こんにちは、はるをです!
この記事ではnetflixで5月9日に配信開始されたばかりの新作スペイン映画「バッド・インフルエンス(原題:Mala Influencia、英語版タイトル:Bad Influence)」について解説しています。
「バッド・インフルエンス」は前科持ちの男が富豪の娘のボディガードになるが、禁断の愛と危険なストー・カー事件に翻弄されるヒューマンドラマ。
警護対象とボディガード、近づくほどに抗えない感情が芽生え、危険な愛の行方が加速します!

ストー・カー事件を軸に、身分違いの男女の激しい恋と、背後に潜む衝撃の真実が絡み合うラブサスペンスです!

バッド・インフルエンス(netflix映画)解説|あらすじ・キャストは?感想は面白い?
物語の中心にいるのは、刑務所に収監されていた青年、エ・ロス。
名前からして、なんかこう、ちょっと危ない雰囲気を感じさせますよね?
彼が、富豪で事業家であるブルース・ラッセル の口利きという、ちょっと特別な計らいで、予定よりも早く釈放されることになるんです。
普通だったら、刑務所を出たばかりの若者が、いきなり富豪の力で外に出られるなんて、一体どういうことなんだろう?って思いますよね。
その理由が、もう一つの物語の軸になってくるんです。
その理由というのが、ブルースの娘であるリース。彼女はまだ高校に通っているんですが、何者かから執拗なストー・カー被害に遭っているんです。
threatening messages、つまり脅迫めいたメッセージを受け取ったり、命に関わるような危険な目に遭ったりもするんです。
父親のブルースは、娘を心底心配していて、そのストー・カーからリースを守るために、エ・ロスを彼女のボディガードとして雇うことを決めるんですね。
エ・ロスは、釈放の条件として、リースのボディガードという仕事を引き受けることになります。
彼の仕事は、リースと一緒にブルースの豪邸に住み込み、そして彼女が通う高校にも付き添う、というものなんです。
高校に通うって言っても、警護対象の女子高生と一緒に制服を着て学校に行く…
なんて、ちょっと日本では考えられないような設定で、初めて知ったときは「えっ、そんなことアリなの!?」って思わずツッコミたくなっちゃいました!

これもスペインの教育制度とか、富豪の力とかなのかな?なんて、いろいろ想像しちゃいますね。
最初は、刑務所帰りのエ・ロスと、裕福な家庭で育ったお嬢様のリースですから、そりゃあもう、お互いに距離を感じて当然です。
リースの方は、突然自分の生活に入ってきたボディガード、しかも前科者ということで、最初はかなり反発します。
自分の社交生活にまで影響が出る、学校生活がメチャクチャだなんて思ったりもするんです。
エ・ロスの方も、最初はただの仕事として、あまり感情を出さずに警護にあたります。
でもね、同じ屋根の下で暮らし、学校でも常に一緒に行動しているうちに、全く違う境遇で育った二人は、徐々にお互いを意識し始めるんです。
エ・ロスはリースのバレエをする姿や、彼女の抱える悩みを知り、リースはエ・ロスの持つミステリアスな部分や、彼女の知らない世界を知る彼に惹かれていきます。
お互いに刺激を受けあって、気づけば二人の間の距離はどんどん縮まっていき、もう抗いきれないくらい、大きな恋心が芽生えてしまうんです。
Forbidden love、つまり禁断の愛ですね。
だって、彼はボディガード、彼女はその警護対象。しかも、彼女のお父さんからは「娘に手を出したら承知しないぞ!」くらいの雰囲気を感じますし。
同時に、リースのストー・カー被害は徐々にエスカレートしていくんです。
誰が、何のためにリースを狙っているのか? その謎が物語にスリリングな要素を加えていきます。
エ・ロスはボディガードとしてリースを守りながら、彼女と心を通わせていくんですが、このストー・カー事件の真相と、二人の関係が複雑に絡み合っていくんですね。
最初はね、「ムショ帰りの青年がお嬢様のボディガード?ふむふむ、これは王道の展開だ!」って思ったんです。
日本の少女漫画やラノベでもよく見かけるパターンで、不良っぽい男の子とお嬢様が惹かれ合うっていうと、「愛と誠」みたいな熱い物語を思い出しちゃいますね。
最初は見下していたお嬢様が、彼の野性味に惹かれていく…
っていう流れは、もう鉄板中の鉄板! 分かってても、やっぱり見ちゃうんですよね。
でも、この物語には、男性主人公の出自の秘密だったり、彼らを結びつけたブルースにも何か裏がありそうな雰囲気だったり、というミステリアスな要素も散りばめられているんです。
これらの謎が、ストー・カー事件や二人の関係にどう影響していくのか…最後まで目が離せなくなりますよ。
特に、エ・ロスがブルースの過去の出来事に関わっていたという事実 や、ブルースがエ・ロスを雇った本当の理由 が明らかになった時には、「なるほど、そう繋がるのか!」って思いました。
全体として、この「バッド・インフルエンス」は、禁断の恋、謎のストー・カー、そして登場人物たちが抱える秘密が絡み合った、恋愛サスペンスといった感じでしょうか。
Netflixのジャンル分けだと、青春・学園ドラマとか、ティーン向け映画にも入るらしいですが、私としては大人も十分楽しめる、ハラハラドキドキ、そしてちょっと切ないラブストーリーだと感じました。
物語が進むにつれて、エ・ロスとリースの関係が深まっていく様子が丁寧に描かれていて、私も思わず感情移入しちゃいましたね。
バッド・インフルエンス(netflix映画)|キャスト
さて、次に「バッド・インフルエンス」を彩る、魅力的なキャストと登場人物たちについてお話しさせてくださいね。
映画って、やっぱりどんな役者さんが出ているか、どんなキャラクターが登場するかって、すごく大事じゃないですか?
この作品は、まさに私の目を釘付けにするような方々が出演しているんです。
まずは、主人公のエ・ロスを演じる、アルベルト・オルモさん(Alberto Olmo)。
刑務所から出てきたばかりの青年、という役どころなんですが、彼のね、あのミステリアスで考え込んでいるような、物思いにふけるようなな雰囲気がたまらないんですよ!
ちょっと影があるけど、どこか純粋さを感じさせる表情に、見ているこちらも引き込まれちゃいます。
レビューでは、彼の演技について厳しい評価もあったりするんですが、私個人的には、彼の佇まいや表情だけで、エ・ロスというキャラクターが抱える葛藤や過去を表現しているように感じました。

特に、リースの前で見せる、ちょっと不器用な優しさとか、戸惑っている様子とか、すごくキュンとしちゃいましたね。
私、実はね、このエ・ロス役のアルベルト・オルモさんの顔面だけで、この映画を見ることを決めたところがあるんです(笑)。
これぞまさに自業自得!
それくらい、彼の魅力的なルックスはこの映画の大きな見どころの一つだと思います。
彼の目の中に、エ・ロスという青年の複雑な内面が映し出されているようで、目が離せなくなっちゃうんです。
そして、ヒロインのリースを演じるのは、エレア・ロチェラさん(Elea Rochera)。
富豪のお嬢様で、バレエを習っているティーンエイジャー という役なんですが、彼女がね、若かりし頃のナタリー・ポートマンにそっくりなんですよ!

初めて見たとき、「え、ナタリー・ポートマン!?」って思わず声が出そうになりました(笑)。
バレエを習っているという設定もあってか、「ブラック・スワン」の頃の彼女と重なる部分があって、本当に可憐で可愛らしいんです。
でも、単なるお嬢様ではなくて、ストー・カー被害に遭ってナーバスになっていたり、突然現れたボディガードに反発したり、時にはパリピな元カレがいたり。
お国柄もあってか、奔放な部分も持ち合わせているんです。
露出が多い服を着たり、大人顔負けの行動に出たり、そのアンバランスさがまた魅力的で、リースの複雑な心情をエレア・ロチェラさんが繊細に演じているように感じました。
彼女の表情の変化を見ていると、リースの心の揺れが手に取るように伝わってきて、応援したくなっちゃいます。
リースの父親で、富豪の事業家ブルースを演じるのは、エンリケ・アルセさん(Enrique Arce)。
彼はね、なんとあの人気スペインシリーズ「マネー・ヘイスト(Money Heist)」で、アルトゥーロ・ロマンを演じていた俳優さんなんです!
あの濃いキャラクターを演じていた方なので、ブルース役でもただの優しい父親ではない、何か裏がありそうな雰囲気を感じさせますよね。
娘を守るためにエ・ロスを雇うんですが、その理由にも隠された真実があったり、エ・ロスとリースの関係には強く反対したり と、物語を動かす重要な役割を担っています。
レビューの中には、エンリケ・アルセさんの素晴らしい演技力が十分に活かされていないのが残念、という意見もありましたが、短い登場シーンでも、彼の存在感は際立っていて、ブルースというキャラクターに深みを与えていると思います。

富豪としての威厳と、娘への愛情、そして隠された過去…これらの要素を、彼は見事に演じ分けていると感じました。
他にも、
エ・ロスの友人であるペイ頓(Mirela Bali?)とディエゴ(Farid Bechara)
リースの友人であるリリー(Sara Arino)
リースの元カレのラウル(Fer Fraga)
など、個性豊かなキャラクターたちが登場します。
特にペイ頓は、エ・ロスやリースの関係に影響を与える重要な存在で、彼女が出てくると物語が一気に不穏な空気になったりするんです。
彼女のキャラクターも、演じるミレラ・バリックさんがすごく魅力的に演じています。
彼女は「Elite」(エリート)というスペインの人気シリーズにも出演していて、その時も強烈な印象を残していたそうなので、やっぱり存在感がすごいんでしょうね。
レビューにもありましたが、彼女はまさにアップグレードされた人間みたいで、他のキャラクターとは一線を画す雰囲気があります。
全体的に、若いキャストが多いこの作品ですが、皆さんすごくビジュアルが良くて、見ているだけで目の保養になる感じですね!
衣装もすごく素敵で、それぞれのキャラクターの個性がファッションからも伝わってきます。
特にリースのバレエウェア姿や、プライベートスクールの制服姿、そしてちょっと大胆なファッション なんかも見どころかなと思います。
それぞれのキャラクターが、エ・ロスとリースの関係やストー・カー事件にどう絡んでくるのか、彼らの人間関係や背景を知ることで、物語はさらに面白くなっていきます。
キャストの皆さんが、それぞれの役を熱演していて、私はみんなに感情移入しながら楽しんで観ることができました!
バッド・インフルエンス(netflix映画)|面白い?見どころは?
さあ、いよいよ「バッド・インフルエンス」の見どころについて、熱く語らせていただきますね!
この作品、王道のラブストーリーでありながら、サスペンス要素もあって、見ていて飽きないポイントがたくさんあるんですよ。
まず、一番の見どころと言ったら、やっぱりエ・ロスとリースの禁断の恋ですよね!
ボディガードと警護対象という関係性なのに、惹かれ合ってしまう…

このシチュエーションがもう、ドラマチックでたまらないんです。
最初は反発し合っていた二人が、一つ屋根の下で過ごし、高校でも常に一緒に行動する うちに、お互いのことを深く知るようになって、少しずつ心を通わせていくんです。
エ・ロスの純粋さや、リースの内面の強さといった、それぞれの魅力に気づいていく過程が丁寧に描かれていて、見ているこちらもドキドキしちゃいます。
特に、裕福な世界しか知らなかったリースが、エ・ロスの友人たちと過ごすことで、新しい価値観に触れるシーンなんて、印象的でした。
ブルースからは二人の関係を強く禁じられているのに、どうにも止められない恋心…この禁断の恋の行方が、物語の最大の軸になっています。
二人が親密になっていくシーンは、本当に美しくて、思わずため息が出ちゃうくらいです。
そして、もう一つの大きな見どころは、ストー・カー事件を巡るサスペンスです。
リースを脅迫する謎の人物は一体誰なのか? 何が目的なのか?
最初はリースの元カレ、ラウルが怪しいのかな?と思ったり、エ・ロスの過去が関係あるのかな?と思ったり、いろいろと想像が膨らむんです。
謎が少しずつ明らかになっていく過程がスリリングで、次の展開が気になって、ついつい一気見しちゃうんですよね。
特に終盤、ストー・カーの正体が明らかになった時、そしてその動機が語られた時には、「え、まさか!」って声が出ちゃいました。
単なる恋愛ものかと思いきや、実はもっと深い、登場人物たちの過去に根差した秘密が隠されていたなんて…

この意外な展開が、物語にグッと深みを与えていると思います。
個人的にはね、あの結末にもう一ひねりくらいあっても面白かったかな、なんて思ったりもしたんですが、十分に衝撃的な展開だったと思います。
キャラクターにも注目です。
特に、エ・ロスとリースの対比、そしてペイ頓というキャラクターの存在感は、この作品の見どころです。
裕福な世界とそうでない世界の対比が、二人の関係性や物語の背景に影響を与えています。
ペイ頓はね、本当に魅力的で、でもちょっと危険な雰囲気をまとっているんです。
彼女が物語にどう絡んでくるのか、彼女の言動がエ・ロスとリースの関係や事件にどう影響するのか、ぜひ注目して見てほしいですね。

彼女がいることで、物語に緊張感が生まれるんですよ。
そしてね、私的にこの作品のビジュアルもすごく好きです。
俳優さんたちが本当に魅力的で、スペインの街並みや、ブルースの豪邸、リースの通うプライベートスクールなど、舞台となる場所の雰囲気も素敵なんです。
ティーン向けの作品ではあるんですが、露出が多い服や濡れ場なんかも描かれていて、大人もドキドキしながら楽しめる要素も入っていると思います。
最近、TikTokやWattpadといったSNS発のストーリーが映画になることが増えてきていて、この「バッド・インフルエンス」もその一つ。賛否両論の意見がみられます。
確かに、展開が少し急だったり、ツッコミどころがあったりするのも事実なんですが、でも、この時代のトレンドを取り入れているからこそ、若い世代を中心に、そして私も含めた「王道展開大好き!」な人たちに響く作品になっているのかなと思います。
細かいことは気にせずに、ストーリーとキャラクターたちの魅力に没入して楽しむのが、この作品の醍醐味かもしれません。
外国語学習の視点から見るとね、リースの通う学校での会話とか、友人同士のやり取りとか、日常で使える表現がたくさん出てくるので、そういうところに注目して見てみるのも面白いと思います。
エ・ロスとリースの会話も、最初はよそよそしいのが、だんだん親密になっていく過程で、言葉遣いが変わっていく様子を見るのも発見があって楽しいです。
色々とお話ししましたが、「バッド・インフルエンス」は、禁断の恋とスリリングなサスペンスが融合した、見応えのある作品です。
王道展開が好き、イケメンと可愛い女の子の恋愛が見たい、ちょっとハラハラドキドキしたい、そんな気分の時にぴったりの映画だと思います。
ぜひNetflixでチェックしてみてくださいね! そして、もし観たら、ぜひぜひ皆さんの感想も聞かせてください! 一緒に語り合いましょう!
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