ハボック(netflix映画)|あらすじ・キャストは?評価・感想は?

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こんにちは、はるをです!

この記事ではnetflixで4月25日に配信開始されたばかりの新作映画「ハボック(英語版タイトル:havoc)」について解説しています。

「ハボック」は人生に疲れた刑事が、救出すべき男を追ううちに、街の裏社会の深みにハマっていくクライムスリラー。

麻薬強奪をきっかけに、トム・ハーディ演じる刑事があらゆる悪と戦い抜く、血と銃弾が飛び交うNetflixオリジナルアクションです。

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『ザ・レイド』監督が贈る腐敗した街で繰り広げるノンストップのクライムアクションだよ。

ハボック | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
事の発端は、甚大な被害を出した麻薬強奪計画。人生に疲れ果てたひとりの警察官は、ある政治家の息子を救出するため、腐敗しきった街の裏社会で戦い抜くことを強いられる。

ハボック(netflix映画)|あらすじ

物語は、クリスマスの夜、ある町で起こった麻薬強奪計画が発端となります。

若者4人が強奪した麻薬を積んだトラックを、麻薬課の刑事たちが2台のパトカーで激しく追跡するカーチェイスから幕を開けるのです。

この冒頭のシーンから、すでにアドレナリンが全開になるような、息もつかせぬ展開が予想されますね!

強奪犯たちは1台のパトカーを大破させ、運転していた刑事コルテスに意識不明の重傷を負わせ、まんまと逃げ切ってしまいます。

その後、強奪犯たちはトラックに積まれていた麻薬を依頼主であるマフィアのツィの元へ届けに行きますが、なんと、直後に謎の集団がその場を襲撃し、ツィを含めた多数の死者が出てしまうのです。

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まさに、クリスマスの夜が一転、血生臭い惨劇の舞台へと変わってしまったわけです。

この事件を担当することになったのが殺人課の刑事ウォーカー(トム・ハーディ)

防犯カメラの映像から、逃走中の強奪犯の一人が、自身と裏で組んでいる町の有力者ローレンス・ボーモントの息子、チャーリーであることを察知します。

ええ?!まさか、主人公の刑事が裏社会と繋がっていたとは!

この時点で、物語は単なる強盗事件から、より深く複雑な闇へと足を踏み入れていくことが示唆されます。

かつてからローレンスに汚い仕事を請け負っていたウォーカーは、自身の裏社会との縁切りを引き換えにチャーリーを助けることをローレンスに談判し、危険な行動を開始するのです。

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ここから、事態はさらに混沌としていきます。

海外逃亡を企てるチャーリーとミア、

息子であるツィを殺され報復に燃える三合会のボス、

フォンが率いる中国マフィア、

チャーリーらを追うヴィンセントら麻薬捜査課の刑事たち、

そしてウォーカーと思惑の違う人々の抗争が始まり、街全体が大混乱の様相を呈していくのです。

まさに、タイトル通り「ハボック(大混乱)」という言葉がぴったりですね!

人生の岐路に立たされた一人の刑事が、腐敗しきった街の裏社会で、一体どのように戦い抜くのか。

そして、彼はこの混乱の中で、一体何を見つけ出すのでしょうか?目が離せない展開が待ち受けていることは間違いありません。

ハボック(netflix映画)|キャスト

次に、この物語を彩るキャストと登場人物たちについて、詳しく見ていきましょう。

主演を務めるのは、ご存知、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『ダークナイト ライジング』など、数々の強烈なキャラクターを演じてきたトム・ハーディです。

彼が演じるパトリック・ウォーカーは、殺人課の刑事でありながら、元麻薬捜査課でローレンス・ボーモントの不祥事の火消しなどを行ってきた、いわゆる悪徳刑事です。

人生に疲れ果てた、心に傷を抱える“燃え尽きた警官”という役どころは、ハーディにとってまさに本領発揮とも言えるでしょう。

予告編で見せる彼の憂いを帯びた表情や、凄みのあるアクションシーンは、観る者の心を強く惹きつけます。

ウォーカーと組むことになる、殺人課に異動してきたばかりの制服警官エリー・チャンを演じるのは、ジェシー・メイ・リーです。

まだ経験の浅い彼女が、ウォーカーのような一匹狼の刑事とどのように協力し、事件の真相に迫っていくのか、その過程も見どころの一つとなりそうですね。

そして、ウォーカーと裏で繋がっている不動産王であり、市長選に立候補している有力者ローレンス・ボーモントを演じるのは、アカデミー賞俳優でもあるフォレスト・ウィテカーです。

その重厚な存在感で、物語にさらなる深みを与えてくれることでしょう。

彼の息子であり、ミアの借金を清算するために麻薬強奪の仕事に手を染めてしまうチャーリー・ボーモントを演じるのは、ジャスティン・コーンウェルです。

若さゆえの過ちと、その代償に苦しむ彼の姿は、観る者の心を締め付けるかもしれません。

チャーリーの仲間であり恋人のミアを演じるのは、クエリン・セプルヴェダ

また、ウォーカーの元同僚で、麻薬捜査課の刑事ヴィンセントを演じるのは、ティモシー・オリファントです。

彼がウォーカーとどのような関係を築き、物語にどう絡んでくるのかも注目したいポイントです。

さらに、息子であるツィを殺されたことで、報復のためにイギリスにやってくる中国マフィア三合会のボスクラリス・フォンを演じるのは、ヤオ・ヤンヤン

そして、ツィの母親の右腕である、接近戦に長けた暗殺者を演じるのは、なんとミシェル・ウォーターソン! MMAファイターである彼女のアクションにも期待が高まります!

その他にも、ミアの叔父ラウル・バスケスを演じるルイス・ガスマンや、中国マフィアのボスチンを演じるサニー・パンなど、個性豊かな俳優たちが物語を盛り上げます。

日本語吹替版では、

トム・ハーディを諏訪部順一さん

エリー・チャンを伊吹茅紘さん

ローレンス・ボーモントを立木文彦さん

チャーリー・ボーモントを八代拓さん

といった、豪華声優陣が務めているのも見逃せませんね。

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字幕で見るか、吹き替えで楽しむか、迷ってしまうほど魅力的です!

ハボック(netflix映画)|評価・感想は?

さて、気になるのはこの映画を見た人の評価や感想ですよね。 レビューサイトをいくつか見てみると、やはりアクションの激しさは多くの人が指摘しているようです。

特に、『ザ・レイド』の監督であるギャレス・エヴァンスの真骨頂とも言える、容赦のないバイオレンス描写は、アクション映画ファンにはたまらないでしょう。

銃撃戦はもちろんのこと、近接戦闘や、金属パイプ、釣り針といった凶器まで使った戦いは、暴力的でありながらも、どこか悲哀を感じさせるという意見もありました。

一方で、ストーリーの複雑さや、CGの多さ、特にカーチェイスシーンにおけるCGの出来栄えに不満を感じる声も散見されます。

また、主人公があまりにも撃たれすぎない、弾切れがないといった、リアリティに欠けるという指摘もいくつか見られました。

深く考えずに、純粋なアクションエンターテイメントとして楽しむのが良いという意見もあれば、ストーリーの薄さやキャラクターへの感情移入のしにくさを指摘する声もあります。

しかし、トム・ハーディの熱演は多くの人が認めるところでしょう。

彼の演じる、人生に疲れ果てた悪徳刑事ウォーカーは、まさにハマり役と言えるかもしれません。

また、映画全体を通して、血と銃弾が飛び交う過激な演出は、好みが分かれるかもしれませんが、好きな人にはたまらないでしょう。

まさに、「アドレナリン全開の映画体験」を求める人には、見逃せない一本と言えそうです。

ハボック(netflix映画)|見どころ解説

最後に、この映画の見どころを改めて整理してみましょう。

まず、なんと言ってもギャレス・エヴァンス監督ならではの、息もつかせぬノンストップアクションです。

『ザ・レイド』シリーズで世界を熱狂させた監督が、今度はトム・ハーディを主演に迎え、さらに過激でスタイリッシュなアクションシーンを繰り広げています。

冒頭のカーチェイスから始まり、テクノが鳴り響くナイトクラブでの壮絶なバトル、雪山のロッジでの籠城戦まで、まさにアクションのフルコースといった趣です。

そして、トム・ハーディの存在感は、この映画の大きな魅力の一つです。

汚職と後悔にまみれた刑事ウォーカーを、寡黙ながらも圧倒的な存在感で演じきっています。

銃だけでなく、様々な凶器を駆使して戦う彼の姿は、暴力的でありながらも、どこか観る者の心を掴むはずです。

また、複雑に絡み合う陰謀と裏切りの物語も、見逃せないポイントです。

麻薬強奪事件をきっかけに、刑事、マフィア、汚職警官、そして復讐に燃えるボスたちの思惑が交錯し、予測不可能な展開が繰り広げられます。

さらに、この映画はウェールズで大規模な撮影が行われたことでも話題となっています。

アメリカの都市を舞台にした物語ですが、ウェールズの様々な場所がその風景として登場しているそうです。

その点にも注目してみると、また違った楽しみ方ができるかもしれませんね。

個人的には、トム・ハーディ演じるアウトローな刑事が、腐敗した街の闇の中で、どのように己の正義を貫き、生き残りをかけて戦い抜くのか、その姿をしっかりと見届けたいと思っています。

アクション映画好きの皆さん、ぜひ『ハボック』で、血湧き肉躍る、ノンストップのクライムアクションを堪能してみてはいかがでしょうか? きっと、忘れられない夜になるはずです!

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