エクステリトリアル(netflix映画)解説|あらすじ・キャストは?感想は面白い?

海外ドラマ・映画

こんにちは、はるをです!

この記事ではnetflixで4月30日に配信開始されたばかりの新作映画「エクステリトリアル(英語版タイトル:Exterritorial)」について解説しています。

「エクステリトリアル」はアメリカ領事館で息子が失踪、元特殊部隊の母が陰謀に立ち向かうアクションスリラー。

閉鎖された領事館を舞台に、母の愛とアクションが炸裂するサスペンス作品です。

はるを
はるを

PTSDに苦しむ元兵士サラが、領事館内で息子を救うため孤軍奮闘するぞ!

エクステリトリアル | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
アメリカ領事館の中で息子が姿を消した。我が子を探し出すために全力を尽くす特殊部隊の元兵士サラ。そうして捜索を続けるうちに、恐ろしい陰謀が明らかになってゆく。

エクステリトリアル(netflix映画)解説|あらすじ

まず、この映画のあらすじからお話しさせてくださいね。

物語の中心にいるのは、サラという女性です。

彼女はかつて特殊部隊に所属していた、それはもう頼りになる兵士だったんですけれど、ある任務でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を負ってしまい、今は退役して、一人息子のジョシュを育てているシングルマザーなんです。

辛い過去を抱えながらも、息子のため、そして新しい人生を始めるために、彼女はアメリカへの移住を決意します。

そのために、サラとジョシュはドイツのフランクフルトにあるアメリカ領事館を訪れるんです。

就労ビザの申請手続きのため、領事館の待合室で長い時間を過ごすことになるのですが、やんちゃ盛りのジョシュが退屈してしまうのは、もう目に見えていますよね。

ちょっと席を外したほんのわずかな隙に…信じられないことが起こってしまうんです。

息子、ジョシュがこつ然と姿を消してしまったのです。

パニックになったサラは、必死にジョシュを探します。

領事館の職員や警備員にも助けを求めますが、ここからがこの映画の怖いところ…。

なんと、領事館の職員たちは「最初から一人で来た」「息子なんて最初からいなかった」とサラの言うことを完全に否定するんです。

防犯カメラの映像にも息子の姿は映っておらず、まるで最初からジョシュが存在しなかったかのように扱われてしまう…。

はるを
はるを

サラは、孤立無援の状況に追い込まれてしまいます。

これが、PTSDを患っているサラの妄想なのではないか、という疑いがかけられるんです。

彼女自身も、一瞬「もしかして本当に自分の妄想なのかも…」と信じ込まされそうになる瞬間があるほど。でも、母親としての確信、そして本能が「これは違う!」と叫ぶんです。

領事館というのは、実は治外法権という特殊な場所なんです。

ドイツ国内にあるけれど、アメリカ合衆国の領土と同じ扱いになるんですね。

だから、ドイツの警察でさえ、領事館の中では自由に捜査したり、サラを助けたりすることができない。

もし領事館から追い出されてしまったら、二度と息子に会えなくなるかもしれない…

そう悟ったサラは、もう誰にも頼れない、自分でやるしかない、と決意します。

はるを
はるを

ここから、元特殊部隊兵士であるサラの驚異的な能力が炸裂するんです。

息子を探すために、領事館の奥深くへと文字通り「潜入」していくんですね。

窓から外へ出て壁をよじ登ったり、監視カメラの目を掻い潜るために様々な方法を使ったり、まるでスパイダーマンみたいだってレビューもありましたけど、本当にそれくらいの身体能力を見せてくれます。

しかし、この捜索の中で、彼女はただ息子を探しているだけではない、恐ろしい陰謀に巻き込まれていることに気づき始めます。

最初は単なる息子の失踪かと思われた出来事が、領事館内で密かに進行していた別の事件や、サラ自身の過去と複雑に絡み合っていくんです。

サラは、領事館の中に隠されていたキラという女性に出会ったりします。

彼女もまた、何らかの理由で領事館内に軟禁されているようで、「息子探しを手伝う代わりに脱出させて」とサラに協力を求めてきたりするんです。

はるを
はるを

怪しい人物、隠された部屋、予期せぬ真実。

サラは、ガスライティングで精神的に追い詰められながらも、真実の愛と兵士としてのスキルだけを頼りに、この巨大な闇に一人立ち向かっていくんです。

果たして、サラは無事に息子を見つけ出すことができるのか?

そして、彼女を待ち受ける衝撃の真実とは一体何なのか? 緊迫感あふれる展開に、もう目が離せなくなりますよ!

エクステリトリアル(netflix映画)|キャスト

この映画を彩る個性豊かなキャストと、彼らが演じる魅力的な登場人物たちについても、ぜひ詳しくお話しさせてくださいね。

まずは、何と言っても主人公のサラですね。演じるのは、ドイツの女優ジャンヌ・グルソーさんです。

彼女は特殊部隊の元兵士であり、一人息子ジョシュの母親。アフガニスタンでの任務でPTSDを負っていて、過去のトラウマと闘いながらも、息子への深い愛情を胸に、絶望的な状況に立ち向かっていきます。

ジャンヌ・グルソーさん、私もこの映画で初めて知ったのですが、もうアクションが本当にすごいんです!

レビューでも「男顔負けのアクションがヤバい!」とか「本物みたいな生々しいアクションがすごい!」って書かれている通り、ガッチリした体つきで、男性相手でも一歩も引かない、力強い戦闘シーンを見せてくれます。

はるを
はるを

蹴って、殴って、締め落として…。

何度も何度も倒されても、ボロボロになりながら起き上がって戦い続ける姿には、思わず「頑張れー!」って応援したくなるし、胸が熱くなります。

もう、彼女の迫力ある演技と身体能力だけでも、この映画を見る価値ありだと思います。

私もすっかり惚れちゃいました(笑)。

彼女はNetflix映画の『オールドピープル』にも出演されていたそうですが、そちらでは脇役だったらしく、この『エクステリトリアル』で主演としてその魅力を存分に発揮しています。

次に重要な人物は、領事館の警備責任者エリック・キンチです。演じるのは、俳優のダグレイ・スコットさんです。

サラの息子探しに協力すると思いきや、サラを疑い、ガスライティングを仕掛けてくる。

最初はなんだか冷たい人なのかな…?と思うのですが、物語が進むにつれて、彼の裏の顔や恐ろしい真実が明らかになっていきます。

ダグレイ・スコットさんは、『M:I-2』(ミッション:インポッシブル2)で悪役を演じていた方なんですね!

そういう経験もあるからか、今回のキンチ役も非常に存在感があって、サラを追い詰める様子は本当にゾッとさせられます。

レビューの中には「予算版のトム・セレックみたい」なんてユニークな意見もありましたが(笑)、俳優としては素晴らしい演技を見せてくれていますし、サラとのやり取り、特に親としての立場が絡む場面は、見ごたえがありました。

そして、領事館内でサラが出会う謎の女性、キラを演じるのは、レラ・アボヴァさんです。

彼女も何らかの秘密を抱えていて、サラに協力を持ちかけます。

このキラというキャラクター、ストーリー上はかなり重要な役割を担っているんです。

彼女の父親はロシアの大物で、マネーロンダリングの証拠を持っており命を狙われている、という背景があるようです。

キラとの協力関係が、サラの息子探しの新たな糸口になったり、隠された陰謀の核心に迫る鍵になったりするんですね。

ただ、レビューでは、レラ・アボヴァさんの演技は良いけれど、キャラクター自体があまり深掘りされていなかったり、もう少しサラと一緒に活躍する姿が見たかった、という声もありました。

確かに、彼女の背景やサラとの関係性がもっと丁寧に描かれていたら、さらに面白くなったかもしれませんね。

他にも、カヨデ・アキニエミさん、アナベル・マンデンさんといった俳優さんたちが出演されています。

それぞれが物語の中で重要な役割を果たしていて、ストーリーにリアリティと深みを与えています。

これらのキャストたちが、領事館という閉ざされた空間で繰り広げる人間ドラマとサスペンス、そして息をのむようなアクション。

登場人物たちの複雑な思惑や、サラを取り巻く疑念の目が、物語をさらに緊迫したものにしています。

ジャンヌ・グルソーさんの熱演と、ダグレイ・スコットさんの冷徹な存在感、そしてキラとの関係性が、この映画の登場人物の魅力の核となっていると思います。

エクステリトリアル(netflix映画)|感想は?面白い?

この『エクステリトリアル』、Netflixで配信が始まって、さっそく色々な方がご覧になっているみたいですね。

FilmarksやIMDbといった映画レビューサイトでもさっそく評価が出ていました。

Exterritorial (2025) ⭐ 5.8 | Action, Mystery, Thriller
1h 49m | TV-MA
Exterritorial | Rotten Tomatoes
Discover reviews, ratings, and trailers for Exterritorial on Rotten Tomatoes. Stay updated with critic and audience scor...

今の時点(※ブログ執筆時)でFilmarksは3.5/5.0、IMDbは5.8/10という評価のようです。

これは、すごく絶賛されている!というわけでもないけれど、かといって酷評されているわけでもない…という感じでしょうか。

私の個人的な感想とも、なんだか似ている気がします(笑)。

皆さんのレビューを読んでみると、やはり一番多く聞かれるのは、「アクションがすごい!」「母親の強さが印象的!」という肯定的な意見ですね。

特に、主演のジャンヌ・グルソーさんの身体能力を高く評価している声がたくさんありました。

もう、レビューを読んでいるだけでも、そのアクションシーンがいかに迫力満点だったかが伝わってきます。

私がブログで「お母さん、強すぎ!」って書いたのも、皆さんと共通の感想なんですね!

本当に「母強し」を貫いたアクションが圧巻だった、というレビューには、私も心から同意です。

ボロボロになっても立ち上がるサラの姿には、きっと多くの人が心を動かされたのではないでしょうか。

一方で、ストーリーについては、「どこかで観たような内容」「新鮮味がない」「展開が読める」「ありがち」といった、やや厳しい意見も少なくありませんでした。

息子が領事館内で消えて、周りが誰も信じてくれない…という設定が、ジョディ・フォスター主演の『フライトプラン』に似ているという指摘もありましたね。

確かに、密室空間で大切な人が消え、周りから妄想だと疑われる、という基本構造は似ています。

ただ、『エクステリトリアル』には元特殊部隊という設定があるので、母親の強さにはより説得力があった、という感想もありました。

治外法権という設定も、物語に緊張感を与えていたという声がある一方で、「もっと深く掘り下げていたら、もっと面白くなったはずなのに…」と、ポテンシャルを活かしきれていない点を残念がる意見もありました。

また、「領事館なのに警備がザルすぎる!」「なんでこんなに犯罪者や怪しい人物が多いんだ?」といった、ツッコミどころを指摘するレビューも多かったです。

確かに、高度なセキュリティが期待される場所なのに…?と思ってしまう場面は、正直ありますよね(笑)。

PTSDの設定やガスライティングのプロットについても、「ありがち」と感じる人もいたようです。

ストーリー全体としては予測可能で、サプライズ感は少ない。

まるで「Netflixのアクションスリラーのテンプレートみたい」「他の高予算アクション映画の既視感がある」という感想もあり、ユニークさや新しい視点を期待すると、少し物足りなく感じるのかもしれません。

総評としては、「ストーリーは凡庸だけど、アクションはすごい」という意見に集約されるでしょうか。

私自身も、アクションシーンは本当に目を奪われましたし、ジャンヌ・グルソーさんの身体を張った演技には感動しましたが、物語の展開には「ああ、やっぱりこうなるのね」と感じる部分が正直ありました。

でも、エンターテイメントとして、スピード感や緊張感、そして何よりも「母親の強さ」を描いたアクションを楽しみたい!という方には、ぴったりの作品だと思いますよ。

何も考えずに、ただひたすら主人公の強さにスカッとしたい時なんかには、最高かもしれません。

レビューの中には「平均的なアクション映画で、簡単に忘れられる」という辛辣な評価もありましたが、私は、あの素晴らしいアクションを見られただけでも、鑑賞した時間は無駄じゃなかったな、と思っています。

はるを
はるを

まさに「ポップコーンエンターテイメント」として、十分に楽しめる作品だと感じました。

エクステリトリアル(netflix映画)解説|見どころ

さて、それではこの『エクステリトリアル』の、私が思う「ここを見たらもっと楽しめる!」という見どころについて、熱く語らせてください!

まず、何と言っても一番の見どころは、ジャンヌ・グルソーさん演じる主人公サラの「圧巻のアクション」です!

もう、これを見るだけでも、この映画を見た価値があると言っても過言ではありません。

特殊部隊の元兵士という設定が、彼女の超人的な強さに説得力を与えていますし、そのアクションは本当にリアルで生々しい。

パンチやキック、関節技に締め技、時にはトイレの蓋を武器にしたり、窓から脱出して壁をよじ登ったりと、想像を超える方法で敵と戦います。

特に注目してほしいのは、編集を多用していない、非常に効果的な戦闘シーンです。

まるで長回しのように、サラが一人または複数の敵とノンストップで戦う場面がいくつかあります。

カメラが彼女の動きにピタッとついていくので、その場に一緒にいるかのような臨場感。ボロボロになりながらも、傷を負っても立ち上がり、必死に食らいついていく姿は、もう「カッコいい!」の一言。

男性相手にまったく引けを取らない、まさに「男顔負け」のアクションは、他の女性アクション映画と比べても強烈な印象を残すと思います。

ジャンヌ・グルソーさんがどれだけご自身で演じられているかは分かりませんが、その鍛えられた身体と、訓練された動きには、ただただ感服です。

アクション好きの方なら、きっと心拍数上がりっぱなしになりますよ!

二つ目の見どころは、「母の愛と強さ」が物語の原動力になっている点です。

サラが危険を顧みず、どんな手を使ってでも息子を探し出そうとする姿は、多くの観客の心を揺さぶるはずです。

周りの誰もが息子が最初からいなかったと主張し、サラの精神状態を疑う中で、母親としての信念だけが彼女を突き動かしています。

PTSDという辛い過去を抱えながらも、母親として息子のために立ち上がるサラの姿は、観る人に強い共感と感動を与えます。

彼女の強さは、単なる兵士としての能力だけでなく、母親としての覚悟から来ているんだな、と感じられるんです。

そして三つ目の見どころは、「アメリカ領事館」という特殊な舞台設定と「治外法権」という要素です。

ドイツ国内にあるにも関わらず、ドイツの法律が及ばない場所。

外部の助けが一切期待できない閉鎖空間で、サラはたった一人で息子を探し、巨大な陰謀に立ち向かわなければなりません。

この「治外法権」という国際法上の壁が、サラを追い詰める孤独な状況を視覚的にも心理的にも強調し、観客に息詰まるような緊張感を与えています。

レビューではこの設定をもう少し掘り下げて欲しかったという声もありましたが、それでも物語の舞台として非常に効果的に機能していると思います。

迷路のような領事館の内部、どこに敵が潜んでいるか分からない、誰を信じていいか分からない状況。この独特の空間設定が、サスペンス要素を盛り上げています。

さらに、サラのPTSDを利用したガスライティングのプロットも、この映画を面白くしている要素の一つです。

観客もサラと一緒に「あれ?本当に息子はいたんだっけ?」と混乱させられる瞬間があり、何が真実で何がサラの妄想なのか、という心理的な揺さぶりが、物語に引き込まれる仕掛けになっています。

これらの要素が組み合わさって、この『エクステリトリアル』は、ストーリーの予測可能性を補って余りある、緊迫感あふれるアクションスリラーに仕上がっていると思います。

はるを
はるを

特に、何も考えずにスカッと爽快なアクションを楽しみたい!という時には、間違いなくおすすめの作品です。

主演のジャンヌ・グルソーさんの魅力的なアクションと、母の強さを描いたストーリーに、きっと引き込まれるはずですよ。

ぜひ、Netflixでチェックしてみてくださいね!

さあ、いかがでしたでしょうか?『エクステリトリアル』、少しでも皆さんの興味を引くことができたら嬉しいです。

私のように、この映画をきっかけに「わぁ、英語でレビューを読んでみたい!」なんて思ってくれたら、それはもう最高です(笑)。

一緒に楽しく英語を学びながら、大好きな映画やドラマを、もっともっと満喫しちゃいましょうね!]

コメント

タイトルとURLをコピーしました