レガード:汚しき遺産(netflix映画)解説|あらすじ・キャストは?感想は面白い?

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こんにちは、はるをです!

この記事ではnetflixで5月16日に配信開始されたばかりの新作スペイン映画「レガード:汚しき遺産(原題:Legado、英語版タイトル:Rotten Legacy)」について解説しています。

「レガード:汚しき遺産」は病気から復帰したメディア界の大物が、自身の築き上げた会社を子供たちが危機に陥れていることを知り、それを守るために手段を選ばないことを決意するストーリー

主演はホセ・コロナドが務め、崩壊した家族と権力争いを軸に展開されるヒューマンドラマです。

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制作は「エリート」のクリエイターが手がけ、企業内の陰謀や道徳的に曖昧な主人公の葛藤が描かれるよ。

レガード:汚しき遺産(netflix映画)解説|あらすじ

まず、この「レガード: 汚しき遺産」の簡単なあらすじからお伝えしますね。

物語の中心にいるのは、フェデリコ・セリグマンというメディア界の大物。

彼は病気(癌の治療だったそうです)のために2年間現場を離れて療養していたんですが、回復して帰国すると、自分が築き上げてきたメディア帝国が、子供たちのせいで大変なことになっていると知るんです。

子供たちの経営方針が、彼が全く望んでいない方向に進んでいるのを目の当たりにして、彼は「どんな手を使っても」この帝国を守り抜こうと決意します。

子供たち、アンドレスとヨランダは、新聞社「エル・バルティコ」を維持するために、フェデリコの慈善事業の資金を横領していたみたいなんです。

そして、もう一人の娘、グアダルーペは、彼らを助けつつも、自分の夫を守るために当局に密告したりもしていたとか。

これを知ったフェデリコは、子供たちの不正だけでなく、彼自身が隠してきた過去の真実、特に亡くなった記者、ブルーノ・エスクデロの死についての全てを明らかにするインタビューを密かに録画します。

このインタビューは、彼が死んだ後に公開されるはずだったんです。

彼は子供たちにやり直す機会を与えるんですが、思惑通りにはいかないようです。

物語が進むにつれて、フェデリコが隠していたブルーノの死の恐ろしい真実が明らかになっていきます。

ブルーノは、アフガニスタンでスペイン兵士が危険物密売に関わっていることを知り、それを隠蔽するために命を奪われてしまったんですね。

フェデリコは新聞社の評判や軍を守るために、その真実を葬り去っていたんです。

このインタビューのテープが盗まれたり、ブルーノの弟レオが登場したりと、事態はどんどん複雑になっていきます。

そして、意外な人物が、この隠された真実を世に送り出すことになるんです。

家族内の権力争い、不正、そして過去の隠蔽。

このドラマは、自分の「レガシー(遺産)」を守るために人間がどこまでできるのか、そしてそのために支払う代償とは何なのか、という深いテーマを描いています。

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フェデリコ自身も決して清廉潔白な人物ではなく、彼自身の行動が今の状況を招いた側面もあることが示唆されています。

全体で8話と、海外ドラマとしては比較的見やすいエピソード数なのも嬉しいですよね。

レガード:汚しき遺産(netflix映画)|キャスト

このドラマの面白さを支えているのが、個性豊かなキャストの皆さんです。

何と言っても注目は、主人公フェデリコ・セリグマンを演じるホセ・コロナドさん。

レビューをたくさん見ていたら、本当に多くの方が彼の演技を絶賛していました!「天才」「崇高」といった言葉も見かけましたよ。

病から復帰して帝国を守ろうとする、強烈で時に道徳的に曖昧な人物を見事に演じているようです。

実は、彼、以前にも「許可なく生きる(Vivir sin permiso)」というシリーズで、病気を抱えた強力な権力者の役を演じていたそうで、そういった役どころはお手のものなのかもしれませんね。

フェデリコの子供たちも、それぞれ物語の鍵を握っています。

長男のアンドレスは、父の不在中に新聞社を任されていた人物で、横領に関わってしまいます。

ディエゴ・マルティンさんが演じています。

娘のヨランダも横領に関わる一人。

ベレン・クエスタさんが演じているのですが、「オープン・マリッジ」について率直に話したり、コミックリリーフ的な側面もあるようです。

彼女の演技やキャラクターについては、レビューで色々な意見が見られますね。

もう一人の娘、グアダルーペは政治家で、家族の不正に関わっていきながらも、独自の思惑を持っているようです。

ナタリア・ウアルテさんが演じているのですが、こちらも演技について様々な意見があるようです。

そして、末娘のララは、フェデリコの現在の妻との間の娘。

ブルーノの弟レオと出会い、真実を明らかにするという、物語の中で希望の光となる存在のようです。

マリア・モレラさんが演じています。

他にも、フェデリコの妻イザベラや、ブルーノの弟レオ など、様々なキャラクターが登場し、物語を盛り上げているみたいですよ。

レガード:汚しき遺産(netflix映画)|感想は面白い?

さて、実際にこのドラマを見た人たちは、どんな感想を持っているのでしょうか?

たくさんのレビューに目を通しましたが、これが結構、賛否両論分かれているみたいなんです!

「すごく面白い!」「素晴らしいし、とてもリアルだ」といった好意的な意見もあります。

特に、日常生活に潜むリアルな部分(危険物使用や言葉遣いなど)や、政治に関する描写などが、現実を超えていると感じる人もいるようです。

また、ホセ・コロナドさんの演技を絶賛している人が本当に多くて、「彼を見るだけでも価値がある」と感じているファンもいるみたいですね。

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シニカルなコメディとしても楽しめるという意見もありました。

一方で、「思路白くなかった」「期待していたほどじゃなかった」という手厳しい意見も少なくありません。

特に多く見られたのが、脚本や会話に対する批判でした。

「脚本が弱い」「構成が悪い」「深みがない」といった意見や、「言葉遣いがひどい」「下品」と感じた人も多いようです。

危険物使用の描写について、不要だと感じたり、若者に悪影響があるのでは、といった懸念を示す声がありました。

また、ドラマのストーリーや登場人物についても、「支離滅裂で分かりにくい」「退屈」、「登場人物が皆嫌な奴ばかり」 といった意見が見られます。

「キャラクターの心理描写が浅い」と感じた人もいるみたいです。

演技についても、ホセ・コロナドさん以外のキャストに対して厳しい意見があり、「子供役の演技がひどい」、「ベレン・クエスタやナタリア・ウアルテの演技が残念」 といった声もありました。

さらに、このドラマがアメリカの「サクセッション」という人気シリーズに似ているという指摘も多く、「サクセッションのパロディ、粗悪なコピー」だと感じた人もいるようです。

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でも、逆に「サクセッションが好きなら楽しめる」という意見もありましたね。

そして、シーズン1のエンディングがクリフハンガーで終わっていて、何も解決しないことにフラストレーションを感じた人もいるみたいです。

こうやって色々な意見を見てみると、本当に人によって感じ方が違うんだな、と改めて思いますよね。

私自身も、気になるところはあるかもしれないけど、ホセ・コロナドさんの演技はやっぱり見てみたいな、とか、家族の権力争いってテーマは引き込まれそうだな、とか、色々な感情が湧いてきます。

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