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ばけばけ(朝ドラ)19話ネタバレ感想・あらすじ|タエさんが松江を去る?退場?

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朝ドラ

朝ドラ「ばけばけ」第19話徹底解説!切なすぎる銀二郎のランデブーと松野家の覚悟

先週から続く第4週「フタリ、クラス、シマスカ?」は、トキちゃんと銀二郎さんの夫婦の行く末が本当に切なくて、毎日胸が締め付けられますね。

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ばけばけ(朝ドラ)19話までの振り返り

■第18話の心揺さぶる出来事

前回18話は、東京で再会したトキちゃん(髙石あかり)が松江に戻りたいと願い、一方の銀二郎さん(寛一郎)は東京で二人でやり直したいと願う、二人の気持ちの大きなすれ違いが際立っていました。

松江での生活が借金と義祖父・勘右衛門さん(小日向文世)の頑固な武士の気位のせいで立ち行かなくなり、家を出て車夫として懸命に働く銀二郎さんの孤独が痛々しいほどでした。

そんな彼に対し、松野家の内情を深く理解できていなかったトキちゃんとの間に、文明開化の世がもたらす「格差」や「価値観の溝」が横たわっているのを感じ、本当に胸が苦しくなりました。

特に、勘右衛門さんが養子をもらうといった冗談(?)を言ったり、松野家の経済的・精神的な「闇」が露呈したりする中で、銀二郎さんがいかに優しく誠実な人なのかが逆に際立つ回でした。

ばけばけ(朝ドラ)19話ネタバレあらすじ

■第19話あらすじ:ランデブーとタエの決断

そして迎えた19話。

夜、眠れずに下宿先をそっと出たトキちゃんは、試験勉強で起きていた松江随一の秀才、錦織友一さん(吉沢亮)と出会います。

錦織さんは「銀二郎はいい男だ」と認めつつ、「東京はやり直せる場所だ。私も銀二郎もやり直せた。君もやり直したくはないか?」と優しく、でも力強い言葉でトキちゃんの背中を押しましたね。

翌朝、錦織さんは、貧しさから中学を中退し、無資格で教師をしていた過去を乗り越え、正式な教師資格の試験へと向かいます。

トキちゃんは、試験を受ける錦織さんだけでなく、人力車夫として働く銀二郎さんにも「夫婦なんですから」と言って、愛情込めた握り飯を渡す姿が本当に可愛らしくて、一時とはいえ二人の絆を強く感じさせました。

一方松江では、勘右衛門さんがトキちゃんの実母にあたる雨清水タエさん(北川景子)を訪ね、銀二郎さんの出奔と、娘が松江に戻らないかもしれないという「覚悟」を伝えます。

武士の矜持を重んじるタエさんが、かつて男の子を望んでいた勘右衛門さんが赤ん坊のトキちゃんを抱いて微笑んだ優しい姿を覚えていたと語り、「おトキを授けたのがそなたたちでよかった」と伝えるシーンは、松野家の不器用な愛情が垣間見えて涙が出そうになりました。

しかし、タエさんはその直後、がらんとした部屋で「松江を去ることにしました」と静かに宣言し、視聴者に大きな衝撃を与えましたね。

そして東京に戻ると、道に迷ったトキちゃんが、西洋風の男に声をかけられ、しつこく手を握られて困っているところへ、颯爽と人力車で銀二郎さんが現れて救出!

二人きりの「ランデブー」(逢引)を楽しむシーンは、束の間の幸せの極致でした。

トキちゃんが東京で夫婦二人で暮らしたいと決意を口にしようとした瞬間、銀二郎さんが寄席の「牡丹燈籠」のチラシに気を取られてしまい、話が途切れてしまうのが、運命の皮肉というか、切ない未来を予感させて、私は思わず画面に向かって「聞けー!」と叫びそうになりました(笑)。

ばけばけ(朝ドラ)19話ネタバレ感想

■視聴者の反応:銀さんの優しさに涙腺崩壊

SNSでの感想を見ると、やはり多くの視聴者が銀二郎さんの「優しすぎるがゆえの不憫さ」に心を寄せていることがわかります。

演じる寛一郎さん自身も「演じていて心苦しくなるくらいに良い人」だと語っているように、本当に欠点がない誠実さが魅力ですよね。

トキちゃんが差し出した握り飯に心底嬉しそうな顔をする銀二郎さんや、「ランデブー」を楽しむ二人の姿を見て、「この人とずっと一緒にいてほしい」「別れを知っているからオープニングを見るのがつらい」といった声が多数上がっていました。

吉沢亮さん演じる錦織さんが、トキちゃんに「東京はやり直せる場所だ」と静かに助言するシーンも、「背中を押す先輩として完璧」「静の魅力が光る」と大絶賛されていましたね。

また、松江での勘右衛門さんとタエさんのシーンは、厳しいながらもトキちゃんへの愛情が伝わる重要な場面として、感動したという声が多かったです。

タエさんが松江を去るという展開には、「傳さま(堤真一)に続いてタエさままで退場フラグ?」「どこへ行くんだろう」と、松江のキーパーソンが次々と去っていくことに不安を感じている方も多く見られました。

ばけばけ(朝ドラ)19話からどうなる?

■次回20話:慰労会と西洋朝食の行く末

いよいよ週の最終話となる次回20話(10月24日放送)では、物語が大きく動く気配が濃厚です。

東京の下宿では、錦織さんの教員試験が終わったことを祝い、慰労会が開かれる予定ですね。

トキちゃんは、大好きな怪談を出し物として披露することを提案するようです。

この「怪談」は、後のトキちゃん(セツ)の人生、そして小泉八雲(ヘブン)の文学活動の核となるもの。

この慰労会での怪談披露が、銀二郎さんとの未来ではなく、ヘブン(トミー・バストウ)との運命的な道へとトキちゃんを導くことになるのかもしれません。

一方松江では、司之介さん(岡部たかし)やフミさん(池脇千鶴)、そして勘右衛門さんが、娘のトキちゃんが松江にはもう帰ってこないだろう、という切ない「覚悟」を固めるようです。

そして翌朝、トキちゃんと銀二郎さんが二人きりで「初めての西洋風の朝食」を味わうという描写が予告されています。

この西洋の文化を象徴する食事は、まさに「文明開化」の波に翻弄される二人の関係、そしてトキちゃんがこれから歩む国際的な未来を暗示しているようで、とても象徴的なシーンになりそうです。

この西洋朝食の時間が、夫婦としての最後の穏やかな時間になるのでしょうか。

まとめ

■切ない決断、そしてトキの「化け」

この第4週は、松野トキと銀二郎さんという、愛し合いながらも時代と家庭の事情によって引き裂かれようとしている夫婦の、最も切ない日々が描かれました。

特に銀二郎さんの純粋な愛情深さには、誰もが「ずっとこの夫婦でいてほしい」と願ってしまいますが、史実を知るファンとしては、この別れがトキちゃんの新しい人生の幕開けとなることもわかっています。

錦織さんの存在が、トキちゃんの「東京でやり直す」という選択肢を力強く後押しし、そして次回20話での「西洋風の朝食」が、二人の関係の区切りとなる予感がします。

松江の人々がトキちゃんの幸せを願い覚悟を決める一方で、トキちゃん自身も東京で自分の人生を「化けさせる」ための大きな決断を下すことでしょう。

金曜日の放送は、ハンカチ必須になりそうですが、トキちゃんの今後の成長と、キーマンとなる錦織さんとの関係の深化に、期待して見守りたいですね!

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