2026年5月31日、私たちはあの日置き忘れてきた宝物をついにこの手で取り戻し、そして美しく物語を閉じることができました。
東京ドームを埋め尽くした5万5000人のペンライトの海は、まるで5色の虹が地上に降りてきたかのような、息を呑むほど美しい光景でした。
26年半という、ひとりの子供が成人して社会に出るほどの長い月日を駆け抜けた嵐の5人が、ついに「ゴールテープ」を切ったのです。
嵐ラスト ライブ|レポート
■涙と笑顔が交差した伝説のラストライブレポート
18時の開演とともに、2020年末の無観客ライブで止まっていた時間が、ついに動き出しました。
巨大なステージ上空に出現したBOX型の装置から5人が姿を現した瞬間、ドームが震えるほどの歓声が上がり、私の肌も鳥肌が止まりませんでした。
「嵐が帰ってきたぞ!」という松本潤くんの叫びに呼応するように、会場全体が瞬時にひとつになったあの多幸感は、これまでのライブでも経験したことがないほど濃密なものでした。
序盤から『Love Rainbow』や『Troublemaker』といったヒット曲が連発され、5人は5年の空白など微塵も感じさせないキレキレのダンスを見せてくれました。
特に中盤、ステージに本物の焚き火がせり上がり、5人が車座になって歌った『スケッチ』の演出には、彼らの飾らない絆が凝縮されていて涙が溢れました。
後半戦の『Monster』や『truth』では、火柱や火花が上がるド派手な特効の中で、狂気すら感じるほどの圧倒的なパフォーマンスを叩きつけてくれました。
そして終盤、メンバー一人ひとりが30分にもわたって語った挨拶は、もはやアイドルとファンの垣根を超えた、魂の対話のようでした。
大野智くんが「嵐を26年間、守り切れて本当によかった」と言葉を詰まらせた時、会場のあちこちから啜り泣く声が漏れていました。
最後は最新曲『Five』で、キラキラと舞い上がる銀テープの中、5人が円陣を組み、ハグを交わしてステージを後にした姿は、一生忘れることができません。
嵐ラスト ライブ|芸能人・なぜ山田裕貴、西野七瀬?
■山田裕貴・西野七瀬夫妻も参戦!豪華すぎる見学席
今回、関係者席のリストが事前に公式アカウントで開示されるという異例の事態がありましたが、その顔ぶれはまさに「嵐の歴史そのもの」でした。
中でもSNSで大きな話題を呼んでいたのが、山田裕貴さんと西野七瀬さん夫妻の姿です。
なぜこのお二人が?と不思議に思う方もいるかもしれませんが、山田裕貴さんと松本潤くんには、2023年の大河ドラマ『どうする家康』での深い縁があります。
山田さんは松本くんをプライベートでも「殿(との)」と呼び、崇拝しているほどで、かつては一緒に映画を観に行ったり食事を楽しんだりする仲なのだそうです。
西野さんも含めた夫婦揃っての食事会も行われていたようで、公私ともに信頼し合っているからこそ、この大切な門出に招待されたのでしょうね。
ライブ当日も、山田さんは自身の撮影現場で「嵐のTシャツを着て配信に備えるスタッフ」の姿に感動し、殿へ向けて熱いエールを送っていました。
他にも加賀まりこさんや佐藤浩市さんといった大御所、そして有吉弘行さんや有働由美子さんなど、櫻井翔くんと縁の深い方々が「戦友」として見守っていました。
後輩たちもSnow ManやNEWS、なにわ男子、そして次世代を担うACEesまで、嵐という大きな背中を焼き付けようと目を輝かせていたのが印象的です。
有働さんが「私なんて最後でいいのに」と謙遜しながらも、櫻井くんの「最後を見届けて」という言葉に背中を押されて来場したエピソードには、深い愛を感じました。
嵐ラスト ライブ|アンコールは?
■アンコールはあった?一気に駆け抜けた3時間の真実
結論からお伝えすると、今回の最終公演においてアンコールは行われませんでした。
本編全33曲を約3時間半、ノンストップで歌い切り、最後は「俺らの名前は何だ!」「あらしー!」という渾身のコール&レスポンスで幕を閉じたのです。
アンコールがないことに寂しさを感じたファンもいたかもしれませんが、これは5人が出した「一息にすべてを出し切る」という答えなのだと感じました。
2020年の無観客ライブからの続きを完璧な形で描き切り、最高の状態で宝石箱を閉めるための、彼らなりのこだわりだったのでしょう。
終演後、場内が明るくなって規制退場のアナウンスが流れても、ドームには鳴り止まない嵐コールが響き渡っていました。
あの声は、アンコールを求める叫びというよりも、26年半の感謝を空に届けようとするファンからの最後のプレゼントだったように思えてなりません。
嵐ラスト ライブ|セトリ
■27年の軌跡を辿る!究極の神セットリスト
今回のセトリは、デビュー曲から最新曲まで、まさに嵐の歴史をダイジェストで駆け抜けるような構成でした。
- Love Rainbow
- 言葉より大切なもの
- Lucky Man
- Troublemaker
- Believe
- Whenever You Call(ライブ初披露!)
- カイト
- One Love
- Yes? No?(伝説のポイ演出が復活!)
- 僕が僕のすべて
- サヨナラのあとで
- つなぐ(大野くん振付!)
- P・A・R・A・D・O・X
- CARNIVAL NIGHT part2
- エナジーソング?絶好調超!!!!?
- スケッチ
- Oh Yeah!(バルーンで客席へ!)
- ハダシの未来
- 果てない空
- a Day in Our Life
- GUTS!
- Monster
- truth
- 迷宮ラブソング
- ワイルドアット ハート
- Step and Go
- Love so sweet
- PIKA☆☆NCHI DOUBLE
- マイガール
- A・RA・SHI
- 感謝カンゲキ雨嵐
- Happiness
- Five(新曲・ラストソング)
どの曲をとっても、その時の自分の思い出と重なって、イントロが流れるたびに胸が熱くなる魔法のような33曲でした。
特に『Whenever You Call』のライブ初披露や、2005年の演出を再現した『Yes? No?』の千手観音ダンスには、古参ファンも絶叫の嵐でしたね。
まとめ
■嵐という名の星座を胸に刻んで
5人が最後に披露した『Five』には、配信シングルにはない特別なパートが付け加えられていました。
「いつの日も」「見上げればきっと」「ここにあるんだ」「星座がひとつ」「想いはひとつ」「忘れないでいよう」
この歌詞のように、グループとしての活動は終わっても、空を見上げれば5人は「嵐」というひとつの星座として繋がっているのだと教えてくれました。
26年半、どんな時も私たちの側にいて、笑顔と勇気を届けてくれた嵐。
彼らが全力で駆け抜けたその姿は、私たちの心の中で永遠に色褪せることはありません。
これからはそれぞれの道を歩む5人を、私たちはまた、温かく、そして力強く応援し続けていきましょう。
嵐、本当にお疲れ様でした。
そして、たくさんの幸せをありがとう!
