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会社員(NHKドラマ)2話あらすじ感想・ネタバレ考察

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NHKドラマ10『会社員』の第2話が放送され、あまりの怒涛の展開とラストの衝撃に、画面の前で思わず息をのんでしまいましたね。

第1話で描かれた社内のパワハラ隠蔽劇から一転し、今回はまるで上質なスパイサスペンスを見ているかのような息詰まる攻防が繰り広げられました。

吉田羊さん演じる宮木英理子が繰り出す保身の策と、南沙良さん演じる斉藤るりの恐ろしいまでの行動力、そしてラストに明かされたあまりにも異様な真実について、ドラマ考察の視点からじっくりとお話ししていきますね。

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会社員(NHKドラマ)2話までの振り返り

■前回の振り返り:隠蔽から始まった終わりの始まり

まずは、物語のすべての引き金となった第1話の出来事をおさらいしておきましょう。

大手企業「KZGC」でコーポレートデザイン本部長を務める50歳の宮木英理子は、男性中心の組織において実力と努力で登り詰めてきた完璧主義の幹部候補でした。

彼女が主導する大型プロジェクト「SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)」が成功すれば、女性初の取締役昇進が確実視されているという絶頂期にいたのです。

しかしそんな折、部下の寺田一輝から、先輩エンジニアである山岸光による度重なるパワハラ被害の相談を受けます。

プロジェクトのシステム構築を一身に担う山岸を処分すればリリースが間に合わなくなるため、英理子は寺田のうつ病診断書をシュレッダーにかけ、被害の訴えを内々にもみ消してしまいました。

穏便に処理したはずの英理子でしたが、翌日デスクに届いたのは、ツギハギ状に綺麗に復元された診断書と「山岸を処分しろ」という匿名の脅迫文でした。

防犯カメラの映像から、シュレッダーのゴミを回収していたメールセンターの派遣社員・斉藤るりが犯人だと突き止めます。

英理子は100万円での口止めを試みるものの拒絶され、さらにコンプライアンス室に所属する夫の東海林正則にも事態がバレてしまうという絶体絶命のピンチに陥りました。

るりから「私の言うことを聞くか」と迫られ、無力に「はい」と答えるしかなかった英理子の屈辱的な姿で、第1話は幕を閉じました。

会社員(NHKドラマ)2話あらすじ

■第2話のあらすじ:加速する脅迫と巧妙な証拠隠滅の罠

第2話では、リリースパーティーを目前に控えて焦る英理子に対して、るりの追求がさらに容赦なく突き刺さります。

るりは山岸のパワハラを完全に立証するため、山岸の社用パソコンとスマートフォンを持ってくるよう英理子に強く要求してきました。

個人の端末を勝手に持ち出すことなど到底できないと拒む英理子に対し、るりは英理子が寺田のマンションを訪れた際の隠し撮り動画などを盾にして迫ります。

追い詰められた英理子は、コンプライアンス室の夫・東海林を言いくるめて時間を稼ぎつつ、自らの手で証拠を消し去る危険な賭けに出ます。

加害者である山岸を密かに会議室へ呼び出し、「揚げ足を取られないよう、支給されている端末を綺麗にしておくように」と、言葉巧みにデータの削除を命じました。

山岸もその意図を察し、社内の端末からパワハラを裏付けるやり取りや不要なデータを綺麗に消去してしまいます。

英理子はデータの消えたパソコンを抜き打ちチェックと称してるりに渡し、これで追及をかわすことができたと密かに胸を撫で下ろしていました。

会社員(NHKドラマ)2話ネタバレ

■2話のストーリーと最後の結末:すり替え劇と明かされた真実

今回の物語では、るりと被害者である寺田が出会った過去の回想シーンが丁寧に明かされました。

数ヶ月前、夜間のスポーツジムで受付のバイトをしていたるりは、横暴な酔っ払い客に絡まれていたところを会員の寺田に助けられます。

その後、昼間の勤務先であるKZGCで再会したものの、寺田が山岸から激しい叱責を受けて追い詰められている姿を目撃しました。

さらにジムのトイレで過呼吸を起こして倒れ「助けて」と泣きつく寺田を救急車で運んだ経験から、るりは彼を救うために立ち上がったのです。

そして迎えたリリースパーティー当日、会場に潜入したるりは、山岸にターゲットを絞って恐ろしい行動を起こします。

英理子は壇上でサステナビリティの理想を語りながらも、客席にるりの姿を見つけて動揺し、山岸を遠ざけようと必死に抵抗しました。

しかし隙を突いたるりは、山岸に「東海林るり」と英理子の夫の姓を騙って接近し、つまずいたフリをして飲み物を山岸にぶっかけます。

狼狽する山岸から言葉巧みにスマホを預かると、あらかじめ用意していた同機種のダミースマホと一瞬で手際よくすり替えました。

非常階段へ逃げ込んだるりは、山岸の本物スマホから自分の端末へデータを転送し、何事もなかったかのように本物を元に戻します。

非常階段に駆けつけた英理子に対して、るりは抜き取ったばかりの山岸のスマホデータをその場で見せつけました。

そこに映し出されていたのは、仕事中やプライベートにおける寺田の大量の盗盗撮写真でした。

さらに画面をスクロールすると、半裸状態で胸元を開けさせられた寺田の衝撃的な写真が次々と現れます。

山岸が行っていたのは単なる厳しい業務上のパワハラではなく、異様な執着に基づくセクハラや性的な脅迫であったというホラーのような真相が発覚し、物語は最高潮の緊張感のまま締めくくられました。

会社員(NHKドラマ)2話の感想・考察

■第2話の感想:人間ドラマから一気に極上のオフィスホラーへ

第2話を観終わった直後、あまりの衝撃と緊張感にしばらく立ち上がれませんでした。

最初は職場のハラスメントや組織の隠蔽体質を描いた社会派ドラマだと思って鑑賞していたのですが、完全に裏切られましたね。

パーティー会場でのスマホすり替え劇は息をのむ面白さで、るりの手際の良さには思わず感嘆の声が出てしまいました。

素人離れした度胸と鮮やかな手腕に対して、SNSで「彼女は別班か何かか」と話題になったのも心から納得できます。

一方で、吉田羊さん演じる英理子が壇上で立派なスピーチをする姿と、裏で泥沼の隠蔽工作を図る姿のコントラストが本当にエゲつないと感じました。

「地球環境を守る前に職場環境を守れ」と思わずツッコミを入れたくなるような滑稽さと悲哀が、見事に表現されていましたね。

そして何より、ラストシーンで明かされた山岸の裏の顔には背筋が凍りつくような恐怖を覚えました。

指導という名目の裏に隠されていたのが、同性に対する性的嫌がらせや異常な愛憎だったという展開は、1話と2話で見方が180度変わる神脚本だと感じます。

正義を振りかざしてスパイまがいの違法行為に手を染めるるりと、保身のために嘘を重ねる英理子のどちらにも正解がない感覚が、観ているこちらの胃をキリキリと締め付けてきますね。

まとめ

■歪んだ組織の中で問われるそれぞれの「正しさ」

第2話は、パワハラ隠蔽劇という枠組みを大きく飛び越え、人間のドロドロとした欲望と狂気が暴かれた圧巻の回でした。

自分が守ろうとしていた部下の山岸が、実はとんでもない性加害を行っていたという事実を知り、英理子はここからどう動くのでしょうか。

隠蔽を続けることも、会社に報告して己のキャリアを捨てることもできない彼女の選択から、目が離せません。

また、過呼吸になるほど追い詰められていた寺田の今後の動向や、彼を救おうとするるりの真の目的も非常に気になるところです。

登場人物全員がそれぞれの正義や欲望に囚われ、泥沼へとはまっていく展開は、まさに極上のオフィスサスペンスと言えます。

次回第3話では、いよいよ山岸への追及と出社しない寺田の謎が描かれるとのことで、来週の火曜日が待ち遠しくてたまりませんね。

皆さんもぜひ、この息詰まる攻防の結末を一緒に見届けていきましょう。

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