2026年9月4日、約20年の沈黙を破ってカプコンから発売された『鬼武者 Way of the Sword』を、僕は寝る間も惜しんで貪るようにプレイし続けています。
一閃を決めた瞬間の脳に直接響くようなあの「バッサリ感」は本当に格別で、コントローラーを握る手がどうしても止まらなくなってしまいますよね。
今回は、そんな新生した至高の戦いの中で、ひときわ異彩を放ち、僕たちプレイヤーの前に何度も立ちはだかる最強のライバルについて、徹底的に語り尽くしたいと思います。
彼の名は佐々木巌流、かつてこれほどまでに美しく、そして狂気に満ちた悪役がアクションゲームの歴史に存在したでしょうか。
実際に彼を三度も撃破し、その冷酷な刃を身を以て体験したからこそ分かる、絶対に知っておくべき生存戦略と攻略の極意を、心の底から丁寧にお伝えしていきますね。
鬼武者 way of the sword |佐々木巌流の基本情報
■美貌と狂気を宿した若き天才剣士
佐々木巌流は、主人公である宮本武蔵の前に立ちはだかる、本作で最も重要な宿敵として描かれています。
長いドレッドヘアを結い、女物を思わせる艶やかな柄の着物を身にまとった彼の姿は、まさに現代風に洗練された妖艶な天才剣士そのものです。
その整った甘いマスクにはどこか子供のような無邪気さが残っていますが、その無邪気さこそが、彼が内に秘める底知れない「狂気」をさらに引き立てています。
声を担当されている岡本信彦さんの、熱量と艶をはらんだ演技が素晴らしく、巌流の持つ狂気的な力を限界まで高めているのが本当にたまりません。
己の肉体と腕一本だけで剣の道を極めようとする愚直な武蔵とは真逆で、巌流は強さを求めるあまり、鬼の篭手の力を貪欲に悪用しようとします。
幻魔の魂を吸い上げるだけでなく、罪のない人間の魂まで喰らって強くなろうとする姿には、プレイしていて背筋が凍るような恐ろしさを感じました。
戦闘中にふと見せる、履いている草履の裏で刀に付着した血を拭う仕草は、歌舞伎で冷酷な殺人鬼を表す演出そのもので、彼の異常な残虐性を美しくも恐ろしく象徴しています。
鬼武者 way of the sword |佐々木巌流の出現場所
■宿敵と刃を交える三つの戦場
武蔵と巌流の因縁は、京都の各地に用意された極めて印象的なロケーションで火花を散らすことになります。
最初の決闘が幕を開けるのは、体験版でもおなじみの、夕日に赤く染まった清水寺の「鬼舞台」という最高のステージです。
物語の序盤で二つ目の縄を解き、瘴気を払って先に進んだ先で発生するイベントの直後、あの妖艶な笑みを浮かべた彼が不意に姿を現します。
二度目の戦いは、不気味な妖気が漂う大江山の奥深くに佇む「大江山鬼殿」にて、さらなる力を得た彼と再び対峙することになります。
そして、彼との因縁に決着をつける最後の決戦は、物語の終盤、嵐山のそでしぐれが舞い散る美しいロケーションで繰り広げられます。
それぞれの戦いで、巌流は全く異なる行動パターンと、僕たちの想像を絶する凄まじい執念を武器にして襲いかかってきます。
鬼武者 way of the sword |佐々木巌流・清水寺の攻略・倒し方
■清水寺で生き残るための防衛術
清水寺での最初の戦いは、巌流が繰り出す刀の斬撃と、目にも留まらぬ体術をいかに見極めるかがすべての鍵を握っています。
彼が刀を振るってきたら、絶対に焦ってボタンを連打せず、じっと引きつけてから防御のL1ボタンを押し、一瞬で「受け流し」を決めてやりましょう。
本作の受け流し、いわゆるパリィは、成功した瞬間に巌流の体勢を崩して大きな隙を作れるため、ここから一気に通常攻撃を叩き込むのが基本です。
しかし、彼が刀を使わずに高く跳び上がる「かかと落とし」などの体術を仕掛けてきた場合は、L1ボタンでのガードは可能ですが受け流しが発生しません。
ここは思い切って、攻撃が当たる瞬間に◯ボタンを押して「見切り回避」を行い、背後に回り込んでスタイリッシュに反撃を叩き込んでやるのがスマートです。
最も注意すべきなのは、巌流の体が青く光る「掴み攻撃」で、これは通常のガードや受け流しでは防ぐことができず、まともに食らうと体力をゴソッと持っていかれます。
彼が掴みにかかってきた瞬間、タイミングを完璧に合わせて◯ボタンを押せば、武蔵が「掴み返し」を発動して相手の力動ゲージを大破させられます。
どうしてもタイミングが合わない時は、おとなしく後方へ大きくステップを踏んで、掴みの攻撃範囲から逃れることを最優先にしてくださいね。
巌流の力動ゲージをすべて削りきると、ついに強力な「崩し一閃」を決める絶好のチャンスが到来します。
このとき画面に赤と紫の光が表示されますが、赤い部位を狙うとボスに絶大なダメージを与えられ、紫の部位を狙うとダメージは抑えめな代わりに大量の魂を吐き出させられます。
体力が厳しくてピンチの時はあえて紫を狙い、放出された黄魂を篭手で一気に吸収して呼吸を整えるという、魂を巡る駆け引きが本当に熱いんですよ。
窮地に陥ったときは、鬼力ゲージを消費して双刀【二天】による鬼ノ武具の乱舞を叩き込み、黄魂を強制的に放出させて回復手段に充てるのも非常におすすめです。
前半戦をなんとか耐え抜いて彼の体力を半分削ると、巌流の攻撃はさらに激しさを増し、かかと落としの着地後に間髪入れず青い掴み攻撃を繰り出してくるようになります。
1発目のかかと落としを回避するかガードした後は、絶対に手を休めず、次に飛んでくる掴みを警戒して距離を取るか、完璧な掴み返しを準備してください。
また、一気にこちらの右側に回り込んでくるトリッキーな突進攻撃は、回り込みが終わった瞬間の1発目を受け流せないと、追撃の強烈な突きを食らってしまいます。
鬼武者 way of the sword |佐々木巌流・大江山の攻略・倒し方
■ガードを崩し右側から攻める大江山
大江山での二度目の対決では、巌流が非常に硬いガードを駆使して武蔵の刃を徹底的に防いできます。
ここでは、通常攻撃をいくら当てても弾かれてしまうため、ストーリー進行で手に入れた腕覚醒【打壊】の特殊打撃を積極的にぶち込んでやりましょう。
【打壊】を叩き込めば、彼の頑丈なガードを文字通り粉砕しつつ、体勢を崩しための力動ゲージをガリガリと削り取ることができます。
さらに、大江山の戦いでは巌流の相棒であるお供の「祇王」が常に傍らで牙を剥き、隙を窺っています。
戦うときは、常に巌流の「右側」の位置をキープするように動き回るのが、僕が何度も死んでたどり着いた最大のコツです。
もし巌流の左側に立ってしまうと、祇王の不気味な掴み攻撃のモーションが巌流の体に隠れて完全に見えなくなり、気づいた時には拘束されているという最悪の事態に陥ります。
幸いにも、この二戦目は巌流の体力ゲージが1本しか用意されていないため、右側での立ち回りとガード崩しさえ徹底できれば、それほど苦戦せずに突破できますよ。
鬼武者 way of the sword |佐々木巌流・嵐山の攻略・倒し方
■祇王と荒れ狂う嵐山での最終決戦
最後の嵐山での決闘は、本作の剣戟アクションにおけるすべてのテクニックを総動員しなければならない、凄まじい死闘になります。
巌流本体の容赦ない刀剣攻撃はL1での受け流しでいなし、同時に襲いかかってくる祇王の攻撃は◯ボタンの回避でいなすという、頭がパニックになりそうな二択を迫られます。
特に、彼が繰り出す凄まじい5回連続斬りは、途中で1発受け流したとしても、巌流は全く怯まずに最後まで斬撃を出し切ってきます。
焦って反撃しようとすると残りの斬撃をすべて食らって散華してしまうため、5発すべての刃の音を聞き取るつもりで、じっくりとガードや弾きを合わせましょう。
時折、祇王の口が青く光ると凶悪な掴み攻撃が飛んできますが、これを食らうと体力を奪われるだけでなく、必殺技に必要な青魂や完全覚醒に使う紫魂までゴッソリ吸い取られてしまいます。
火力効率が致命的に落ちて戦闘が長引くため、祇王が口を光らせたら何が何でも◯ボタンで真横に転がり、絶対に回避してくださいね。
第二形態に移行すると、巌流の周囲が禍々しい桃色に光り、その刀が赤く染まる「回避不能攻撃」を放ってくるようになります。
画面がエフェクトで視覚的に見づらくなりますが、この一撃を食らうと一瞬で傷を負うため、敵の予備動作を何度も戦って体で覚え、早めに横へ全力でダッシュして回避しましょう。
ここまで溜めてきた紫魂を解放して「完全覚醒」状態に入れば、一閃の受付時間が大幅に増加し、こちらが一方的に攻め立てる圧倒的なターンを作ることができます。
モノクロの映画的な演出とともに放たれる奥義は、これまでの苦労がすべて報われるような最高のカタルシスを味あわせてくれますよ。
まとめ
■狂気の一閃を乗り越えたその先へ
佐々木巌流という男は、ただ手強いだけのボスではなく、僕たちの操作技術と精神力を極限まで試してくる、本当に素晴らしい好敵手です。
最初は彼の電光石火のような動きに圧倒されてコントローラーを投げ出したくなるかもしれませんが、諦めずに挑めば必ず動きが見えてきます。
何度も立ち上がり、敵の凶刃を完璧なタイミングで受け流し、最後の一閃で彼を斬り伏せた瞬間の達成感は、脳が痺れるほど格好良くて美しいものです。
もしどうしても勝てなくて心が折れそうなときは、一度難易度を「物語」に下げて彼のモーションをゆっくり観察し、戦い方に慣れてから再び「剣戟」で挑んでみてください。
さあ、恐れることなくその刀をしっかりと構え、嵐山に舞い散る雨の中で、あの美しき狂気の天才剣士との極上の真剣勝負を存分に楽しんできてください。
