■山寺宏一さんの基本情報：やまちゃんって何者？
今、ネットで「山寺宏一」という名前を検索しているあなた、きっと彼の圧倒的なキャリアと、波乱万丈なプライベートの両方に興味があるんじゃないでしょうか。
そう、彼はただの声優ではないんですよ、「七色の声を持つ男」として、アニメファンならずとも日本中の誰もが知るレジェンドなんです。
山寺宏一wikiプロフィール｜年齢・身長は？
プロフィールを簡単にまとめると、山寺宏一さんは1961年6月17日生まれ。
宮城県塩竈市で生まれ、宮城県出身です。
血液型はA型、身長は176cmと意外と高身長なんですね。
愛称はもちろん「やまちゃん」ですが、ラジオでは「バズーカ山寺」という弾けた名義を使うこともあります。
所属事務所はアクロスエンタテインメントで、声優業だけでなく、タレント、ナレーター、司会者、俳優と、まさにマルチに活躍されています。
個人的には、彼の声が聞こえない日はないんじゃないかってくらい、生活に溶け込んでいますよね。
山寺宏一｜経歴・年収は？
■華麗なるキャリア：七色の声の軌跡と推定年収2000万円の真実
山寺さんのキャリアは、本当に「七色の声」という言葉がぴったりで、その圧倒的な実力は誰もが認めるところです。
声優としてのデビューは1985年のOVA『メガゾーン23』の中川真二役で、この時すでに24歳でした。
彼の名前が一躍知られるようになったのは、1989年の『らんま1/2』の響良牙/Pちゃん役でしょう。
その後は、『新世紀エヴァンゲリオン』の加持リョウジや、『ドラゴンボール超』のビルス、そして国民的アニメ『それいけ!アンパンマン』のめいけんチーズ役など、誰もが知るキャラクターを演じ続けています。
さらに特筆すべきは吹き替えの分野で、ウィル・スミスやエディ・マーフィー、ジム・キャリーといったハリウッドトップ俳優の声を長年担当しており、特にウィル・スミスからは「僕も君のように演技しておけば良かったと思うこともある」とまで絶賛され、本人公認の吹き替え声優という地位を確立しています。
彼の知名度をアニメファン以外にも広げたのが、1997年から2016年まで約18年半もメイン司会を務めたテレビ東京の子供向けバラエティ番組『おはスタ』ですね。
こうした多岐にわたる活躍の結果、山寺宏一さんの推定年収はなんと2,000万円と言われています。
声優業界の平均年収が約200万円と低い水準にあることを考えると、この数字はまさにトップ・オブ・トップの証拠です。
これだけの収入と実績があれば、世間一般のデータとして、年収が高い方が結婚しやすいという傾向にも頷けますよね。
山寺宏一｜結婚歴・子供は何人？
■歴代の妻：3度の結婚と気になる「子供の有無」
山寺宏一さんのプライベートがこれほど注目されるのは、その華々しいキャリアに反して、これまでに3度も結婚と離婚を経験しているという波乱の人生を送っているからです。
彼の結婚歴を時系列で追うと、最初のお相手は声優のかないみかさん。
次に声優の田中理恵さん。
そして3度目のお相手がタレントの岡田ロビン翔子さんです。
ここで皆さんが一番気になっているのが「子供はいるの？」という点でしょう。
結論からお伝えすると、山寺さんはこれまでの3度の結婚生活において、子供がいるという公式な発表や確かな情報は一切確認されていません。
過去に山寺さんは「早く子供がほしい」とコメントしたことがあるという情報もありますが、最初の妻かないさんとの間にも、2番目の妻田中さんとの間にも、子供は生まれていません。
ネット上では「実は隠し子が…」「息子がいるのでは？」といった都市伝説も飛び交っていますが、これは彼がSNSで「甥っ子」とのやり取りを公開したことが誤解された可能性が高いようです。
これだけプライベートな情報を徹底的にガードしているのは、レジェンド声優としてのプロ意識の高さゆえかもしれませんね。
山寺宏一｜かないみかとの結婚の馴れ初め・離婚理由
■かないみかさんとの結婚・離婚：別れの原因は「生活スタイルの不一致」？
山寺さんの最初の結婚相手は、同じく声優で『それいけ!アンパンマン』のメロンパンナ役で知られるかないみかさんです。
馴れ初めは、もちろん『アンパンマン』のアフレコ現場などでの共演を通じて、山寺さんがかないさんに一目惚れしたことがきっかけだと言われています。
二人は1993年5月23日に結婚し、約13年間の結婚生活を送りましたが、2006年に「性格の不一致」を理由に離婚されています。
この「性格の不一致」という言葉の裏には、具体的な生活のすれ違いがあったとされています。
山寺さんは1997年から『おはスタ』のメインMCを務めていたため、毎朝3時には起きるという超朝型の生活を送っていました。
一方で、かないみかさんは周囲から酒豪と言われるほどお酒が好きで、夜通し酒盛りを連日行っていたそうです。
朝早く起きて仕事に向かう山寺さんと、夜中まで飲んでいるかないさんでは、生活サイクルが完全に逆転してしまい、これが大きな摩擦を生んだ原因になったのかもしれません。
離婚の際には、当時話題となった地上3階、地下1階建ての豪華な豪邸を、山寺さんがかないさんに財産分与で譲り渡したというエピソードもあります。
ですが、特筆すべきは離婚後の関係で、二人は現在も不仲ではなく、山寺さんの3度目の結婚の際には、かないさんから「もうじき還暦！！ Wおめでとう?祝祝祝」と心からの祝福コメントが送られています。
山寺宏一｜田中理恵との結婚の馴れ初め・離婚理由
■田中理恵さんとの離婚：馴れ初めは食事会！離婚後の意味深な反応とは
山寺さんの2度目の結婚相手は、声優の田中理恵さんでした。
二人の馴れ初めは意外にも共演ではなく、共通の知人に誘われた食事会で初めて会話をしたのがきっかけです。
そこで意気投合し、連絡先を交換して交際に発展したと言われています。
山寺さんは前妻との離婚後も再婚願望があり、友人に相談していたところ、田中さんを紹介されたそうです。
2012年6月17日、山寺さんの51歳の誕生日に結婚を発表し、この時のツイートは2012年に日本で最も多くリツイートされ、当時大きな話題になりました。
しかし、約6年後の2018年8月3日、二人は同年7月に離婚していたことをTwitterで公表しました。
公にされた離婚理由は「お互いが思い描く将来のために、それぞれの道を歩いていく」というもので、円満な離婚であることを強調していました。
しかし、ネット上では様々な憶測が飛び交いました。
田中さんが離婚発表の直前に「寝れない上に食欲無い、、、頑張って寝る」など、メンタル的に不安定なツイートをしていたことが、ショックの大きさを物語っていたかもしれません。
さらに、山寺さんの3度目の結婚が発表された際、田中さんのYouTubeチャンネルの共演スタッフが「うわ…やっぱりね…最低……」と呟き、田中さんがそれに「いいね」を押したことが報じられ、不倫疑惑が原因だったのではないかという意味深な憶測を呼びました。
真相はわかりませんが、公のコメントとは裏腹に、二人の間には乗り越えられない大きな溝があったのかもしれませんね。
山寺宏一｜岡田ロビン翔子との結婚の馴れ初め
■31歳差婚の真実：岡田ロビン翔子さんとの馴れ初めと感動のプロポーズ
そして迎えた山寺さんの3度目の結婚！
お相手は、元アイドルグループ「チャオ ベッラ チンクエッティ（旧THE ポッシボー）」のメンバーでタレントの岡田ロビン翔子さんです。
2021年6月14日に結婚を発表した際、山寺さんが当時59歳（直後に還暦）、岡田さんが28歳という、なんと31歳差（実質32歳差）の「超」年の差婚が大きな話題となりました。
二人の馴れ初めは、2015年から2020年まで共演していたbayfmのラジオ番組『The BAY☆LINE』でした。
交際に発展したのは、山寺さんが2020年3月に番組を卒業した後で、仕事や人生について語り合ううちに、岡田さんが山寺さんの真面目で誠実な姿、そして繊細な部分に惹かれていったそうです。
岡田さんのコメントには、「びっくりするくらい繊細な彼を支えていきたいという思いが芽生えました」とあり、この年の差婚が、単なる若さへの憧れではなく、お互いの人間性を尊重し合った結果であることが伝わってきます。
さらに、プロポーズのエピソードもロマンチックです。
山寺さんは2度プロポーズしており、2度目には「1日でも長生きするから、結婚してください」という、彼の年齢を考えた上で真摯な覚悟が伝わる言葉で承諾を得たそうです。
彼の誠実さと、岡田さんの決意が重なって生まれた愛の形ですね。
山寺宏一｜出身中学・小学校は？
■学歴・出身校を深掘り：声優の原点は「暗黒時代」と「落研」にあり！
山寺宏一さんの学歴を辿ると、その声優としての原点が見えてきます。
まず出身小学校は、宮城県の多賀城市立多賀城小学校です。
彼は幼少期は引っ込み思案だったそうですが、小学4年生の頃にクラスメートに「声が面白い」と言われたことで、自分の声の特異性に気づき、ものまねを披露するようになったそうです。
出身中学校は、宮城県の塩竈市立第一中学校です。
中学時代はバスケットボール部に所属しましたが、膝を壊してしまい3年間控え選手で、本人曰くこの時期は「暗黒の時代」だったと振り返っています。
山寺宏一｜学歴(出身高校・大学)は？
そして出身高校は、宮城県立の多賀城高校（普通科、偏差値57）です。
高校でもバスケットボール部のマネージャーを務めており、運動が苦手ながらもチームを支える役割を担っていました。
そして進学したのが、東北学院大学 経済学部商学科（現 経営学部経営学科、偏差値47）です。
ここで彼の人生を決定づけたのが、落語研究会（落研）への所属です。
落研では「波慣家 文好」という芸名を名乗り、会長まで務めるほどのめり込みました。
山寺さん自身、「落研に入っていなかったら、声優の仕事をしていないと思います」と語るほど、落語漬けの日々で培われた「一人で何役も演じ分ける表現力」や「話術」が、今日の「七色の声」の基礎を築いたんです。
大学卒業直前まで広告代理店の営業マンを目指して就職活動をしていたというから驚きですが、生協で偶然手にした『声優になるには』という本が彼の運命を変えました。
こうして、役者を目指し、俳協養成所へ入所し、1985年に声優としてデビューを飾ったわけです。
まとめ
■山寺宏一が追い求める「幸せの形」
山寺宏一さんの人生は、まさに声優界のトップランナーとして活躍する「プロの顔」と、3度の結婚・離婚を経験した「人間・山寺宏一の顔」が同居する壮絶なドラマだと感じます。
彼のキャリアの土台は、地元宮城での学生時代のコンプレックスや、落語研究会での地道な努力によって築かれました。
推定年収2,000万円を稼ぎ、誰もが認めるレジェンドとなった彼ですが、プライベートでは「時間差一夫多妻制」という言葉で揶揄されるほど、結婚と離婚を繰り返しています。
しかし、それは彼が常に人生を本気で生きている証拠であり、お相手に誠実に向き合い、時には別々の道を選ぶ勇気を持っているからではないでしょうか。
特に3度目の結婚である岡田ロビン翔子さんとの31歳差婚は、世間の固定観念を破るものでしたが、年齢差を超えてお互いの繊細さや真面目さを尊重し合う関係性は、多様な幸せの形を示す一つの例となるでしょう。
彼の人生は、「人間はいくつになっても成長出来ると信じています」という彼自身の言葉を体現しているかのようです。
これからも山寺宏一さんが、仕事でもプライベートでも、型にはまらない自分らしい幸せを追求していく姿を、心から応援したいですね。
山寺さんの声の魅力が、まるで自在に形を変える粘土細工のように、彼自身の人生の柔軟さと重なり合っているように感じます。彼がどんな形を選んでも、その表現力には注目が集まり続けることでしょう。
