朝ドラ「ブラッサム」の第1週ラストとなる第5話を観終えて、朝から溢れる涙を止められなかった方も多いのではないでしょうか。
継母のリョウさんが逃がしてしまったカナリアを必死に探す幼い珠ちゃんの健気な姿や、固く閉ざされた戸の前で「おかか」への思いを泣き叫ぶ場面は、まさに第1週のクライマックスにふさわしい圧巻のドラマでした。
バラバラになりかけた家族を繋ぎ止めた感動の結末から、ラストには一気に5年後へと時間が飛んで石橋静河さん演じる成長した珠ちゃんが登場し、鳥肌が立つほどの興奮を覚えました。
今回は、波乱に満ちた第1週「私の父、私の母」の怒涛の展開を振り返りつつ、第5話の胸を打つストーリーや個人的な涙のポイント、そして気になる次週第6話以降の猛烈な展開考察まで熱く語り尽くしていきます。
ブラッサム(朝ドラ)5話までの振り返り
■家族の亀裂と再生!第1話から第4話までの怒涛の流れ
物語の幕開けとなった第1週は、昭和57年に85歳となった珠さんが過去を懐かしく回想する穏やかな場面から始まりました。
時代は一気に明治41年の山口県岩国市へと遡り、四人兄弟の長女として健気に生きる10歳の珠ちゃんの暮らしが描かれました。
父の清治さんは、代々の造り酒屋である葉野酒造の長男でありながら家督を弟に譲り、自分は仕事を一切せずに毎月給金をもらって道楽に暮らすという、強烈すぎる破天荒な人物でした。
そんな家に後妻として嫁いできた継母のリョウさんは、血のつながらない珠ちゃんをなぜか「珠様」と呼び、実の子以上に深い愛情で包み込んでくれていました。
学校で「父について」という作文の宿題を出された珠ちゃんは、日頃の理不尽な叱責や蔵に閉じ込められた事件に悩みつつも、夜中に月明かりの下で愛鳥のカナリアを見つめる父親の物悲しい横顔を思い出しました。
参観日に清治さんの前で見事にその作文を読み上げた珠ちゃんに対し、清治さんが大喜びで誰よりも強く拍手を送るという、思わず胸が熱くなる親子愛の瞬間が訪れました。
しかし幸せな時間は束の間で、リョウさんがカナリアに餌をやろうとした際、末っ子の英男ちゃんが泣き出した一瞬の隙に鳥が逃げ出してしまうという大事件が発生してしまったのです。
愛鳥を失って激怒した清治さんから酷い暴言を吐かれたリョウさんは、あまりのショックと罪悪感から幼い子供たちを残して実家へと逃げ帰ってしまいました。
ブラッサム(朝ドラ)5話ネタバレあらすじ
■涙腺崩壊!第5話のドラマチックなストーリー詳細
第5話は、大好きなリョウさんが家に帰ってこられるようにと、幼い珠ちゃんが必死になって近所を駆け回り、逃げたカナリアを探す姿から始まりました。
どれだけ歩き回っても小さな鳥が見つかるはずもありませんでしたが、珠ちゃんは諦めることなく、意を決してリョウさんの実家へと向かいました。
一方、実家に逃げ込んでいたリョウさんは、両親からあんな恐ろしい家には二度と戻るなと強く説得されていました。
それでもリョウさんの頭の中には、残してきた幼い子供たちや、自分を「おかか」と慕ってくれる珠ちゃんの存在が離れず、胸を締め付けられていました。
リョウさんの実家に到着した珠ちゃんでしたが、激怒した両親によって玄関の戸は固く締め切られており、中に入ることすらできませんでした。
それでも珠ちゃんは戸に向かって、カナリアは絶対に見つけるから帰ってきてほしいと声を張り上げ、血がつながらなくても大事だと言ってくれた言葉は嘘だったのかと涙ながらに悲痛な叫びをぶつけました。
戸の向こうで声を殺して泣いていたリョウさんは耐えきれずに外へ飛び出し、泣き叫ぶ珠ちゃんを溢れる涙とともに強く抱きしめ直しました。
家に戻った二人を迎えた清治さんは謝って済むかと怒りを収めませんでしたが、珠ちゃんは父親の眼前に立ちはだかり、カナリアよりおかかが大事でおとと様とおかかがいるこの家におりたいのだと命がけで訴えました。
娘のあまりの迫力と素直な愛に押された清治さんは「好きにせい」と吐き捨てて折れ、崩壊寸前だった葉野家は見事に救われました。
そして物語は大正2年の春へとタイムスリップし、女学校4年生となって錦帯橋の桜を眺める成長した珠ちゃん(石橋静河さん)の美しい横顔で第1週が締めくくられました。
ブラッサム(朝ドラ)5話ネタバレ感想
■子役・村上蘭ちゃんの熱演に脱帽!第5話のリアルな感想
第5話を観ていて、子役の村上蘭ちゃんが見せた魂のこもった演技には、画面の前で何度も息をのんでしまいました。
締め切られた戸の前で「ほんまの娘じゃないけぇ?」と叫んだシーンは、幼い心の中にあった不安と母親への狂おしいほどの愛が爆発していて、胸が引きちぎられるような切なさを感じました。
国仲涼子さん演じるリョウさんがこれまで「珠様」と呼んでいた理由についても、特別で愛おしい存在だからこそ敬称をつけていたのだと分かり、二人の絆の深さに深く納得させられました。
渡部篤郎さん演じる清治さんの圧倒的な圧迫感があったからこそ、それを乗り越えて母親を守ろうとした珠ちゃんの強さがより一層引き立っていたと感じます。
血の繋がりなんて関係なく、お互いを必要とし合う二人の姿は、人間が生きていく上で最も大切な愛の形を教えてくれた気がします。
金曜日の朝からこれほどまでに深く心を揺さぶられるドラマを観られたことに、強い感謝と感動を抱かずにはいられません。
ブラッサム(朝ドラ)6話ネタバレ考察
■花嫁姿の真意とは?第6話・第2週の展開を徹底考察
来週放送される第6話からの第2週「父からの、解放」では、舞台が大正2年となり、石橋静河さん演じる大人の珠ちゃんを中心とした新たな物語が動き出します。
高等女学校の4年生となった珠ちゃんは、学校で押し付けられる良妻賢母の教育に違和感を覚え、親友の角田忍ちゃんたちと共に自分たちの思いを表現する同人誌を作ろうと情熱を燃やすはずです。
しかし、そんな珠ちゃんの自由な精神の前に再び大きく立ちはだかるのが、相変わらず厳格で理不尽な父親の清治さんです。
清治さんは叔母の照子さんが持ち込んできた縁談を勝手に進め、珠ちゃんを従兄にあたる相手と結婚させようと画策する展開が予想されます。
珠ちゃんは父親の威圧に逆らえず一度は諦めて縁談を受け入れようとしますが、それが原因で親友の忍ちゃんから「父親に歯向かえないだけだ」と激しく責められ、深い絆で結ばれていた二人が衝突してしまうのではないでしょうか。
次週予告に登場した黒引き振袖の美しい花嫁姿は、まさにこの早すぎる最初の結婚を暗示しており、モデルである宇野千代さんの波乱に満ちた人生の第一章が幕を開けることを物語っています。
父親という大きな支配から抜け出し、自分自身の足で立ち上がって「書くこと」へ向かっていく珠ちゃんの孤独な戦いが、どのように描かれるのか期待で胸が高鳴ります。
まとめ
■今週の「ブラッサム」を振り返って
第5話は、幼少期の珠ちゃんとリョウさんが育んだ最高の親子愛が描かれ、第1週の締めくくりとして完璧すぎる名回でした。
子役の村上蘭ちゃんが見せてくれたストレートで熱い芝居は、観る者の心に深く刻まれ、バトンを受け取った石橋静河さんへの期待をこれ以上ないほど高めてくれました。
来週からは早くも最初の結婚や同人誌の制作といった怒涛の波乱が巻き起こりますが、珠ちゃんがどのようにして試練を乗り越えていくのか目が離せません。
どんな困難の中でも自分らしく咲き誇ろうとする珠ちゃんの歩みを、来週も毎朝正座して全力で応援していきましょう。
