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カラダ探しネタバレ考察|最後の結末の意味は?エンドロール後の新聞になぜ明日香?

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アニメ・マンガ

映画『カラダ探し』、観ましたか?

僕も公開されてからずっと気になっていて、ようやく観ることができたんですが…。

いやあ、これはただの学園ホラーじゃないですね。

絶望的なループの中で描かれる友情、そしてラストに待ち受ける衝撃の展開。

今日は、この独特な魅力を持つ映画『カラ-ダ探し』について、あらすじから結末の謎まで、僕なりの考察を交えながら熱く語っていきたいと思います。

これから観る人も、もう観たけど「あのラストってどういうこと?」ってモヤモヤしている人も、ぜひ最後までお付き合いください!

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カラダ探しネタバレ|あらすじ

死のループ、始まる

物語の主人公は、クラスで友達がおらず、いつも一人で過ごしている女子高生の森崎明日香(もりさき あすか)。

幼馴染の高広(たかひろ)はクラスの人気者ですが、今の彼女にとっては遠い存在です。

そんな明日香の孤独な日常は、ある日を境に一変します。

学校で不気味な少女の幽霊から「私のカラダ、探して」と頼まれたその夜、明日香は深夜0時に学校の礼拝堂で目を覚ますのです。

そこには、高広をはじめ、普段は接点のないクラスメイトたちが計6人。

何が何だか分からない彼らの前に、全身血まみれの少女「赤い人」が現れ、一人、また一人と惨殺していきます。

死んだはずの明日香が次に目を開けたのは、自室のベッドの上。

日付は、昨日と同じ7月5日。

そう、彼らは「赤い人」の呪いによって、死んでも同じ日を繰り返す絶望的なループに囚われてしまったのです。

この悪夢から抜け出す唯一の方法は、校内に隠されたバラバラのカラダをすべて見つけ出すこと。

こうして、6人の命がけの「カラ-ダ探し」が幕を開けます。

カラダ探しネタバレ考察|最後の結末の意味は?

最後の結末とその意味:呪いは解けたのか?

何度も死を繰り返し、仲間割れをしながらも、6人は次第に絆を深めていきます。

そして、ついに最後のカラ-ダのパーツ「頭部」が、「赤い人」と彼女が持つ人形「エミリー」が融合した怪物の中にあると突き止めます。

最後の戦いは壮絶でした。

仲間たちが次々と犠牲になり、高広も明日香を守るために命を落とします。

彼の想いを繋いだ明日香は、ついに怪物を倒し、最後の頭部を棺桶に納めることで「カラ-ダ探し」をクリアするのでした。

翌日、7月6日の朝。

明日香以外のメンバーは「カラ-ダ探し」の記憶を失っていました。

もうあの恐怖の日々を共にした仲間との絆は消えてしまったのか…そう思われた矢先、学園祭の実行委員を決めるくじ引きで、再びあの6人が選ばれるという奇跡が起こります。

そして、高広は明日香が最後の夜に渡したネクタイピンをきっかけに記憶を取り戻し、「見つけた」と彼女に微笑みかけるのです。

明日香も笑顔を返し、一見すると最高のハッピーエンド。

…と、思いきや。

この映画、エンドロールの後に本当の恐怖が待っていました。

礼拝堂の古井戸に落ちていた新聞記事。

そこにはもともと「別荘敷地で小2少女惨殺 被害者:小野山美子」と書かれていたはずが、「遊園地内で小2少女惨殺 被害者:森崎明日香」に変わっていたのです。

これは、呪いが終わったのではなく、新たな呪いが始まったことを意味しています。

カラダ探しネタバレ考察|最後のエンドロール後の新聞になぜ明日香?

なぜ最後の新聞が明日香に?最大の謎を考察

このラストの新聞記事の変化、めちゃくちゃ怖くないですか?

「え、どういうこと!?」って劇場で声を出しそうになりましたよ。

この最大の謎を解く鍵は、映画版ならではの残酷なルールにあります。

それは、「最後にカラダを収めた人が、次の『赤い人』になる」 というもの。

そう、明日香は呪いを終わらせた英雄ではなく、次の呪いの犠牲者に選ばれてしまったんです。

彼女が最後に頭部を棺に納めたことで、呪いのバトンが渡され、過去の歴史そのものが書き換えられてしまった。

明日香は、幼い頃に遊園地で惨殺された少女、ということになってしまったわけです。

そういえば、映画の中盤で高広が「明日香の家族と遊園地に行った」という昔話をしようとして、明日香に止められるシーンがありましたよね。

あれが、まさかこんな形で繋がってくるとは…。

見事な伏線回収に、思わず鳥肌が立ちました。

カラダ探しネタバレ|見どころ

ホラーだけじゃない!『カラダ探し』のここが見どころ

この映画のすごいところは、ただ怖いだけじゃないってこと。

僕が個人的に「面白い!」と感じた魅力をいくつか紹介させてください。

まず、ホラーと青春の絶妙なバランス

毎晩グロテスクに殺されるっていう極限状況なのに、昼間はみんなで海ではしゃいだり、カフェで恋バナしたりするんですよ。

この温度差が、逆に彼らの置かれた状況の異常さを際立たせていて、独特の空気感を生み出しているんですよね。

次に、ループものとしての秀逸さ

死に戻りするたびに、少しずつカラ-ダのパーツが見つかり、赤い人の謎に近づいていく。

最初はバラバラだった6人が、共通の目的のために協力し、ぶつかり合い、本当の友達になっていく過程は、まさに青春群像劇そのものでした。

そして何より、全てを覆す衝撃のラスト

希望に満ちたエンディングからの、どん底に突き落とすようなエンドロール後。

この構成は、考察好きにはたまらないものがありました。

「次は遊園地が舞台で、ラスボスは明日香なのか…?」なんて、想像が膨らみますよね。

まとめ

『カラダ探し』は、スリルと感動、そして深い絶望が詰まった、一筋縄ではいかない作品です。

ホラーが苦手な人でも、もしかしたらこの青春パートにハマるかもしれません。

もし続編が作られるなら、僕は絶対に見に行きます。

あの絶望の先にある物語を、この目で見届けたいですから。

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