朝ドラ「ばけばけ」第24話レビュー!吉沢亮が「5回も?!」と誤解されたカオス展開とヘブンの秘められた過去
朝ドラファンの皆さん、こんにちは!
もう、今週の「ばけばけ」はジェットコースターのように展開が速くて、毎日15分があっという間に過ぎ去ってしまいますよね。
特に、ヘブン先生(トミー・バストウ)が松江に来てからのドタバタ劇は、笑いとシリアスの振り幅がすごすぎて、私も朝からテレビにかじりつきでした。
第24話は、吉沢亮さん演じる錦織さんの不憫さが爆発しつつ、ヘブン先生の抱える深い傷が明かされる、まさに濃密な回でしたね。
今日のポイントをしっかりまとめていきますね!
ばけばけ(朝ドラ)24話までの振り返り
■錦織に重圧、前回23話の緊迫した展開
まずは前回、23話の振り返りから参りましょう。
先週、トキちゃん(髙石あかり)は、銀二郎さん(寛一郎)と別れてから4年経っても貧乏から抜け出せず、一生懸命しじみ売りで生計を立てていました。
そんな中、松江に到着したヘブン先生。
小汽船の上で手を振る姿を見たトキちゃんが「天狗だ…」とつぶやいたあの瞬間、私たちのヒロインの運命の歯車が回り始めたのを感じました。
ところが、真面目な世話役の錦織さん(吉沢亮)にとっては、ヘブン先生はとんでもない厄介者。
知事の江藤(佐野史郎)から「島根を一流にするためにヘブンを繋ぎ止めろ」と、とてつもない重圧をかけられているにもかかわらず、肝心のヘブン先生は授業の打ち合わせに一向に応じません。
ヘブン先生は、日本は素晴らしいけれど、滞在記を書き終えたらすぐにアメリカへ帰るつもりだと、恋人への手紙に綴っていたこともあり、錦織さんの焦る気持ちは痛いほど伝わってきました。
ばけばけ(朝ドラ)24話ネタバレあらすじ
■24話あらすじ:誤解の連鎖とヘブンの秘めた傷
そして迎えた第24話は、ヘブン先生の隠された過去と、錦織さんの「不憫キャラ」が確立された回でしたね。
花田旅館でトキちゃんや平太さん(生瀬勝久)たちとの交流を楽しむヘブン先生でしたが、女中のウメちゃん(野内まる)の目が腫れているのを見て、態度を急変させ「イシャ!」と大声で叫びます。
平太さんが「大したことない」と軽くあしらおうとするのをよそに、ヘブン先生は自分の左目が子どもの頃にいじめで鞄が当たり見えなくなったという、壮絶な過去をウメちゃんに明かしました。
自らのトラウマがあるからこそ、人の目の不調には敏感になってしまう優しさが胸に響きましたね。
一方、授業の話が進まない錦織さんを尻目に、ヘブン先生は遊女のなみさん(さとうほなみ)からもらった文を手に、そそくさと勝手口から逃走!
困り果てた錦織さんを、トキちゃんが助けることになります。
ヘブン先生を探す道すがら、トキちゃんがそっと口にしたのが、別れた夫・銀二郎さんのこと。
錦織さんは多くは語れないとしつつも、東京の友人からの手紙で「銀二郎は達者にしている」という情報をトキちゃんに伝えてくれ、トキちゃんも私たち視聴者も、とりあえず安堵しました。
そして遊郭で見つけたヘブン先生は、障子や生け花、芸者さんの着物に夢中。
真面目な錦織さんが英語で「あなたは島根の宝になる人。英雄色を好むとでも言いたいのですか?」と問い詰めると、ヘブン先生は辞書を引きながら「ゴカイ、ゴカイ」と弁明します。
これに錦織さんが「5回も!!!」と、遊郭で遊んだ回数だと盛大に誤解するという、抱腹絶倒のやり取りが繰り広げられました!
勘右衛門(小日向文世)が「ラストサムライ」として登場し、大騒動になる中、なぜか錦織さんが誤認逮捕されるという、怒涛のラストで幕を閉じました。
錦織さん、本当に不憫すぎて愛おしいです(笑)。
ばけばけ(朝ドラ)24話ネタバレ感想
■視聴者の反応「カオスで最高!」銀二郎近況に安堵
このカオスな展開に、ネット上は大盛り上がりでしたね!
X(旧ツイッター)には、「今日はごかいが多いなあw」といった声や、錦織さんへの同情が殺到。
「錦織さんもらい事故w」「とことん不憫な吉沢亮が見れて最高だなw」というコメントが並び、真面目な人が巻き込まれるドタバタ劇が、このドラマの大きな魅力になっています。
また、ヘブン先生の左目失明の過去が明かされたことで、「ヘブンさん優しいわ」「自分の目のことがあるから早く医者に診せたほうがいいって思うよね」と、彼の行動の裏にある優しさと切なさに、視聴者は深く共感しました。
そして、なんといっても元夫・銀二郎さんの近況がわかったこと!
「達者で良かった」「元気そうでなにより」と、視聴者の皆さんもホッと一安心した様子が伝わってきました。
トキちゃんが「達者だと分かっただけでも」と感謝する姿を見て、たとえ別れても、彼女の中に銀二郎さんの存在がしっかりと残っているのだと感じ、胸が熱くなりました。
ばけばけ(朝ドラ)24話からどうなる?
■次回25話予想:初登校の朝、ヘブンが部屋から出られないワケ
第24話のラストで、遊郭での騒動の後、ヘブン先生は部屋から出てこなくなってしまいました。
そして次回、25話はさらに緊迫した展開になりそうです。
初登校前日、錦織さんは知事からヘブン先生の「とある秘密」を知らされます。
この秘密というのが、ヘブン先生が仕事から逃げ回っている謎を解く鍵になりそうですね。
そして迎えた登校日。
しじみ売りに来たトキちゃんたちはヘブン先生の登校を応援しようとしますが、当の本人が部屋から出てこないという事態に。
錦織さんが迎えに駆けつける中、トキちゃんはヘブン先生との初めての出会いを思い出します。
異国で初めて教師として立つことへのプレッシャーなのか、あるいは知事から錦織さんに伝えられた「秘密」が関係しているのか。
ヘブン先生が抱える異文化の壁や、過去の傷、そして日本の文化に対する憧れが複雑に絡み合い、登校を拒否しているように見えます。
トキちゃんがヘブン先生との出会いを思い出すことで、二人の関係が一歩進む、大きな転機になる予感がします。
まとめ
■今週の「ばけばけ」まとめ:愛おしいカオスと深まる絆
今週の「ばけばけ」は、ヘブン先生来日による異文化ギャップとカオスな日常が繰り広げられましたね。
真面目な錦織さんのドタバタぶりは笑えるけれど、錦織さんがヘブン先生と向き合おうと奮闘する姿は、本当に素敵です。
そして、ヘブン先生が左目の傷を抱え、それでも日本の文化を愛し始めていることが伝わってきて、彼の人間的な魅力がぐっと深まりました。
ヘブン先生とトキちゃん、そして周りの人々との交流を通して、悲しみや苦しみがきっと幸せに「化けて」いく。
そんな予感を抱かせてくれる、金曜日(第25話)が待ちきれません!
来週も一緒に「ばけばけ」を楽しみましょうね!
