ザ・ロイヤルズ(netflixドラマ)解説|あらすじ・キャストは?感想は面白い?

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こんにちは、はるをです!

この記事ではnetflixで5月9日に配信開始されたばかりの新作ドラマ「ザ・ロイヤルズ(英語版タイトル:The Royals)」について解説しています。

「ザ・ロイヤルズ」は伝統的な王族の王子と現代的なスタートアップCEOが、反発しながらも惹かれ合う、インドを舞台にしたラブストーリー。

豪華絢爛な宮殿を舞台に、落ちぶれた王室の御曹司とやり手女性実業家が繰り広げる、笑いとロマンス満載の物語です。

はるを
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豪華絢爛な宮殿を舞台に、落ちぶれた王室の御曹司とやり手女性実業家が繰り広げる、笑いとロマンス満載の物語です。

ザ・ロイヤルズ | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
魅力あふれるアヴィラジ王子と、たたき上げの若き女社長ソフィア。王族と起業家、それぞれの人生を歩む中で出会った2人の運命は、恋と野望に激しく翻弄されながら交錯していく。

ザ・ロイヤルズ(netflixドラマ)解説|あらすじ

まずは、このドラマのストーリーがどんな風に展開していくのか、あらすじを詳しくご紹介しますね。

物語の舞台は、インドにある架空の藩王国、モールプル。

ここには、かつての栄華を誇っていた、それはもう豪華なんだけど、残念ながら今はちょっと老朽化が進んでしまった美しい宮殿、ハヴェリがあるんです。

この宮殿を所有する王家が、なんと深刻な財政難に陥っているところから、お話は始まるんです。

このピンチを救うために現れたのが、主人公の一人、ソフィア・シェカル。

彼女は、ブーミ・ペードネーカルさんが演じる、現実的で、ものすごく野心を持った、まさに現代の叩き上げ女性CEOなんです。

彼女が経営しているのは、「ワーク・ポテト」というスタートアップ企業。

高級ベッド・アンド・ブレックファスト(B&B)の運営を得意としている会社なんですね。

ソフィアは、この財政難にあえぐ王家の、衰退しつつある遺産を救うために雇われるんです。

そして、彼女が考え出した解決策が、荒廃したモールプル宮殿を、まるごと高級B&Bへと生まれ変わらせること。すごい発想ですよね!

でもね、そう簡単にはいかないんです。

宮殿には、もう一人の主人公がいるんです。

それが、イシャーン・カッターさんが演じるモールプル藩王国のマハラジャ、アヴィラージ・シン王子。

彼は、亡くなった父親から突然マハラジャの称号を受け継いだんですけど、最初は宮殿の問題なんてどこ吹く風、遊びに夢中な「頑固な王子様(ズィッディ・ラージクマール)」なんです。

ポロ選手でもあり、「ハンサムな遊び人の王子」なんて呼ばれていたりもします。

ソフィアとアヴィラージは、まさに水と油。彼女はビジネスライクで規律正しいのに対して、彼は自由奔放で責任を嫌うタイプ。

はるを
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二人の最初の出会いは、もう最悪なんです。

お互いのエゴと野望がぶつかり合って、一目見た瞬間から険悪な雰囲気になっちゃうんです。

でもね、物語が進むにつれて、この仕事上の対立関係が、だんだんと変わっていくんです。

宮殿を救うという共通の目的のために協力するうちに、二人の間には「駆け引き、摩擦、そして燃えるような魅力」が生まれてくるんです。

最初は反発し合っていたのに、どうしようもなく惹かれ合ってしまう。

まさに「敵から恋人へ」という、ロマンティックコメディの王道展開ですよね。

はるを
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このドラマの面白いところは、単なるラブストーリーで終わらないところなんです。

宮殿をB&Bにするという事業計画を中心に、王家の抱える財政問題や家族間の確執、ソフィアのスタートアップ企業が直面するビジネスの駆け引き、そしてそれぞれの登場人物が抱える秘密などが複雑に絡み合ってくるんです。

権力構造や、インドにおける伝統と現代の価値観の衝突といったテーマも描かれていて、ただ甘いだけじゃない、見ごたえのある物語になっています。

エピソードを追うごとに、ソフィアとアヴィラージの関係が深まる一方で、

宮殿の秘密が明らかになったり、

予想外の裏切りがあったり、

舞踏会での緊張感ある出来事や、それぞれのキャラクターたちの個人的な問題も描かれていくんですよ。

プロデューサーの方々は、主人公たちを「常に対立しながらも、どうしようもなく惹かれ合う」二人だと語っています。

そして、このドラマは単なるロマンティックコメディではなく、「機能不全な家族、機能不全な職場」というエネルギーに満ちた世界の中にロマンスを置くことで、主人公たちを引き裂き、また結びつける、よりダイナミックな力が生まれているんだそうです。

「現代のおとぎ話」とも称されるこの「ザ・ロイヤルズ」は、豪華な宮殿の雰囲気、ビジネスの駆け引き、そして予期せぬロマンスが絶妙に融合した物語なんです。

インドの豊かな歴史遺産と、現代的でグローバル化された経済的野心がどう向き合っていくのか

そして、古い王族と新しい起業家という異なる世界の衝突がどのように描かれていくのか、最初から最後まで目が離せませんよ!

ザ・ロイヤルズ(netflixドラマ)|キャスト

このドラマをさらに魅力的にしているのが、豪華なキャスト陣なんです。

一人ひとりのキャラクターが本当に個性的で、ドラマを彩っています。私が特に注目した、主要なキャストと登場人物を詳しくご紹介しますね!

まずは、なんといってもこの二人!物語の中心となる主演の二人です。

ブーミ・ペードネーカルさん演じる ソフィア・シェカル

彼女は「ザ・ロイヤルズ」の女性主人公で、自身のスタートアップ「ワーク・ポテト」のCEOです。

まさに「庶民のボス(アームクマリ・ボス)」、「闘う起業家」と呼ばれる、野心に満ちたキャリアウーマン。

ブーミさん自身も、ソフィアのことを「獰猛で野心的、そして感情に正直な人物」だと語っていて、「憧れと共感を深く呼ぶ」存在だと感じているそうです。

ソフィアは、男性優位のビジネスの世界で戦ってきた女性で、困難な道のりを乗り越えてきた強さを持っています。

古い体制に囚われず、新しいアイデアで道を切り開こうとする、現代の女性を象徴するようなキャラクターなんです。

ブーミさんにとって、この作品が初めてのOTTシリーズ主演作だそうで、彼女のキャリアにとって大きな一歩になったんですね。

イシャーン・カッターさん演じる アヴィラージ・シン

そして、もう一人の主人公が、モールプルの「頑固な王子(ズィッディ・ラージクマール)」、アヴィラージ王子です。

彼はポロ選手でもあり、見た目は「ハンサムな遊び人の王子」そのもの。最初は責任から逃げているように見えますが、物語を通して成長していくんです。

イシャーンさんは、アヴィラージを「これまで演じた中で最ももどかしくも魅力的なキャラクター」だと表現していて、その複雑さがうかがえます。

プロデューサーの方々は、ブーミさんとイシャーンさんをキャスティングした理由として、「陰と陽」のような対照的な二人が、部屋に一緒に入った瞬間から特別なケミストリーを見せたことを挙げています。

二人がどちらも「アルファ」タイプであることも、この独特の引力を生み出しているのかもしれません。

この主演の二人を囲む、個性豊かな助演陣も素晴らしいんですよ。

ジーナット・アマンさん演じる マージ・サヘバ / バービサ

伝説的な女優、ジーナット・アマンさんが演じるのは、アヴィラージたちの叔母にあたるマージ・サヘバです。

彼女が出演していることで、ドラマ全体に重厚さとノスタルジアが加わっているんです。

ファンも彼女の役柄に興奮しているそうで、アマンさん自身も「新鮮で創造的に満足のいくもの」と感じ、若い俳優たちとの共演を楽しんだそうですよ。

彼女は、パドマジャにとって頼りになるアドバイザーであり、甥や姪たちを温かく見守る存在です。

サークシー・タンワルさん演じる パドマジャ・シン

力強い演技で知られるサークシー・タンワルさんが演じるのは、王家の女家長であるマハラニ、パドマジャです。

アヴィラージの母親でもありますね。

夫であるマハラジャを亡くし、裕福な生活を失ったことで苦労しています。

子供たちの幸せを願う一方で、宮殿の財政問題や家族の秘密を一人で抱え込み、葛藤しています。

彼女自身、王族の役を演じるのは「最初は非現実的に感じた」そうで、これまでの庶民的な役柄からの大きな変化だったようです。

ヴィハーン・サマットさん演じる ディグヴィジャイ・シン

アヴィラージの弟、ディグヴィジャイ、通称ディギーです。

パーティー好きな兄とは対照的に、彼はより成熟していて責任感がある人物。

マハラジャの役割には、兄よりも彼の方が向いているようにも見えます。

意外な一面としては、ベーキングに情熱を燃やしているんです。

カーヴィヤ・トレハンさん演じる ディヴィヤランジニ・シン

アヴィラージの双子の妹、ディヴィヤランジニ、通称ジニーです。

彼女は気ままな性格で、パーティーやお洒落に夢中。多額の遺産が手に入らないことについて心配している様子。

エピソード1では、思いがけない恋に落ちる展開も描かれています。

ノーラ・ファテーヒーさん演じる アイシャ・ドーンディ

アヴィラージの元カノ、アイシャです。彼女は魅力的な人物で、アヴィラージとの復縁と、将来の妻の座を狙っています。

彼女の父親はホスピタリティ会社の経営者で、アイシャはその会社を相続する予定。

ビジネスを通じてアヴィラージと再び接近しようとします。

ウディット・アローラさん演じる クナル・メフタ

ソフィアのスタートアップ「ワーク・ポテト」の共同創業者、クナルです。

ソフィアとは親しい仕事仲間であり、友人でもあります。

常に彼女をサポートしてくれる心強い存在。

実は、ソフィアに密かに思いを寄せているのですが、残念ながら彼女にはその気がないようです。

他にも、

ディノ・モレアさん、ミリン・ソマンさん、チャンキー・パーンデーさんといったベテラン俳優陣や、

ヴィハーン・サマトさん、スムキー・スレーシュさん、リサ・ミシュラさん、カーヴィヤ・トレハンさん、ウディット・アローラさん、ルーク・ケニーさん

といった現代の才能溢れる俳優さんたちが集結していて、それぞれのキャラクターが物語を豊かに彩っています。

例えば、ディノ・モレアさんは「サラディン・カーン」、通称サラドとして、アルシプル藩王国の野心的なマハラジャを演じています。

ミリン・ソマンさんは、アヴィラージの亡き父、ユヴァナス・シンとして回想シーンに登場します。

ルーク・ケニーさんは、謎多きモーリスという人物を演じていますね。

エピソードの概要にも、パドマジャがモーリスに詰め寄るシーンが示唆されています。

スムキー・スレーシュさん演じるキルタナは、ソフィアのエグゼクティブアシスタントで、コメディリリーフ的な役割も担っています。

リサ・ミシュラさん演じるニキは、ソフィアのチームのヘッド・オブ・デザインとして、B&Bの実現に重要な役割を果たします。

そして、シュウェタ・サルヴェさん演じるサミーラは、ソフィアのビジネス上のライバルとして登場します。

本当にたくさんの魅力的な俳優さんたちが登場するので、一人ひとりに注目しながら見るのも楽しいと思いますよ!

ザ・ロイヤルズ(netflixドラマ)|感想は面白い?見どころ解説

さて、ここからは私が個人的に「ザ・ロイヤルズ」を見て感じたこと、そして皆さんにぜひ注目してほしい見どころについて、熱く語らせてください!

まずね、英語学習で字幕なしで海外ドラマを見られるようになった私にとって、この「ザ・ロイヤルズ」は本当にご褒美みたいな作品でした。

まるで日本のドラマを見ているみたいに、言葉の壁を感じることなく、物語の世界にどっぷり浸れるんです。

インドの王族という、普段触れることのない世界が舞台なのに、キャラクターたちの感情や人間関係がすごくリアルに感じられて、あっという間に引き込まれちゃいました。

このドラマの最大の見どころは、なんといっても主演のイシャーン・カッターさんとブーミ・ペードネーカルさんのケミストリーです!

批評家の中には、脚本や物語の深さに厳しい意見を持っている方もいらっしゃいましたけど、私はそんなこと全然気にならないくらい、二人のやり取りに見入ってしまいました。

プロデューサーが「陰と陽」と言っていた通り、対照的な二人がぶつかり合いながらも、お互いに惹かれ合っていく様子が、もうドキドキするんです。

特にイシャーン・カッターさん演じるアヴィラージ王子!

もうね、「王子様」っていう言葉がこれほど似合う人がいるのかと。

予告編でもシャツを脱いでるシーンがかなり印象的だったんですけど、実際の本編でも「たくさん」見られるんですよ(笑)。

プロデューサーの方も「誰も文句は言わないでしょう」って冗談めかして言ってましたけど、本当にその通りです!

ただカッコいいだけじゃなくて、どこか危うさもあって、でも笑った顔が最高にチャーミングで、たまに見せる真剣な表情にはドキッとさせられます。

自由奔放な「遊び人王子」から、少しずつ責任と向き合っていく姿は、応援したくなっちゃいますね。

あるレビューでは、彼が画面に登場するだけで「セクシーな魅力」が炸裂する、なんて書かれていましたが、本当にその通り!

彼は、周りの人々が彼を中心に回っている「太陽」のような存在として描かれているんですけど、イシャーンさんがまさにその輝きを放っているんです。

一方、ブーミ・ペードネーカルさん演じるソフィアもすごく魅力的です。

自分の力で成功を掴んだ、現代を生きる強い女性。

男性社会で立ち向かう姿は、見ていてスカッとしますし、彼女の野心や情熱は、多くの人が共感できるんじゃないかなと思います。

プロデューサーの方々は、彼女を「謝らない女性」として描いていると言っていましたが、まさにその通り!

失敗したり、悩んだりすることもあるけれど、決して自分をごまかさず、感情に正直に進んでいく姿がカッコいいんです。

ブーミさんはこれまで、ある特定のジャンルで成功を収めてきたそうですが、このソフィア役は彼女にとって新しい挑戦だったそうで、その役作りに引き込まれます。

このドラマは、単なるラブコメというより、もっと色々な要素が詰まっているところが見どころだと思います。

インドの古い王族と、現代の起業家という「異なる世界の衝突」。

宮殿という「崩れかけたシャンデリア」や「色あせた栄光」を象徴する伝統的な場所と、ソフィアのスタートアップやB&Bという「現代性、商業、そして避けられない破壊」を体現する新しい考え方。

この二つの世界がぶつかり合うことで生まれる葛藤やドラマが、物語に深みを与えています。

これは、インドが持つ豊かな歴史遺産と、グローバル化された現代経済がどう折り合いをつけていくか、という、より広い文化的対話を反映しているんだそうです。

また、「敵から恋人へ」という古典的なロマンスの展開の中に、現代インド特有のパワーダイナミクスが織り込まれている点も面白いです。

特権を持つ王子と、叩き上げの女性CEO。

彼らの対立は、単に個人的なものだけでなく、現代インド社会における権力や影響力の変化を映し出しているんですね。

サウンドトラックもこのドラマの世界観を作る上で欠かせない要素です。

ユニバーサル・ミュージック・インディアから専用のサウンドトラックアルバムもリリースされているんですよ。

特に印象的なのは、1982年の名曲「トゥ・トゥ・ハイ・ワヒ」のカバーバージョン。

新しい現代的なトラックと一緒に収録されていて、幅広い世代のリスナーが楽しめるようになっているんです。

はるを
はるを

ドラマの音楽が単なる背景ではなく、シリーズの中心的な文化や物語を推進する力として位置づけられているのが面白いなと思いました。

番組公開前からダンスチャレンジなどが巻き起こった楽曲「フー・ルールズ・ザ・ワールド」も耳に残ります。

製作陣は、この作品を「臆することなくインド的」なアイデンティティを持ちつつ、世界的な視聴者にもアピールできるものにしようと考えていたそうです。

実際の宮殿で撮影されていることも、リアリティと視覚的な華やかさを加えていて、まるで自分もその世界に迷い込んだような気分になります。

批評家からは

「見た目の美しさに重点が置かれている」

「全てのものがセ/ッ/ク/スとルックスのプリズムを通して見られているようだ」

なんて意見もありましたが、確かに豪華絢爛な映像は魅力的で、私はそれも楽しめたポイントです。

あるレビューでは、「おバカで、ごってりした、お気楽な」ドラマだと評されていましたけど、まさにそれなんです(笑)。

たまに「え、ここでその展開?」とか、「そのセリフ、ちょっと突拍子もないな」なんて思うところもあるんですけど、それも含めて楽しいんです!

深刻になりすぎず、でも時々キャラクターたちの感情に触れる瞬間もあって、良いバランスだなと思いました。

「ブリジャートン」や「エミリー、パリへ行く」といった海外の人気ロマンティックコメディと比較されることもありますが、この「ザ・ロイヤルズ」はインドならではの文化や価値観が色濃く反映されていて、ユニークな魅力を放っています。

王室のスキャンダル、企業戦略、そして感情的な激しさが混ざり合った「カラフルなカクテルのよう」な作品、という表現がぴったりだと思います。

もしあなたが、キラキラした世界のロマンスが好きだけど、ただ甘いだけじゃない、ちょっとユーモアやドラマも欲しいな、と思っているなら、「ザ・ロイヤルズ」は間違いなくおすすめです!

はるを
はるを

主演二人の眩しい魅力と、個性豊かなキャラクターたちが織りなす物語に、きっと夢中になるはずですよ。

ぜひ、Netflixでチェックしてみてくださいね!そして、見終わったら、どんな感想を持ったか、よかったら私にも教えてくださいね!

これからも、私が見て面白かった海外ドラマや、英語学習のことなど、色々な情報を発信していきたいと思っていますので、また遊びに来てください!

それでは、またね!

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