Mrs. GREEN APPLEが届ける3年ぶりのファンクラブツアー「SHADOWS」の開幕に、胸の高鳴りを抑えきれない方も多いのではないでしょうか。
今回のツアーは、いつもの華やかなスタジアムやドーム公演とは一味違う、深遠で濃密な世界観が広がる特別な空間となっています。
全国のアリーナを巡る熱狂の初日公演をもとに、ファンが求める情報をじっくりと紐解いていきます。
ミセスのSHADOWSライブ情報【Mrs. GREEN APPLE Ringo Jam Tour】
ファンクラブ「Ringo Jam」の発足10周年という大きな節目に開催される本ツアーは、バンドにとって極めて重要な意味を持っています。
2026年9月30日の香川公演をスタート地点とし、12月28日の愛知公演まで全国13都市28公演を駆け抜ける大型アリーナツアーです。
タイトルの「SHADOWS(影)」が示す通り、巨大ドームやスタジアムで見せるポップで華やかな「光」の側面とは対照的なテーマが掲げられています。
バンドの根底に流れるディープな楽曲世界やダークな質感、人間の内面にある葛藤を凝縮したコンセプトが魅力です。
ツアー初日である2026年9月30日には、ファン待望の6thフルアルバム『POPS』も同時リリースされました。
チケットは指定席や着席指定席を含めて一律15,000円前後で展開され、ファンクラブ会員先行を中心に即ソールドアウトするプレミアムなライブとなっています。
さらに会場周辺では、会員から募集した開催都市のおすすめスポットをまとめた公式フリーペーパー「旅のしおり」が無料配布されています。
デジタルラリー企画「CITY QUEST」や、FC開設10周年を記念したキッチンカー「Ringo Jam Cafe」の出店など、ライブ以外の楽しみも盛りだくさんです。
ミセスのSHADOWSライブレポート
ツアーの幕開けとなった2026年9月30日のあなぶきアリーナ香川は、開場前から熱い熱気に包まれていました。
ステージに目を向けると、絢爛豪華な照明を排し、モノトーンと重厚なコントラストを効かせた「影」の演出が印象的です。
大森元貴さん、若井滉斗さん、藤澤涼架さんの3人が影絵のように浮かび上がるオープニングから、一気に独自のディープな世界へと引き込まれました。
今回のライブで特に強く感じられたのは、原点回帰とも言える力強いバンドサウンドの質感です。
1曲目の重厚な『パブリック』から『藍』『共犯』へと間髪入れずに畳みかける展開は、会場の緊張感と高揚感を一気に頂点へと押し上げました。
『REVERSE』や『ミスカサズ』、そして激しいロックナンバー『インフェルノ』では、エッジの効いたギターとヒリヒリするようなボーカルが響き渡ります。
一方で『フロリジナル』や『Hug』といった楽曲では、しっとりとしたアコースティックギターとキーボードの美しさが心にしみ渡りました。
圧巻の演奏パフォーマンスの一方で、MCタイムに入るといつもの微笑ましく賑やかな雰囲気に包まれます。
若井さんが藤澤さんの動物メモを奪おうと戯れたり、ライブ初となる「ドン!ドン!りょっピー!」の掛け合いが飛び出したりと笑いが絶えません。
大森さんの情感豊かな歌声とメンバー同士のグルーヴ感が見事に融合し、FCツアーならではの特別な一夜となりました。
ミセスのSHADOWSのセトリ
香川初日公演のセットリストは、本編18曲とアンコール2曲の全20曲で構成されています。
- パブリック
- 藍
- 共犯
- Lion
- REVERSE
- ミスカサズ
- Doodle
- フロリジナル
- Hug
- ビターバカンス
- How-to
- うブ
- ア・ポステリオリ
- Really Really
- Brand New
- コロンブス
- ANTENNA
- インフェルノ
アンコール
19. lulu.
20. ライラック
記念すべきオープニングを飾ったのは、原曲からキーを一つ下げた重厚なアレンジの『パブリック』でした。
そこから切ないメロディが光る『藍』、アルバム『POPS』の新曲『共犯』へとシームレスに繋がっていきます。
続いて力強いリズムが響く『Lion』、ダークな世界観を解き放つ『REVERSE』と『ミスカサズ』が畳みかけられました。
中盤に入ると軽快な『Doodle』に続き、美しいアンサンブルが際立つ『フロリジナル』と温かい包容力に満ちた『Hug』が会場を優しく包み込みます。
後半戦への架け橋として『ビターバカンス』『How-to』『うブ』が次々と披露され、観客のテンションを高めていきます。
アルバム『POPS』からの新曲である『ア・ポステリオリ』『Really Really』『Brand New』が立て続けに演奏された場面は、実に鮮烈でした。
終盤に向けてはヒットナンバー『コロンブス』とスタジアムでも映える『ANTENNA』で会場全体が一つになります。
本編のラストを締めくくったのは、圧倒的なエネルギーを解き放つ狂熱の『インフェルノ』でした。
鳴りやまないアンコールに応えて再び登場した3人は、新アルバム収録の『lulu.』を情感込めて歌い上げます。
そしてラストには大人気曲『ライラック』を爽快に響かせ、初日のステージを見事に締めくくりました。
まとめ
Mrs. GREEN APPLE Ringo Jam Tour “SHADOWS”は、彼らの底知れない音楽的深さを証明するツアーとなっています。
スタジアム級のポップアイコンとして君臨する彼らが、あえて「影」というコンセプトを掲げて見せた姿は誠実そのものでした。
新アルバム『POPS』の新曲と初期からの名曲が見事に調和したセットリストは、古参ファンから新規ファンまで心を揺さぶられます。
全国13都市を巡るこの濃密な旅は、12月末のファイナルに向けてさらに熱を帯びていくはずです。
これから参戦される方は、ぜひ彼らが作り出す光と影のドラマを全身で体感してきてください。
次回はツアー中盤のセトリ変化や各会場の限定企画について詳しく考察してみようと思います!
