督は「ジョーカーを意識したキャラクター像」と語っていたそうですが、まさにその通り、不気味さと威圧感が半端なかったです。
闇市場でオーウェンたちを追い詰めるのが、アトロキラプトルです。
ヴェロキラプトルよりも大型で獰猛な肉食恐竜で、ゴースト、タイガー、パンテーラ、レッドの4頭が登場します。
レーザーポインターで示された標的を殺すまで追い続けるよう遺伝子操作・調教されているという設定が、めちゃくちゃ怖かったですね。
凍った湖から現れるピロラプトルも印象的でした。
全身が赤い羽毛で覆われているのが特徴で、水鳥のように水中を泳ぎ、トリッキーな攻撃を仕掛けてきます。
羽毛恐竜の登場は、事前に監督が示唆していましたが、いざスクリーンで観ると本当にリアルで興奮しました。
そして、まさかの29年ぶりに生体として登場したのが、ディロフォサウルスです。
一作目で衝撃を与えたあの恐竜が、再びクレアを襲うシーンは、思わず声が出そうになりました。
他にも、長い爪が特徴的な植物食恐竜でありながら、気性が荒く縄張り意識の強いテリジノサウルスや、翼竜の最大種であるケツァルコアトルス、バイオシン社本部地下に住み着くディメトロドンなど、本当に多種多様な恐竜たちが登場し、それぞれの個性が際立っていました。
また、冒頭のニュース映像や闇市場では、アロサウルス、カルノタウルス、バリオニクス、コンプソグナトゥス、モササウルスといったお馴染みの恐竜たちも顔を見せてくれましたね。
今回の作品では、恐竜たちが世界中に広がったことで、彼らがどのような環境で生きているのか、そして人間とどう関わっているのかが、これまでにないほど詳細に描かれていました。
本当に、映画を観ながら恐竜図鑑をめくっているような感覚になれて、僕にとっては最高の体験でした。
ジュラシックワールド新たなる支配者ネタバレ｜見どころ
過去と現在が交差する、感動と興奮の最終章
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の見どころは、本当にたくさんあって、どこから話そうか迷ってしまいますね。
個人的な感想を交えながら、特に注目してほしいポイントをいくつか挙げさせてもらいます。
まず一番に挙げたいのは、やはりオリジナルキャストの再集結でしょう！
アラン・グラント、エリー・サトラー、イアン・マルコムという、僕たちが『ジュラシック・パーク』で出会って以来、長年愛してきたキャラクターたちが、現代のオーウェンやクレア、メイジーと共に危機に立ち向かうんです。
これはもう、ファンにとっては感涙ものの出来事ですよね。
それぞれの専門知識を生かして協力し合う姿は、まさに夢の共演でした。
彼らが再会するシーンや、昔からの軽妙なやり取り、そして彼らが抱えてきた思いが交錯する瞬間には、僕も込み上げてくるものがありました。
二つ目は、ブルーとオーウェンの絆の物語です。
前作までで築き上げてきた二人の信頼関係が、今作では親子の絆のような深さへと進化しています。
ブルーがベータという娘を授かり、彼女を守ろうとする姿は、人間と同じように深い愛情を持っていることを示しています。
ベータが攫われた時のブルーの動揺と、オーウェンが彼女に約束するシーン、そしてラストでベータを無事に戻したオーウェンをブルーが見つめる姿は、言葉では表現できないほどの感動がありました。
「活躍はしてないです、今はこんな生活してるよ的な感じの一部だけの登場です」という意見もソースにはありましたが、個人的にはこの限られた登場シーンで、彼らの絆の深さと、ブルーがたどり着いた新たな境地がしっかりと描かれていて、むしろその存在感は際立っていたと感じました。
三つ目は、恐竜と人間が共存する「新たなる世界」の描写です。
恐竜たちが世界中に放たれてから4年が経ち、彼らが街中を歩いたり、農場に現れたり、空を飛んだりする光景は、まさに「もしも」の世界をリアルに描き出していました。
闇市場での恐竜の取引や、遺伝子操作されたイナゴによる食料危機など、人間が恐竜の存在をどのように利用し、あるいは被害を受けているのかが克明に描かれていて、単なるパニック映画ではない、社会的なテーマも感じさせられました。
この壮大なスケール感は、シリーズの完結にふさわしいものでしたね。
四つ目は、迫力満点のアクションシーンです。
マルタ島でのアトロキラプトルとのチェイスシーンは、まさに手に汗握る展開でした。
街中を縦横無尽に駆け巡る恐竜たちと、それを追うオーウェンのバイクアクションは、息をのむほどでした。
そして、バイオシン・サンクチュアリでのギガノトサウルスとレクシィの最終決戦は、シリーズのクライマックスにふさわしい大迫力で、どちらのティラノサウルスが勝つのか、目が離せませんでした。
個人的には、羽毛恐竜のピロラプトルが凍った湖から現れて、水中を泳ぐ姿もすごく印象に残っています。
これまでのジュラシックシリーズの集大成として、科学の進歩がもたらす光と影、生命の尊厳、そして人間と他の生物との共存のあり方について、深く考えさせられる作品でした。
まとめ
この映画を観終わった後、きっと皆さんも、自分たちが生きる世界の未来について、少しだけ思いを馳せることになるでしょう。
僕も映画館を出た後、しばらく余韻に浸っていました。
ぜひ、皆さんの目でこの「新たなる支配者」の世界を体験してみてくださいね！
