「東大卒の才女」「超セレブ」として知られる髙田万由子さんについて、深く掘り下げてみたいと思います。
彼女が持つ品の良さやブレない強さは、一体どこから来ているのでしょうか。
その秘密は、彼女を育んだ驚異的な家柄と、ユニークなご家族の教育方針にありました。
ネットで噂される豪華なエピソードの数々を、一つ一つ検証していきましょう！
高田万由子wikiプロフィール｜年齢は何歳？
髙田万由子さんは1971年1月5日生まれの東京都出身です。
2025年12月現在で54歳となられていますが、その美しさと知的な魅力は衰え知らずですよね。
身長は164cm、血液型はA型です。
彼女のキャリアは、東京大学に在学中にタレント・女優としてスタートを切ったことから「元祖・高学歴タレント」として知られています。
特技はフランス語と乗馬で、なんと乗馬大会で優勝した経験もあるというから驚きです。
現在、生活の拠点は夫であるヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんと共にロンドンにあり、日本での活動は不定期ながらも、その存在感は抜群です。
高田万由子｜経歴
髙田さんの芸能界入りのエピソードは、まさに運命的というか、時代を象徴しています。
東京大学に進学後、大学1年生の時に日本テレビのイベントコンパニオンのアルバイトを経験しました。
大きな転機は、大学2年生だった1991年7月です。
伝説的な写真家である篠山紀信さんの名物企画「週刊朝日」（紀信の女子大生シリーズ）で表紙モデルに起用されたことがきっかけでした。
これがすぐにミノルタの広告モデルへの抜擢に繋がり、なんと同年には『たけし・逸見の平成教育委員会』のレギュラーとしてテレビデビューを果たします。
東大生がテレビで活躍することがまだ珍しかった1990年代前半に、彼女はインテリタレントの先駆けとして一気に注目を集めたんですよね。
その後も女優として活躍し、1995年にはドラマ『罠の女』で初主演を飾り、1999年3月には葉加瀬太郎さんと結婚しました。
現在は夫の仕事の影響でロンドンに住んでいますが、最近では英国で学校を設立するためのマーケティング業にも従事されているとのことです。
高田万由子｜実家は金持ち？
髙田さんの実家が「とんでもないお金持ち」であることは、有名な話ですが、その豪奢なエピソードは庶民の想像を遥かに超えています。
かつて高田家が所有していた大豪邸は、東京都港区虎ノ門の一等地にあり、その敷地面積はなんと500坪にも及びました。
その資産価値は時価200億円とも言われていたそうで、大正時代の名残を残す由緒正しい建物だったそうです。
あまりに立派な建物だったため、近隣の「ホテルオークラ」と間違えて入ろうとする観光客が続出したというから、その規模たるや想像を絶しますよね。
彼女自身も「部屋数がいくつあったかわからない」「入ったことがない部屋があった」と語っていたというから、本当に規格外の豪邸だったのでしょう。
子ども時代には、父親が運転する深緑色のロールス・ロイスで小学校に送迎されていたそうですし、東大合格のお祝いには、両ドアが上に開くガルウィングの車をプレゼントされたというから、セレブエピソードのオンパレードです。
ちなみに、この虎ノ門の豪邸は2002年に解体され、現在は「虎ノ門タワーズオフィス」が建っていますが、ご両親はその後、西麻布の高級マンションに転居されました。
高田万由子｜家系図は？
髙田万由子さんの実家が富豪である背景には、日本の近代史に深く刻まれた名家としてのルーツがあります。
彼女の高祖父は、明治時代に兵器機械商社「高田商会」を設立した高田慎蔵（たかた しんぞう）です。彼は「明治三大貿易商の一つ」とまで称され、三菱や三井に次ぐ「大関」と評されるほどの大財閥を一代で築き上げました。
さらに、彼女の曽祖父である高田釜吉（たかた かまきち）は、実は「天下の糸平」と呼ばれた大実業家の田中平八（たなか へいはち）の三男にあたります。釜吉さんは高田慎蔵の娘婿となり二代目社長を継ぎましたが、関東大震災などで高田商会は破綻してしまいました。
そして、彼女の祖父は、東京帝国大学医学部出身の病理学者で、日本脳炎の予防策やポリオのワクチン開発にも尽力した北岡正見（きたおか まさみ）という、日本病理学の権威でした。
父の高田祐一さんは、この医学者・北岡正見さんの長男として生まれ、後に高田家の養子（婿養子ではない）に入り、高田姓を継いでいます。
高田万由子｜父親の死因は？
髙田万由子さんの父親は、高田祐一（たかた ゆういち）さんです。
祐一さんの職業は、高級外車の輸入販売会社「UNION・高田商会」の経営者（社長）でした。ロールスロイスやベンツといった高級車を専門に扱っていた実業家です。
祐一さんは「昭和生まれの明治育ち」と自称するほどの厳格な「頑固オヤジ」だったそうです。特に葉加瀬太郎さんとの結婚には当初猛反対し、葉加瀬さんを「楽隊屋」と呼び、結婚を許すまでに2?3年もの時間を要したというエピソードは、彼の厳格さを象徴しています。
残念ながら、祐一さんは2004年に68歳という若さで他界されています。
死因は病死と公表されていますが、詳細な病名については明らかにされていません。
高田万由子｜母親は？
髙田万由子さんの母親は、高田智子（たかた さとこ）さんです。
武蔵野女子大学を卒業後、22歳（または23歳）で11歳年上の祐一さんとご結婚されました。
智子さんの教育方針は、「高級品ではなく、知識や経験など人に盗まれないものを身につけなさい」という、非常に教養を重んじるものでした。
彼女自身も大変な勉強好きで、髙田さんが10歳の頃から9年間連続で、毎年1ヶ月間のパリ短期留学を続けていたというから、行動力も素晴らしいです。その経験を活かして、留学に関する書籍も出版されています。
娘の万由子さん、そして孫の向日葵さんと親子三代でブルガリのキャンペーンに登場するなど、その美貌とエレガントさが今も注目されています。
高田万由子｜兄弟は？
髙田万由子さんには、兄弟姉妹はいません。
彼女は高田家の一人娘として育ちました。
そのため、由緒ある高田家の家名を残すという責任から、夫の葉加瀬太郎さんが結婚に際して婿養子に入ることになりました。
葉加瀬太郎さんの本名は「高田太郎」さんになったわけですが、名家の重責を背負う大変さは、きっと並大抵のものではなかったでしょう。
高田万由子｜学歴(大学・出身高校)は？
髙田万由子さんは小学校から高校までカトリック系の名門お嬢様学校、白百合学園に通われていました。
出身高校は白百合学園高等学校で、高校2年生の時には、スイスの超セレブ校「ル・ロゼ」に1年間留学をしています。この留学のために、当時の白百合学園の規則で一度退学し、帰国後に編入試験を受けて復学するという、前例のない対応を取ってもらっています。
出身大学は、東京大学です。
学校への恩返しをしたいという気持ちから国立大学の最高峰である東大の受験を決意し、高校3年生の10月から独学で猛勉強を始めました。塾には通わず、毎日3時間を100日間続けるという驚異的な集中力で勉強を進め、見事に後期試験で文科三類に合格。文学部西洋史学科を卒業しました。
高田万由子｜出身中学・小学校は？
髙田万由子さんは、一貫して白百合学園の教育を受けています。
出身小学校は白百合学園小学校で、4年生からフランス語を学んでいました。塾などには行かず、父親に連れられて山や海で過ごす活発な子どもだったようです。理数系は苦手で、テストで0点を取ったこともあるという、意外な一面も持っています。
出身中学校は白百合学園中学校です。この中学時代に、彼女はシブがき隊のモッくん（本木雅弘さん）の熱狂的な大ファンとなり、追っかけをしていたという、実にミーハーなエピソードが残っています。この芸能界への憧れが、後のデビューに繋がっていくわけですから、運命というのは面白いものです。
まとめ
髙田万由子さんは、明治三大貿易商の創業者である高田慎蔵氏や、天下の糸平・田中平八氏の血を引く、日本の近代史を彩る名家のサラブレッドでした。
そのルーツから来る豪奢な生活ぶりは伝説的ですが、同時に、両親から受けた「知識や教養こそが財産」という教育方針のもと、努力を重ねて東大を卒業し、自立した女性としての地位を築き上げました。
夫の葉加瀬太郎さんは婿養子として家名を継ぎ、長女の向日葵さん、長男の万太郎さんのお子さんたちも、ロンドンを拠点に国際的な価値観と才能を伸ばしています。
圧倒的なルーツと知性を持ちながら、自然体で嫌味がない彼女の姿は、まさに「地球上自由行動」という言葉を体現していると言えるでしょう。
彼女のブレない強さの秘訣は、強固な精神的基盤と、どんな状況でも自力で道を切り開ける「知識」という名の財産を、両親から受け継いだことにあるのだと私は強く感じました。
