皆さん、こんにちは。
「はるを」です。
先日、ついに『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を観てきました。
トム・クルーズのアクションに息をのんだのはもちろんですが、今回の作品で特に心に残ったのが、イーサンにとってかけがえのない相棒、ルーサーのことでした。

シリーズを通して彼の活躍を見てきたファンとしては、今回のストーリー展開に本当にいろいろな感情が湧き上がってきました。
今日は、そんなルーサーについて、一緒に振り返ってみませんか?
【M:Iファイナル・レコニング】ルーサー、あの最後の結末について※ネタバレ注意
今回の『ファイナル・レコニング』で、私たちファンにとって本当にショッキングな出来事がありました。
それは、ルーサー・スティッケルの死です。
物語の序盤、ルーサーはガブリエルによって爆弾が仕掛けられた部屋に閉じ込められてしまいます。
駆けつけたイーサンに、彼は爆弾を完全に解除することはできない、街を巻き込む爆発を最小限に抑えることしかできないと告げました。
もう逃げられない状況で、ルーサーはイーサンに「まだ見ぬ未知の人々のために」とIMFの信念を語り、「俺はこのために生まれた」と言って、自らの命を犠牲にしたんです。
シリーズの最初の作品から、唯一イーサンのそばにいてくれたルーサーがいなくなってしまうなんて、観ていて涙が止まりませんでした。
世界は救われたけれど、イーサンにとって一番大切な仲間を失ってしまった、その結末は私にとっては少しビターエンドのように感じられました。
でも、ルーサーの活躍はそこで終わりではありませんでした。
彼はエンティティに勝利するための秘策を作り上げていましたし、最後の最後に残されたメッセージが流れた時には、また胸がいっぱいになりました。
「人生は選択の連続」「君はいつも正しい側にいた」という彼の言葉は、困難な選択を迫られてきたイーサン、そして私たち観客の心にも響くものでしたね。
ミッション:インポッシブル シリーズでのルーサーの軌跡
ルーサーは、シリーズの第一作目『ミッション:インポッシブル』(1996年)から登場している、イーサンにとって本当に特別な存在です。
彼はIMFの伝説的ハッカーとして、いつもイーサンを技術面でサポートしてきました。
コンピューターやメカニックに強く、不可能なミッションを影から支える、まさにイーサンにとって欠かせない相棒であり、親友であり、家族のような存在です。
シリーズ全8作品すべてに出演している、唯一の皆勤賞メンバーでもあります。
実は、ルーサーはもともと第1作目の脚本では物語の序盤で命を落とす予定だったそうなんです。
でも、ルーサーを演じたヴィング・レイムスさんが、「どうして黒人男性はいつも死ななくちゃならないんだ?」と疑問を投げかけたことから、トム・クルーズさんがその意見に賛同し、脚本が変更されたというエピソードがあるんです。
このエピソードを知ると、ルーサーがどれだけシリーズにとって、そしてファンにとって重要なキャラクターになったかがよく分かりますよね。

22年以上にわたってイーサンと共に様々な困難を乗り越えてきた彼の存在は、このシリーズの大きな魅力の一つでした。
ルーサーを演じたヴィング・レイムスってどんな人?
ルーサーという素晴らしいキャラクターを演じているのは、ヴィング・レイムスさんという俳優さんです。
彼はシリーズを通してルーサー役を務めており、その存在感は本当に圧倒的ですよね。
イーサン役のトム・クルーズさんとの長年の共演は、作品に深みを与えてきたと思います。
彼の安定した演技と、ルーサーとしてのあの声を聞くと、やっぱり「ミッション:インポッシブル」だと感じます。
ルーサーの日本語声優は手塚秀彰さん!
日本の私たちにとって、洋画のキャラクターを語る上で欠かせないのが、素晴らしい日本語吹き替えの声優さんたちの存在ですよね。
ルーサーの日本語吹き替えは、主に手塚秀彰さんが担当されています。
手塚さんの深みのある落ち着いた声は、ルーサーの頼りがいのあるキャラクターにぴったりで、彼の声でルーサーのセリフを聞くたびに、安心感を覚えるファンの方も多いのではないでしょうか。
声優さんの演技があってこそ、より深くキャラクターに入り込める、ということもありますよね。
まとめ
『ミッション:インポッシブル』シリーズにとって、ルーサー・スティッケルはただのチームメンバーではなく、物語の核となるキャラクターの一人だったと改めて感じます。
今回の『ファイナル・レコニング』での彼の結末は寂しいものがありましたが、彼のこれまでの活躍や、最後に残したメッセージは、私たちの心にしっかりと刻まれました。
彼の存在は、イーサンと仲間たちの絆の強さを改めて私たちに教えてくれたように思います。
大好きなシリーズだからこそ、キャラクター一人ひとりに感情移入してしまいますね。
また続編があるのか、ルーサーに再び会える日は来るのか、ファンとしては期待してしまいます。
このシリーズには、本当にたくさんの「愛」が詰まっているなと、改めて感じた鑑賞体験でした。
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