東京での新生活が加速する中、物語が大きく動き出す「爆速の展開」に朝から圧倒されてしまいましたね。
今回のエピソードは、Wヒロインそれぞれの「嘘」と「本音」が交錯する、非常に密度の濃い内容となっていました。
風、薫る(朝ドラ)14話までの振り返り
まずは、前回の第13話で起きた出来事を軽くおさらいしておきましょう。
りんが日本橋の「瑞穂屋」で初めての給金を手に入れ、シマケンこと島田健次郎との距離も少しずつ縮まっていく様子が微笑ましかったですよね。
一方で直美は、大山捨松の助けを借りて、身分を偽ったまま鹿鳴館での給仕として働き始めました。
第13話のラストでは、栃木にいるはずの母・美津と妹の安が突如としてりんの長屋に現れ、視聴者を驚愕させたところで幕を閉じました。
風、薫る(朝ドラ)14話ネタバレあらすじ
■家族の乱入と恋の告白!第14話の濃厚ストーリー
第14話の幕開けは、狭いりんの部屋で驚く美津と安の姿から始まりました。
美津は、奥田亀吉が何度も家を訪ねてきたことや、亀吉がりんと環のことを諦めて仕送りを止めると宣言したことを明かします。
りんは、自分のわがままで母たちに苦労をかけたことを謝罪しますが、美津は娘がどのような店で働いているのか心配でたまらない様子でしたね。
家族が寝静まった後も、りんは一人で「ソサイエティ(社会)」という英単語を懸命に勉強しており、彼女の向学心の強さが伺えるシーンでした。
翌日、心配が抑えきれない美津は、ついにりんの職場である瑞穂屋へ直接乗り込んでしまいます。
社長の清水卯三郎は、美津を快く迎え入れ、奥の部屋で「チョコ(チョッコリ)」を振る舞い、挙句の果てには美しいペンダントまで贈って彼女をすっかり虜にしてしまいました。
卯三郎は美津が元筆頭家老の妻であることを見抜き、「リターンさえいただければそれでいい」と不敵に笑う姿が印象的でしたね。
一方、鹿鳴館で働く直美も、大きな転機を迎えていました。
海軍中尉の小日向栄介から「11日の午後2時、日本橋の新聞社前で待っています」と誘いを受け、二人は鹿鳴館の外で会うことになります。
小日向は外の世界を見てみたくて海軍に入ったと語り、直美の髪に美しい髪飾りをプレゼントしました。
そして、直美を自宅の近くまで送り届けると、小日向は突然「私とお付き合いしていただけませんか?」とストレートに想いを伝えたのです。
風、薫る(朝ドラ)14話ネタバレ感想
■「甘いチョコ」と「甘い言葉」に翻弄される女たち
第14話を視聴して私が一番に感じたのは、清水卯三郎という男の底知れない恐ろしさと魅力です。
あれほど「徳川の世に戻りたい」と頑固だった美津が、チョコレート一つの美味しさとキラキラした宝石で、一瞬にして懐柔されてしまったのには笑ってしまいました。
水野美紀さんの「母上落ちるの早い!」という演技の凄みと、坂東彌十郎さんの食えない紳士っぷりが実に見事に噛み合っていましたよね。
しかし、文が言った「ただより怖いものはない」という言葉通り、卯三郎が求めている「リターン」が何なのか、今後の展開に不穏な空気を感じずにはいられません。
そして何より、藤原季節さん演じる小日向中尉の「爆速告白」には、SNSでも大きな反響がありました。
あまりにも爽やかで誠実そうな彼ですが、直美はまだ自分の素性を偽ったままです。
直美が小日向の優しさに触れるたびに、彼女の心の中に生まれる「罪悪感」が、見ているこちら側にも痛いほど伝わってきました。
この恋が、彼女を自立した「看護婦」への道へと導くきっかけになるのか、あるいはさらなる悲劇の始まりなのか、目が離せません。
風、薫る(朝ドラ)14話からどうなる?
■第15話の考察:捨松に見抜かれる嘘と新たな決意
さて、明日の第15話では、物語がさらにシリアスな方向へ進んでいきそうです。
予告では、直美が身分を偽っていることを、ついに大山捨松に見抜かれてしまうという描写がありました。
多部未華子さん演じる捨松は、鹿鳴館の華やかな表舞台の裏で、女性が学問を生かせる場がない現状に苦しんでいる人物です。
おそらく捨松は、直美の嘘を責めるのではなく、彼女に「炊き出しの手伝い」を頼むことで、本当の意味で社会に貢献する道を提示するのではないでしょうか。
炊き出しの現場で、直美は華やかなドレスを脱ぎ捨て、泥臭い現実に直面することになるはずです。
それこそが、彼女が看護という「専門職」を意識する、人生最大の転換点になるに違いありません。
一方のりんサイドでは、隣人の中山マツたちの助けを借りて、家族4人の東京暮らしが本格的に軌道に乗り始めます。
賑やかになる一方で、美津がいつ「奥田家の追手」に見つかってしまうかという緊張感も常に付きまといますね。
直美が小日向に伝える「ある思い」の内容も含め、第3週の締めくくりに相応しい熱い展開になりそうです。
まとめ
■明日の放送を楽しみに待ちましょう!
今回の第14話は、コミカルな家族の再会と、ドラマチックな恋の始まりが絶妙なバランスで描かれていました。
りんが学ぶ「ソサイエティ(社会)」という言葉が、二人のヒロインの未来をどう形作っていくのか。
明治という時代の風を受けながら、彼女たちが自分らしい生き方を掴み取っていく姿を、これからも全力で応援していきましょう。
明日の放送が、今から待ち遠しくて仕方がありませんね!
